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いわゆるブロードバンドのラストワンマイルですが、光を引くのはコストがかかるから、VDSLを利用するという話を耳にします。このアイデアは将来性があるのでしょうか?時間がかかるかもしれませんが、最終的には各家庭まで光が引かれるのは間違いありませんし、そうなれば、このVDSLがISDNのような中途半端なものになってしまうような気がするのですが、どうなのでしょうか?

A 回答 (2件)

Q/引けるところまで光で引いて(引いてある光を利用して)最後の最後部分(実際は500m以内)を電話線を利用するということです。



A/それは、当然ですよね。VDSLは光ケーブルを一部に使うことが大原則です。
しかし、最後の部分だけVDSL化する事は別の難しさを用意します。MDFが(いわゆる回線島)がその500Mの地点に必要となりますが、それに加え、その場所にVDSL変調装置が必要かと思います。

それに加えて、あなたは、ADSLを利用しているとしてそれに不満を感じますか、多くのユーザーはADSLで満足します。理由は速度がある程度あり定額で安いから・・・こういう理由があると、なかなかわざわざDSLでのステップアップを果たす人も少なくなります。
ADSLほど安くて手軽にある程度満足できる速度を体感できる物はないですからね。
次に更新するならFTTHを考えるでしょう。VDSLは将来性という意味や、コストがかかるからという理由が占めているのではなく、ほんの数ヶ月程度のFTTH移行期間などにどうしても必要な場合があるかもしれませんが、普及する商品ではありません。

次にFTTHについて・・・
NTTは95年から98年頃(ちょっと曖昧)に旧郵政省の指示で2005年に、FTTHの全戸の家の前までの敷設を発表しています。これは、政府の指示で行った物ですから、よほどの理由がない限り、ほとんどの地域で敷設が完了すると考えて良いでしょう。(予定ですから一部地域でずれる可能性はありますが、ADSLやISDNの利益が予想以上に悪化しており計画は予定より速いペースで進んでいます。)
FTTH(Fiber to the home)の計画・名称は、この時に国内では日の目を見ています。

ちなみに、屋内配線は契約者の負担です。
この工事は電話会社が請け負います。NTTはVDSLの加入より、FTTHの方が先手にしているのは、ここです。FTTHは技術的にも高精度でかなり高額です。
そうなると、FTTHに契約するユーザーからDSL事業などで赤字が出ているNTTにとっては救いですから・・・中途半端にVDSLを敷設するより、こっちの方がもっと甘いのが現実です。しかも、ユーザにとっても無駄にVDSLに契約するより、FTTHで上下の速度が100Mbpsの方が良いと言うこともありますから・・・では、VDSLは・・・どの会社もFTTH移行寸前のおこぼれとして、数年のサービスを予定しています。メタルケーブルは今もなくなっている地域がありますから。これは、特に回線を保有しない業者であるACCAネットワークスやE-アクセスなど身軽な業者が展開を予定しています。特に、マンションなどで、メタルケーブルの配線を利用している場合などに利用されるかもしれませんね。
これらは、全国展開は難しいですから、どちらにしてもADSL・ISDN並の普及は難しいでしょう。
ただし、利用者の導入コストの安さは武器ですね。予算の都合でFTTHが割に合わないと感じた場合はVDSLで一時しのぎということもあるかもしれませんが・・・やはりそうたくさんはいないと思いますが・・・
FTTHのコストとは、敷設する側のコストでなく、利用者のコストの方が問題です。回線の家の前までの敷設は必ずされますが、屋内配線をするかどうかは、ユーザーの判断です・・・ここでおこぼれがでます。
ただし、FTTH普及が始まると、導入コストも下がりますから、それほど大きな市場にVDSLがなるとは思えませんが・・・将来性もないですからね・・・
ただ、よく考えてみると一度ブームが来るとそれに国中が一気に乗るのが日本ですからVDSLのブームが来ると・・・というのもあり得ますね。
いかん・・・否定していたのに、よく考えてみると普及については流れ次第ですね。将来は分かりませんね。
日本人は怖いほど、人に流されますからね。

最初の結論とは変わりましたが・・・
少なくとも現状ではVDSLが大きな普及を果たす可能性は低いでしょう。ただ、流れ次第で変わるかも・・・。
あと、規格上では将来性・発展性はやはりありません。
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私が個人的に考えるに・・・ADSLやISDN並の普及は考えられないと思います。



VDSLのスペックはご存じですよね。
最大通信回線距離1,4Kmで(12Mbps以下)最大速度は52Mbpsで下り、上り速度は約2Mbps前後で、下りは高速ですが・・・ADSLと同じく非対称型です。

この接続のどこに将来性があるのでしょうね。
2005年にはNTTが全国にFTTHの敷設を完了するとしています。しかも、NTTはADSL以降次のDSLへの参入はしない予定です。ただし、やむ終えぬ理由があり、FTTH化に支障がでる地域があれば別でしょうが・・・(採算上、VDSLはNTTのような大会社には割に合いませんから・・・どちらかというとFTTHを敷設して、光契約と家庭内光収容の屋内配線工事をしてくれた方が利益になります)
そうなると、これがよほど一時的な中継ぎ以外で普及する可能性は低いでしょう。
それに、私自身も思うに、馬鹿らしくないですか?
ADSLにして、VDSLに投資して、その後にやっとFTTHとなるような状況なら、しばらく待ってVDSLに投資するお金をため、高価な光化に投資した方が、遙かに安く高速になりますからね。
後は満足度次第でしょう。
どちらにしろDSLは2005年頃にはFTTHに本格的に移行するでしょうし、NTTは予定より速いペースでFTTH化を進めています。
よほど、仕事の都合などで理由がなければ、普通はメリットの少ないVDSLに移るユーザーは少ないかと思います。将来性という観点で見ればもっと悲惨で、xDSLはメタルケーブル接続で安定した新技術がでない以上、次はありませんし、速度も打ち止めです。


ちなみに、ISDNですがISDNだけが中途半端でもないですよ。
実際に、NTTがISDNを推奨したのには意味がありますからね。家庭用光ファイバ(FTTH)ではISDNはB-ISDNへと進化する予定で、実際はISDNからADSLに移ることの方が速度的には良いですが、将来的には中途半端でISDNの本来の意図を失う可能性が高いのです。(ネットの利用頻度や満足度による)
そうなると、中途半端なのはADSLとISDNとなります。ただ、ISDNには先の世代が保証されるのですが、ADSLにはVDSL以降がありません。いつかは完全なデジタルでISDNの後継にとなります。

ちょっと話がそれましたが、結論からすればVDSLが市場でADSLのような地位を確保する可能性は低いでしょう。ADSLで多くの人はある程度満足していますから、よほど電話局などから中継ぎで移行してくれと言われるか、速度を重視してコストを考えない方を除いて普及は難しいです。

この回答への補足

ご回答をありがとうございました。
VDSLといっても、ADSLの代わりという意味ではなく、引けるところまで光で引いて(引いてある光を利用して)最後の最後部分(実際は500m以内)を電話線を利用するということです。
完全な光化はコストがかかるので、VDSLを利用するということを聞いたことがあるのですが、NTTは2005年までに、完全に家まで光を引くつもりなのでしょうか。

補足日時:2002/01/13 19:57
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