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こんばんわ。福岡に住む在日コリアンのものです。近頃韓流ブームなどもあり書店に行くとハングルのテキストなどがありますが大多数の本のタイトルには「韓国語」と書いてあります。近所でハングルを教えている教室も「韓国語」教室となっています。
私が思うに主に朝鮮半島の南に住む人達が使用する(ソウル中心の)地域言語としての「韓国語」はあっても一つの正式な言語としての「韓国語」はないのではないかと思うのですが。(あくまでも私自身の主観です。)歴史的に見ても正式には「朝鮮語」の方が正しいと思うのですがどうなんでしょう?
やはり朝鮮語と言うと(北朝鮮の事などもあり)堅苦しいイメージがあり(商業的な理由で)使うのを避けているのでしょうか?それとも何か他に理由があるのでしょうか?
「朝鮮語」と「韓国語」のどちらが正しいのか理論的に説明お願いします。

A 回答 (18件中1~10件)

>「朝鮮語」と「韓国語」のどちらが正しいのか理論的に説明お願いします。



言語というものは国家の枠には属していません。民族・文化のレベルで捉えるべきものです。

これを踏まえて考えると、韓「国」語は明らかにおかしいでしょう。
 ※中「国」語はどうなんだ、と指摘されそうですが、「中国」は国の呼称というよりは
  地域の呼称です。以前はシナと呼んでいたのと同一概念です。
  対して韓国は(少なくも現状では)大韓民国という国家を現す概念/呼称と思います。


あの半島、及びその周辺(中国東北部や日本を含む)に住んでいる人々を地域的・民族的・文化的に捉えた総称は、現在は「朝鮮」以外にないでしょう。(高麗は一つの対案です)
現に、戦前、そして戦後20年間ほどは「朝鮮語」が普通の呼び方で、韓国語との呼び方は(浅学にして)聞いたことがありませんでした。(韓国での状況は知りませんが)

ところが、日韓国交正常化(1965年)の頃から、「朝鮮語」との呼び方に異を唱える人達に意を配って「韓国語」と呼ぶ人(主にマスコミ?)が増えるようになっただけです。
もし誰も異を唱えていなければ、それまで通り「朝鮮語」との呼称が継続していたはずです。

従って、あの地域で主に話されている言語に対する、自然な呼び方は「朝鮮語」となるというのが私の考えです。

ただ、以上は質問者が望んでいる「理論的な」見解であって、
その言葉を話している人々の過半数(※)が朝鮮語と呼んで欲しくないと思っているのなら、それはそれで斟酌せねばならないでしょう。
 ※南側住んでいる人達の殆どがそう思っていると仮定して

何れにしても、相手のあることを「理論」だけで決めようとすると相手を傷つけ、摩擦を生じ、国際センスのなさを露呈し、国際社会での評価を自ら低下させることにもなりかねません。
コトはそう簡単ではありません。


「北と南では言葉が少し異なる」「我々が主に想定/対象としているのは南の言葉だから韓国語と呼ぶのが妥当」との意見が出ていました。
しかし、この説に従えば、世界中で教えられている日本語は「東京語」「山の手語」と呼ばねばなりませんし、英語も米語、スペイン語も中南米語と呼ぶことになってしまいます。

「南の言葉を想定/対象にしているから韓国語でよい」というのは、正当化するために後から取って付けた牽強付会の論ではないでしょうか。
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No.13,16です。


field_of_viewさんの、No.17について。
☆元々の質問に対する回答でなく、回答者同士で意見を交わすのは、(ある程度は許されるにしても)度を越すべきではないでしょうから、程々にしておきますが...

>>また、そこの人が話す言葉をその国の名前で呼ぶべきではないのでしょうか?
>どういう意味でしょうか...もう少し具体的にお願いします...

field_of_viewさんが、「朝鮮語と呼ぶべきでない」理由として、「(北とは)直接の関係がない」と書かれたので、
「直接の関係がないから、そこの人達が話す言葉をその国の名前で呼ぶべきでない」と言うのはおかしくないですか との意味です。

>逆に昔の馴染みのない名前よりは今の名前で馴染み在る名前のほうがわかりやすいのではないですか?もし現在私達が喋っているのは”日本語”ではなく、”邪馬台国語”といわれてもみなさん戸惑いませんか?

