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No.2ベストアンサー
- 回答日時:
JICA専門家(国際協力専門員)をめざすのであれば、まずはジュニ専(ジュニア専門員)ですね。
狭き門ではありますが、採用されればさまざまなトレーニングが受けられ、本物の専門家に育てられていきます。海外経験1年、専門分野3年などいくつかの条件があります。もしもそれを満たしていないなら、まずそこをクリアしていくことでしょう。
博士留学が無謀かどうかは、修士での成果と、あとは資金の準備状況次第でしょう(語学力は大前提ですが)。修士の先生にどのような推薦状が書いていただけるか、そしてどのような研究計画がつくれるか。留学は最低でも3年、イギリスに行くなら一千万円ぐらいは必要になりますよね。一方「途上国」の大学ならばずっと安くはなります。ただ、一般的には「途上国」の大学はより現場専門家養成に近いので、その後のキャリアを十分考慮しておく必要があります。
なお、開発分野がご専門なら、書き方にもよりますが、NGO現場のキャリアはそれなりにプラスになります。
一方NGOですが、montseさんはNGOでのキャリアアップをどう考えておられますか?
ここに入りたいというNGOがあるのなら、ボランティアとして活動を始めればいいでしょう。そうした間口はそれほど狭くありません。
小さいところから始めて大手に移るというのをキャリアアップと考えておられるのならば、そもそもNGOを目指すのが間違っていると思います。まず、大きなNGOだからといって労働条件や給与がそれほどいいわけではありません。国連職員に準じているNGOもありますが、大手であっても雇用状況はそれほど安定してるとはいえませんから、それを魅力と考えるならば最初から国連職員を目指したほうがいいことになります。
一方NGOに限りませんが組織が大きくなればなるほど自分の場所は小さくなってきます。現場は大手NGOだからというちがいはなく、一方予算規模が大きくなればフィールドワーカーの仕事は現場から遠ざかりオフィスワークに近づきます。フィールドを目指すのならば、大手を目指す必要は実はなく、オフィスを目指すならJICAや開発コンサルにかないません。
それでもNGOで働きたいのなら、キャリアアップなどとは考えず、今、いかに自分らしく働けるかを考えればいいでしょう。
参考URL:http://www.jica.go.jp/recruit/jrsenmonin/boshu.h …
客観的なアドバイスをどうもありがとうございました。現在の仕事はやりがいはありますが、このまま続けていくのは金銭的に厳しい状況です。また政策レベルでの国際協力にも関心を抱いてることもあって、より良い待遇を求めての転職または進学を目指しています。新たな学位の取得について考えているのは、国際協力機関(NGO含め)へ応募するラインに現時点で達していないと懸念しているからです。
修士は治水学でしたが、欧米に留学して純粋に国際開発学をセカンドマスターで学ぶか、元の専攻に開発学を絡めたようなテーマでドクターに行くことが可能かどうかを考えています(無論奨学金を得られなければ無理ですが)。私の場合、修士での成績がぱっとしなかったもので、博士よりもセカンドマスターの方がより現実的かもしれません・・。
ジュニア専門員についても調べてみようと思います。もしまた何かご意見いただければ幸いです。ありがとうございました。
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