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占星術は科学に属するでしょうか?

A 回答 (13件中1~10件)

現在の科学のポリシーでは、科学は「分かっていること」には明確な回答を出せますが、「未だ分からないこと」には「分からない」としか答えられないと思います。


そうすると、星の動きが人生に及ぼす影響に関しても、現在の科学の判断材料になるようなデータが無いので、厳密な返答は「科学となり得るかどうかは分からない」でしょうね。ただし、今の占星術では現在の科学に含むべき手法になっていないと思えます。
まず、他の回答者さん達が述べておられるように、星の動きと人生の間に有意な統計学的な相関が出ているようには思えません。次に、例え何らかの相関が見つかったとしても、それだけで終わらせては科学にはならず、その因果関係を明らかにしていく姿勢が有って初めて科学となるでしょう。
さて、古代の占星術ですが、当時の知識としては科学と言えたのではないでしょうか。当時の知識では、地上の自然現象は天の動きに支配されているように考えられたわけで、実際に四季の変化や潮の満ち引きは天の太陽や星の動きと連動していましたし。また、人生はあらかじめ神によって定められているという考えも広く存在しましたから、天の星の動きによって人の人生が決まっていると考えて、両者の間に合理的な関連性を求めることは科学的であったでしょう。
しかし、そのような占星術の中から科学的な天文学や物理学が発達していったのに対し、元の占星術はほとんど進歩が無いように思われます。私の主観としては、現状では科学には属せ無いでしょうね。でも、現在の科学的感覚で言えば存在するはずのない「神」を、科学者を含めて大多数の人間が信じており、ちゃんとした大学にも「神学部」が有るぐらいなので、占星術だけを馬鹿げた存在と言い切れない部分も有りますが(苦笑)

この回答への補足

心理学、哲学カテを覗いてみましたがとてもまともとは言えません。自称専門家と名乗る悪質回答者も跋扈している状況です。

補足日時:2006/03/02 03:44
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この回答へのお礼

たいへん参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/01 08:01

 他の質問で、ここでの質問への回答に「失望」されたとお書きですが、


http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1998630

 質問者がなにが知りたいのかをしぼって書かないと回答者も回答のしがいがありません。

>ポパーの反証可能性について詳細に言及していただければ
 まず御自分で科学哲学をすこし(~だいぶ)勉強してから質問したほうがよろしいでしょう。

この回答への補足

#11でもお応えいただきましたが、一般的に科学と自然科学を区別しないでしょう。科学は自然科学として市民権を得ているわけですよ。

補足日時:2006/03/01 03:10
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この回答へのお礼

誤魔化してはいけませんよ。

何も回答できないのは何も知らないからです。
知ったかぶりをしてはいけません。

お礼日時:2006/03/01 02:02

占星術は「科学に属した」といういい方が正しいでしょう。



占星術は現在の天文学・物理学を生み、錬金術は現在の科学を生みました。
占星術は星の動きを観察することから始まり、その動きを体系化すると言う側面もあり、科学の最先端であった時代もあります。
しかし、それに付帯して占いをする、ということが「科学」の視点からは大きくはずれていると言うことに気がつき始めた人間は、その科学的である部分のみを「科学」に残したと言えるでしょう。

今現在「科学」の範疇にあること最先端科学技術と思われていることも、数百年後にはなんて非科学的なことをしていたのだと思われる可能性もなきにしもあらずです。

この回答への補足

いわゆるscientific revolutionによって、アリストテレス、プトレマイオスの天文学、宇宙論がコペルニクスを経てケプラーへ、また運動力学でいえばアリストテレスのそれがガリレオを経てニュートンへ、物質間でいえばアリストテレスの理論とそれに近親関係を持つ錬金術的な思考法とが、ボイル、ドルトンらの手によって、デモクリトス流の原子論の近代的復活に置き換えられ、生命論も、パストゥールやダーウィンの手によって、古代から継承された理論は、完全に再編成されたわけですが、歴史の変革が、一方において超克すべき理論体系があったことが近代化科学の理論体系の成立に決定的な意味をもっていたことを示しています。

