dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

曹洞宗のお寺で参禅させていただこうと思っています。失礼があってはいけないと思い、曹洞宗のHPで作法を調べたのですが、わからない箇所がありますので教えてください。
(1)対座問訊を受けて向かいの人は合掌するとあります(下記参照↓)が、向かいの人は面壁の状態で、いわば背中に合掌されている筈なのに、どうやって対座問訊をされていることがわかるのですか?
(2)座る際又は立つ際に、足を曲げる順序に決まりはあるのでしょうか?
(3)歩き始める際に、足を出す順序に決まりはあるのでしょうか。曹洞禅ネットでは経行の際に右足から足をだすという記述がありましたが、それ以外については触れていませんでした。
(4)HP上に「党内を歩くとき、聖僧さまの前を横切ってはいけません。」という注意書きがありました。聖僧様というのは住職さんのことでしょうか?
(5)座禅が終わった際の動作は下記(↓)のようです。これは、一度回れ右をしてから坐蒲を直し、再び回れ右をして隣位問訊、さらに回れ右をして対位問訊という理解でいいのでしょうか。なんだか、余計に回れ右をしている様な気がするのですが。

【曹洞禅ネット(http://www.sotozen-net.or.jp/)より抜粋】
4.対坐問訊(たいざもんじん)
坐る向かいの人への挨拶です。隣位問訊をしたら、右回りをして向かいに坐っている人に合掌し低頭します。向かい側の人はこれを受けて合掌します。
16.終わり
鐘が一回鳴ると・・・合掌し低頭したのち、左右揺振します・・・。身体をほぐしたのち右回りをして向きを変えます。そして、足を解きゆっくりと静かに立ち上がります。坐蒲を元の形に直します。直し終わったら、・・・(隣位問訊)し右まわりして・・・(対坐問訊)します。そのあと、叉手で退堂します。

A 回答 (3件)

「これは、座蒲をまたいで→面壁して座る、立ち上がって回れ右をして→座蒲をまたぐ、ことがいけないということでしょうか。

つまり、座蒲をまたいではいけないという理解でいいのでしょうか?」

 坐蒲をまたいではいけないのかどうか、正直今まで考えたこともありませんでした。坐蒲をまたがないように坐りそして面壁するような作法になっていますから、そういう解釈も導き出されるかもしれません。またいで良いとも思ってはおりませんが、またぐことが良いか悪いかということはさほど重要なことではないと思っております。要は、またがないよう坐る作法になっているということだと思います。

 尚、曹洞宗では「座禅」とは書かず、「坐禅」と書いております。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

教えてくださったことをいかすべく、今度参禅するつもりです。素人の面倒くさい質問に答えてくださりありがとうございました。

お礼日時:2006/02/28 22:54

こんにちは。



#1の専門家の方がお答えになっているので、もう必要ないかと思いますが。。。

昨年、曹洞宗の勉強をしようと思いたち、坐禅をはじめたものです。
最初、私も不安でいろんな書籍を読んだり『曹洞宗ネット』で調べました。
でも、案ずるより産むが易しです。
まず気軽に坐禅会に行かれることをお薦めします。
土曜日(隔週の場合も)などに開催しているところが多いですが、電話をしておけば初心者には事前に説明をして下さいます。
だいたい30分前に来るように言われます。
そこでいろいろな作法を教えていただき、その後実際坐禅を体験しました。
何回か通えば、不安なく坐禅できるようになります。

また、私は一泊の参禅会にも参加しました。
楽しかった、というのは語弊がありますがとても良い経験でした。

そこで知り合った友人にも聞きましたが、お寺によって作法も若干異なるようです。

ご自身に合うお寺が早く見つかると良いですね。
では。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

参禅することに若干不安を抱いておりますので、ririri333さんのように自分と同じ立場で参禅経験のある方からの回答をいただくと頼もしいです。ありがとうございました。

お礼日時:2006/02/25 20:05

曹洞宗の僧侶です。

修行道場や参禅道場で一般の方を受け入れているところでも、それぞれの指導者によって指導方法や作法が違ってくる場合もあります。曹洞宗のホームページの説明は説明で理解していただければよいと思いますが、実際に行かれた道場の家風(流儀のようなもの)がある場合もあります。あまりマニュアルにこだわらないでその場その場の指導や説明を素直に受け入れるようになさった方が良いと思います。

1、坐禅堂で坐禅を行なうことを前提に説明させていただきます。自分の坐禅にする単(坐禅する場所)の前に行き、隣位問訊、対座問訊をして坐蒲にお尻を乗せ足を組み、そのまま右回りして「面壁」します。対座問訊する時、向かい側の人がまだ面壁の状態になっていなければ、対座問訊に気が付き合掌して受けると思います。面壁した状態で対座問訊に気が付かなければ、それはそれで致し方ないと思います。
 或る指導者の家風では、坐蒲に坐ってもすぐに面壁しないで対面を向いて坐ります。そして、指導者の検単が終わり、止静鐘が鳴ってから坐蒲を右回りさせて面壁するというやり方があります。この場合は、対座問訊されれば気が付きますから、必ず合掌で受けることになります。

2、特に決まりはないと思います。

3、曹洞禅ネットの坐禅の仕方の経行のところにイラストがあり、1,2、3,4と番号が付いていると思います。このイラストの番号の順のように、右足左足右足左足と順に足を出せば良いと思います。

4、聖僧(しょうそう)とは、僧堂・坐禅堂の本尊として祀られている文殊菩薩像のことです。坐禅堂内の歩き方の作法心得として大事のことです。横切らないように歩くにはどうすれば良いかについては、行かれたお寺さんでお尋ねになったほうが良いと思います。

5、坐蒲を直してたら、そのまま坐蒲そして壁の方に向かって合掌礼拝(隣位問訊)をします。それから、回れ右して、向かい側の方を向いて合掌礼拝(対座問訊)をします。余計に回れ右しなさい、という説明にはなっていないと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

長い質問にもかかわらず丁寧に答えてくださり、ありがとうございます。聖僧様はてっきり人のことだと思っていました。
座ってから→回れ右をして面壁。面壁してる状態から→回れ右して座蒲を直して立ち上る。ということですね。これは、座蒲をまたいで→面壁して座る、立ち上がって回れ右をして→座蒲をまたぐ、ことがいけないということでしょうか。つまり、座蒲をまたいではいけないという理解でいいのでしょうか?

お礼日時:2006/02/25 10:01

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!