天使と悪魔選手権

新聞を見ていると、よく目にするのが、
「与党政府は~~」という文言です。

日本が議院内閣制だということはわかっておりますが、
与党と政府がどれほど密接に関わっているのかがよくわかりません。

なぜ「与党」や「政府」どちらか一方ではなく、
「与党政府」なのでしょうか。

どういった場合に「与党政府」で協議するのでしょうか。


どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

こんにちは。



日本では、以前から法律をつくる際や税制の取りまとめをするときに、
その案を国会に提出する以前の段階で、
与党の国会議員と政府(主として中央省庁の官僚)が案をすり合わせて、まとめています。

よく言えば国会両議院で審議するまえに、
”完璧な状態”にしています。

この意思決定というか意思を形成するやり方は、
「与党事前審査」とも呼ばれています。
憲法や法律その他の法規で明文上まったくないのもので、
事実上の慣行です。
(詳しくは、参考URLで読みやすいものをみてくださいー、ちょっと自分が言うと長くなりそうなので…^^;)

ちなみに、議院内閣制を採用していると言われている国々の中で、与党事前審査をしている国は日本だけです。
(こう言いますが、よくもわるくもどちらの意図もないですよ)

政府与党と言うときには、
こんな背景があるかもしれないです。

参考URL:http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E4%B8%8E …
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政府の長である首相を選出、あるいは支持している政党が「与党」ですね。


そして、「政府」は首相が選出した大臣がそれぞれの省庁で行政を仕切ります。

役割分担としては、与党が国会審議を経て「政策の方針」の決定権を握り、内閣(政府)がその政策を執行します。
政策を決める(立法の)与党と、政策を執行する(行政の)政府(内閣)の連携が密でないと政治は混乱します。そのためにも、双方の協議は欠くことができません。
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 こんばんは。



 まず、一般的には「与党政府」ではなく、「政府与党」が使われることが多いです。

>なぜ「与党」や「政府」どちらか一方ではなく、「与党政府」なのでしょうか。どういった場合に「与党政府」で協議するのでしょうか。

 ほとんどの政府が提出する法案は、政府と与党が協議して、合意に達したものについて国会に提出されます。根回しというやつですね。いくら法案を提出しても、与党が反対に回れば否決されるわけですから。
 郵政関連法案は、与党の意見が分かれる中で、小泉首相(政府)が強行して国会に提出して、一旦は廃案になりましたよね。そういうことです。
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