「昔の名前で呼ぶべき」とは言っていません。
「政権・国家の変遷を超越した、その地域・社会・文化を総称した呼び方をするべき」と言っています。
分かりやすい例はロシア語です。あの地域の呼称は数百年前からロシアです。過去70年余り「ソ連」といったからといって「ソ連語」とは誰も呼んでいません。もし「ソ連語」と呼んでいたら、今頃はまた「ロシア語」に戻すハメになっていました。
日本の隣の半島の場合には「朝鮮」が「ロシア」に当たります。
邪馬台国は過去の一時的な政権・国家の名称に過ぎず、二千年ほどの歴史を通じてみれば「日本」が最も相応しい名前です。
仮に、日本が複数の国家に分裂した場合、field_of_viewさんは自分たちの言葉をどう呼んで欲しいですか? 国家は分裂しても言葉は一つです。 やはり「日本語」と呼び続けたい/呼んで欲しいのでは?
それとも、所属することになった国が「エゾ共和国」と称したら「エゾ語」と呼びたいですか?

>戦後日本は韓国との関係が深く、北朝鮮とは物質的にも関係が薄いので、韓国に馴染み、韓国語と呼ぶ結果になったのでは?

ご指摘のことが「韓国語」と呼ぶ大きな理由でしょう。
ただ、(確証は持っていませんが)韓国から「朝鮮語」「朝鮮半島」などの用語を使うなとの要望(圧力?)が日韓国交交渉の頃に政府レベルであり、日本政府やマスコミはそれを受け入れた結果、「朝鮮」が無理矢理に「韓国」に変えられたと思っています。
日本人が自発的に「韓国」と呼ぶようになったのなら、私も「そう呼ぶべきでない」というつもりはありません。(それでも理論的・学問的には「朝鮮語」と呼ぶべきとは思いますが)

>結局はそのときの政治や時流によってすべては決まりますから。

私の意見は正反対です。政治や時流に流されない呼び方をすべきだというのが根本の考え方です。(でも、現実には難しいことも承知しています)


Field of viewさんは恐らく誤解されていると思います。
私は、現在の情勢下で「朝鮮語」と呼ぶべきとは言っていません。理由は南の人がそれを嫌うからです。
(このことはNo.13で言明したつもりです)

私が言っているのは、次の2点です。
・理論的・学問的には「朝鮮語」が正しい
・field_of_viewさんがNo.15で挙げられた「朝鮮語と呼ぶべきでない2つの理由」にはおかしな点がある

「では、お前は現実問題として、今の日本社会で、あの言葉をどう呼ぶべきと思っているのか」と詰問されると... 返答に窮するのが正直なところです。
 -自分の考えとしては「朝鮮語」で、そう呼ぶように努めている
 -でも、南の人が嫌がるから「Korean」にすべきか。しかし不自然だ
 -「韓国語」はどうしても抵抗がある


以上は言語の呼び方についてでしたが、あの半島に住む人々をどう呼ぶかは、もっと悩ましいですね。
つまり日本人が「朝鮮人」と呼ぶことに対する、あの人達の反発が「朝鮮語」よりもずっと激しいので...

☆冒頭に書いたように、元の質問者が参加しない形での議論はホドホドにしましょうね
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またまたNo.15 Field of view です。


No.16のコメントについてですが....

>「国レベルでつき合いがない」からといって、その国の人とは「直接の関係がない」のでしょうか?

確かに、関係がないと言ってはいけないかもしれません。ご指摘の通り、貿易もあり、電話も手紙も通じます。しかし、北朝鮮との貿易、またその他の関係と韓国とのそれを比べると、すずめの涙です。結果的には韓国との関係のほうが深く、また重要になってるわけです。多分これは程度問題です...

>また、そこの人が話す言葉をその国の名前で呼ぶべきではないのでしょうか?
どういう意味でしょうか...もう少し具体的にお願いします...

>そもそも、言葉/言葉の名称と、(国交の有無など)政治とは何の関係もありません。というか、関係させるべきではありません。
正論です。国交があるかないかで決めるのはよくないと思います。しかし私の意見では戦後日本は韓国との関係が深く、北朝鮮とは物質的にも関係が薄いので、韓国に馴染み、韓国語と呼ぶ結果になったのでは?

