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生活の中でのディマーケティングの事例を考えたうえで、需要などをどうやって抑制し、どんな場面で使うのかが知りたいと思っています。教えてください!

A 回答 (1件)

例えば電力会社がその身近な例です。



関東在住の方なら東京電力のCMで「電気を大切に」と言っているのをご存じでしょう。
もちろん、イメージ戦略もあると思いますが、まさにこれがデマーケティングです。

普通に考えて電気を消費してくれれば消費してくれるほど儲かると考えがちですが、わざわざCMで相反することを言ってます。
しかし、実は電気を消費されすぎると逆に儲からなくなることもあるのです。

例えば、ある電力会社が1000億円分の電気の供給に耐えうる設備を持っていたとします。
1000億円分まではいくらでも供給できますので、コストも殆どかからず、儲かります。
発電設備は大がかりですので、追加1単位の設備増強に500億円が必要であるとします。
ある時、あまりに寒いので、皆が暖房を使いまくり、一時的に1010億円分の電気供給が必要になったとします。
寒いのは1日だけです。
しかし、その追加10億円のためだけに、500億円の投資が必要になってしまいます。

そういったことで、需要が増えすぎるとかえって儲からなくなることもあるのです。
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この回答へのお礼

大変参考になりました!ありがとうございました!

お礼日時:2006/01/25 17:05

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