「一気に最後まで読んだ」本、教えて下さい!

漠然とした内容で申し訳ないのですが、宇宙の構造スケールについて調べている中で疑問に思ったことがありました。
現代宇宙論を構築して来た中で、様々な観測データがその裏付けになっている事わ言うまでもないことなのですが、では、その基礎となっている観測上の事実とは何なのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

有名なところではハッブルの法則、つまり遠方の銀河からの


(1)光の赤方偏移。
赤方偏移=光のドップラー効果=我々の位置から見て遠方の銀河ほど高速で遠ざかっていく=昔は一箇所に集まっていた=ビッグバンが有った。

そしてそれを裏付ける観測事実
(2)宇宙背景放射の観測
つまり宇宙のあらゆる方向から特定波長のマイクロ波が来ている事
これはビッグバンの時の光が、我々が高速で遠ざかっている事で波長が引き伸ばされマイクロ波になった、と云う事です。

と言う部分から現代の宇宙論が構築されています。

しかし仮に『赤方偏移』がドップラー効果以外でも起き得る事が確認されれば、そして宇宙背景放射が別の理論で説明できればとても面白い事になりますね。

宇宙論が根底から覆される事も有るかも知れないと言う事です。
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この回答へのお礼

早い回答、要点をまとめていただいた返答ありがとうございます。非常に参考になりました!これを基にしっかり裏づけのあるレポートを書きたいと思います!

お礼日時:2006/01/27 12:27

最近だとCMBの揺らぎ測定が一番重要な観測事実じゃないでしょうか。

特に構造形勢、宇宙の揺らぎに関してはCMBのニュースばかり目だって他になにかあるんでしょうかね。私も興味があります。
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あと、宇宙の元素比があります。

現在観測されている宇宙では水素とヘリウムの比率がおよそ3:1なんですが、それはビッグバン宇宙論だと見事に説明できます。
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丁度良い本が最近出ました(2006/1)


「論争する宇宙」吉井讓、集英社新書
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087203 …

ご一読を。
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この回答へのお礼

有難うございます!早速調べてみます!

お礼日時:2006/01/27 12:25

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