>言葉や民族は千年単位の寿命があるのに対し、国家は永くても3-7百年です。国家の興亡の度に言葉の名前を変えるべきではありません。
そのような事を誰が決めたのでしょうか?逆に昔の馴染みのない名前よりは今の名前で馴染み在る名前のほうがわかりやすいのではないですか?もし現在私達が喋っているのは”日本語”ではなく、”邪馬台国語”といわれてもみなさん戸惑いませんか?


>さらに言えば、朝鮮民主主義人民共和国と国交がないから「朝鮮語」と呼ぶべきでないとか、大韓民国と国交があるから「韓国語」と呼ぶべき というのは(外務省が言うのならまだしも)主体性ある国民/個人が取るべき態度ではないと思います。
”国交があるから呼ぶ、ないから呼ばない”ではなく、関わりが薄いから結果的に関わりの深いほうの名前にしたのではないんですか?

>つまり、「朝鮮」という言葉自体には差別性はありません。
確かに国際的に見たら”朝鮮”という言葉には差別性はありません。問題は私達日本人がKoreanという言語をどう呼ぶかについてです。仰るとおり、”朝鮮”という言葉はいたるところで存在します。しかし、私達日本人が”朝鮮人”というとそれは差別ととらわれ、非難されます。なので、私達がKoreanという言語を呼ぶとき、わざわざ”朝鮮語”と言って問題を引き起こすよりも”韓国語”と言う安全策をとったほうがよいのです。なので、”朝鮮語”というのは理論上あってるとしても日本でハングルのテキストを売るとしたら”韓国語”としたほうが正解なのです。

>今では「朝鮮語」という言葉/呼び方に差別意識を込めている人はあまりいないと思います
いえ、います。”ちょんぼ”という言葉をご存知ですか?あれのチョンは朝鮮のチョンからとっています。つまり、知らなくても日本人は潜在的に朝鮮半島の人々(韓国人、または朝鮮人)を卑下してるのです。また、なにか韓国人といざこざがあったとき、”この朝鮮人が!”と言うのをよく聞きます。だから韓国人が”朝鮮人”と呼ばれるのを嫌がっても当然だと思います。

正直言ってshanshan47の言い分も正論であると思いますし、これに関しては正しい答えなどないと思います。結局はそのときの政治や時流によってすべては決まりますから。
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No.13です。


No.15(field_of_view)さんのご意見に関してコメントさせてください。

>しかし、朝鮮語と呼ぶのにはいくつか問題があります。
>1.日本は戦後韓国としか直接の関係がない。

「韓国としか直接の関係がない」とは国交のことかと思います。
確かに、国レベルではご指摘の通りです。
でも、「国レベルでつき合いがない」からといって、その国の人とは「直接の関係がない」のでしょうか?
細いパイプではあっても、人の行き来はありますし(例の万景峰号や第三国経由で)、貿易もあり、電話も手紙も通じます。
国レベルでつき合いがないということだけで、どうしてその国と「関係がない」といえるのでしょうか。また、そこの人が話す言葉をその国の名前で呼ぶべきではないのでしょうか?
そもそも、言葉/言葉の名称と、(国交の有無など)政治とは何の関係もありません。というか、関係させるべきではありません。
言葉や民族は千年単位の寿命があるのに対し、国家は永くても3-7百年です。国家の興亡の度に言葉の名前を変えるべきではありません。

さらに言えば、朝鮮民主主義人民共和国と国交がないから「朝鮮語」と呼ぶべきでないとか、大韓民国と国交があるから「韓国語」と呼ぶべき というのは(外務省が言うのならまだしも)主体性ある国民/個人が取るべき態度ではないと思います。


>2.朝鮮というのは差別的な意味がある

「朝鮮」という言葉自体に差別的な意味はありません。
その証拠に、半島の北側では自分たちの国名に「朝鮮」をつけています。どこの国が、自分たちを差別する言葉で自分たちを呼ぶでしょうか。
これは北側に限った話しではなく、南側でも同じで、「朝鮮日報」という大新聞社が現存しています。

歴史的にも、箕氏朝鮮(前323-194)、衛氏朝鮮(前194-108)、李氏朝鮮(1392-1910)と言った「朝鮮」を国号に持つ王朝がかつて存在していることからも、朝鮮が蔑称でないことがお分かりいただけるでしょう。
★「朝鮮」は二千年ほど前に、中国が蔑視を込めて名付けたとの説がありますが、たとえそうであっても、それ以降に本人達が自称として用いているので、今は考えなくてもよいでしょう

つまり、「朝鮮」という言葉自体には差別性はありません。

では、どういう場合に半島の人達は「朝鮮」に反発するのでしょうか?
それは、日本人が「朝鮮」という言葉を使う場合でしょう。
つまり、日本人が差別感を込めて「朝鮮」「チョン」などと呼び、弾圧を繰り返したからこそ、日本人が「朝鮮」という言葉を使うことに拒絶反応を示す訳です。

今では「朝鮮語」という言葉/呼び方に差別意識を込めている人はあまりいないと思いますが、それでも(それが頭では分かっていても)半島の人(特に南側の人?)は、日本人が「朝鮮語」と呼ぶことに拒否反応を示すのだと思います。


お友達のKorean高校生に、私の以上の考えを確かめてみてください。
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英語だと、韓国はSouth Korea,北朝鮮は North Koreaとなっています。

また、南朝鮮というと韓国をさす場合は多いと思います。
つまり、理論的には korea = 朝鮮 となります。
しかし、朝鮮語と呼ぶのにはいくつか問題があります。
1.日本は戦後韓国としか直接の関係がない。
2.朝鮮というのは差別的な意味がある
といことで、朝鮮語と呼ぶのを避けてるんではないんでしょうか?
事実、今学校で(アメリカの高校)で韓国人の前で”朝鮮”というと物凄く反発に会います。韓国ではそれが差別用語だと教えられてるんだと思います。そのため”挑戦”と言うのも気をつけなければいけない場合が多いです。
アメリカに来て、”朝鮮”が差別的意味を含んでいるのを知ってから年配の方が朝鮮人などと言うのを聞くと憤りを感じます。話がずれますがそういうことを発言する方は戦時中の日本人と意識が違わない、人種差別をする方だと思います。
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 こんばんは、私も参加させてくださいな!


 十年以上前に某省庁 (伏魔殿・・・) と某国際協力団体が関わる、
日韓学生セミナーとか言うプログラムに参加し、その後も独学で色々と
調べてきました。 独学と言うこともあり、決して正しくはないかも知れない
ことを、先にお詫びしておきます。

 理論的どうのこうの、については、#13の方の仰るとおりです。
 国家のものとして捉えるのではなく、有史以来の民族や文化の概念と
して考えるべきだと、私も思います。
 国家つまり政治的に勝手に引いたラインは、民族や文化の
境界線とは一致しませんから。
 
>地域言語としての「韓国語」はあっても一つの正式な言語としての
>「韓国語」はないのではないかと思うのですが。
>歴史的に見ても正式には「朝鮮語」の方が正しいと思うのですが
>どうなんでしょう?
 この考え方は決して間違いではないと思われます。

 北側でも同じ文法、同じ発音、同じ語彙 (つづりは多少に違う場合も
ありますが) の言語を使っているわけですし、南北に分かれる前、さらに
日本に侵略されるまでは、『李氏朝鮮』 が何百年と続いたわけですから、
(王朝が滅びて、植民地にされる十数年間は 「大韓帝国」 と国名が
変わりましたが) 「朝鮮語」 表記の方が妥当だと、私も思います。
 韓国はあくまでも国家名、政治的境界内の名称ですから。
 (=国家つまり政治的に勝手に引いたラインは、民族や文化の境界線
とは一致しません、と言うことの根拠でもあります)

 それにうろ覚えなのですが、東京外国語大の朝鮮語学科の学生からも、“学術的には朝鮮語の方が正しい” と言うような話を聞いたこともあります。
 上の東京外国語大学も、大阪外語大学も、『韓国語学科』 ではなく
『朝鮮語学科』 という学科名ですしね。
 それに、大阪外語大が出版している大辞典も、『朝鮮語大辞典』 ですし。

 つまり、地理的・学術的・歴史的に見ても、「朝鮮語」 の方が妥当だと
私も言い切れるのですが、やはり政治的な配慮もあり、無難な線を選んで
『韓国語』 と言う表現をしているようです。
 そしてNHKの講座名も、#2の方の答えの通り、両方の国からクレームが
つくと言う理由からです。

 ですが、無知な多くの日本人たちは、そのNHKの紛らわしいやり方が
原因で、『ハングル語』 という言語なんだと、かたくなに信じ込んでますね。 
 いかにも教養のなさげなイナカのオバちゃんたちが、オウムのごとくに、
「ハングル語、ハングル語」 って連呼しているのを見ると、ムシズが走りますよ、マジで。
 かと言って、親切のつもりで教えてやったところで、イヤミったらしいなどと受け取られるのが関の山ですから、放っときますけどね。

 それに、ハングルは飽くまでも、教育を受けられない文盲の人民の為に、
14世紀当時の国王 (世宗=セジョン) が、学者に召集をかけて作らせた
人工文字でしかありません。
 当然、言語そのものの表記などではありませんし、教養のない下層階級の
言葉として、ヤンバン (貴族) 階級からは蔑視されていました。
 
 しかも笑える?ことに、北の方ではハングル (正しい文字、あるいは
真の・偉大なる文字) とは呼ばずに、チョスングル (朝鮮の文字) と呼びますから、NHKの涙ぐましい (??) 努力も、本当は意味がないんです。
 
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すいませんが、また回答させて下さい。


当の韓国人は自国の言語を何と言っているかというと「ハングッオッ」と言っています。この「ハングッ」というのは「ハングル」に似ていますが、いわゆるハングル語講座の「ハングル」とは違います。ハングッとは「韓国」のことで、ハングッオッとは「韓国語」という意味です。では「ハングル」とは何かということですが、ハングルとは文字の種類のことです。日本語でいうなら「ひらがな」とか「カタカナ」に相当するものです。英語講座を「アルファベット語講座」と言っているようなものです。
その言語を話している本人たちが「韓国語」と言っているのであれば、「韓国語」と表現する。と言うのが最もシンプルな考え方ではないでしょうか。
地理的文化的には「朝鮮」が全体を現しているという考え方もあると思いますが、不幸にも半世紀以上分断されて交流が途絶えている以上、悲しいですが地理的にも文化的にも若干の相違ができているとも考えられます。
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名称は一つの主張であり哲学であると思います。

不幸にして大戦後半島の国家は分断され、南半分は大韓民国となりましたが、朝鮮半島や中国東北部にいる朝鮮族の皆さんが使っている言葉として一般的に捉えれば朝鮮語と言うべきではないでしょうか。
日本語、中国語、英語等に対応するのはやはり「朝鮮語」ではないかと思うのです。
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私は、地理的・文化的には「朝鮮」が全体を表すと思うので、半島は「朝鮮半島」、対馬と朝鮮半島の間の海峡は「朝鮮海峡(韓国では大韓海峡らしいが)」だと思います。

言葉も「朝鮮語」でしょう。
ただ、韓国では「朝鮮」は差別語だと主張する向きもあるようです。北が「朝鮮」を国号としているので、差別には当たらないと思いますが。
歴史的には三韓時代というように「韓」という名称もありますし、1910年の韓国併合で併合した相手は「大韓帝国」でしたね。1895年に朝鮮王国が清国の属国から独立国になり、1897年に大韓帝国になったのだから「韓」が国であるという考えもあるのでしょう。
しかし、「韓国語」というのはこなれませんね。「韓語」なら納得しますが。
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日本では昔からこの言語を朝鮮語と言ってきましたし、今でも学会関係は朝鮮語が主流です。

日本で出版される権威のある辞書も「朝鮮語辞典」などという名前になっています。

NHK がハングル講座を始めるときも最初朝鮮語講座という名前にしようとしたのですが、韓国側からクレームが付き、また韓国語講座にすると北朝鮮からクレームが付くので苦しまぎれにハングル講座になりました。

「ハングル」という言葉も韓国で使われているだけで北朝鮮では使われていないのであまり意味が無いのですが、北朝鮮からはクレームが付かなかったのでこれに落ち着いたようです。

韓国は日本人が朝鮮という言葉を使うのは差別だと主張し、例えば朝鮮語は韓国語、朝鮮半島は韓半島というべきだと要求していますのでこれに従っているのでしょう。さすがに韓半島と言っている人はあまりいないと思います。

ちなみに韓国と北朝鮮の言葉は差が有りますが日本国内の方言程度の差で二つの言語というほどではありません。
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