補足日時:2006/03/01 00:19
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この回答へのお礼

下でも申しましたが、定義とは概念の内包を明確に与えることだと思いますが、Ichitsuboさんの科学の定義をお聞かせいただければ幸いです。

お礼日時:2006/03/01 00:41

 この科学カテゴリーって、なんのことなんでしょう。



 「カテゴリー一覧」を見ると、“大項目/中項目/小項目と系統立てた数多くのカテゴリーを用意しています。”と表示してありますが、これ、見れば見るほど文句を言いたくなります(笑)

 ほんとに系統立っているかなあ? 学問が「教育」の下位になっていますけど、これ私はいやです。

 「科学」カテゴリーも、たぶん「物理」「化学」などに入り切らず多分野にまたがる、自然科学全般に関することってことでしょう。それなら「自然科学」としてほしいですね。

 なぜSienceの響きをほしがる学者が多いのか、「人文科学」「社会科学」という科学もあるそうですが、「科学」とだけ言ったら数学を基礎とした自然科学のことです。

 やはりご質問は「占星術は自然科学に属するでしょうか?」でなくては質問になりませんね。

 さて占星術ですが、自然科学には属せません。印象ですが、占星術は論理的に矛盾のある体系をもっているはずです。実験が再現できる可能性がないです。未来の確実な予測は不可能です。すべて過去を解釈する技能です。

この回答への補足

心理学、哲学カテを覗いてみましたがとてもまともとは言えません。自称専門家と名乗る悪質回答者も跋扈している状況です。

補足日時:2006/03/02 03:43
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>占星術は論理的に矛盾のある体系をもっているはずです。

という命題はtzzzyさんの印象から明白であると言うことですね。

お礼日時:2006/03/01 04:40

やはり「再現性(誰がいつ行っても同じ結果になる)」ということが科学と呼ばれるためには重要でしょう。



量子物理学では「誰がいつ行っても確率でしか言えないということが確実に言える」ので科学となります。

初期値が多少異なっているだけで結果が大きく異なってくることを「カオス」といいますが、占星術は「カオス」でさえありません。現代占星術はまさに「オカルトでしかない」といえるでしょう。
占者や解釈者の意思によって「どうとでも取れる」のでは科学とは呼べません。

この回答への補足

心理学、哲学カテを覗いてみましたがとてもまともとは言えません。自称専門家と名乗る悪質回答者も跋扈している状況です。

補足日時:2006/03/02 03:42
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この回答へのお礼

たいへん参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/01 08:00

 星の位置関係と人の運命との間に何の関係もありませんから、占星術は科学とはいえません。

ですが、自然を観察して未来を知ろうというのは、今で言う天気予報のようなものですから、当時の人にとっては、占星術は「科学」のようなものだったのでしょう。
 少なくとも、星の位置を予測するため数多くの天体観測が行われ、その成果を使ってニュートン力学が誕生したわけですから、錬金術と同様、現代科学を生み出すためには必要だったのではないでしょうか。

この回答への補足

心理学、哲学カテを覗いてみましたがとてもまともとは言えません。自称専門家と名乗る悪質回答者も跋扈している状況です。

補足日時:2006/03/02 03:38
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この回答へのお礼

たいへん参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/01 08:01

科学となるには


・誰が行っても同じ結果が得られること
が絶対の条件です。

同じ日、同じ時間、同じ配置で複数の占星術師が違うことを言っている状況では科学と呼べません。

ただ、現在の科学も「錬金術」から発達しました。
天体の配置、日時などから人間に与える影響を「誰でも同じ」く知ることができれば、
占星術は科学になるかもしれません。

この回答への補足

心理学、哲学カテを覗いてみましたがとてもまともとは言えません。自称専門家と名乗る悪質回答者も跋扈している状況です。

補足日時:2006/03/02 03:43
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この回答へのお礼

たいへん参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/01 08:01

属しません。



科学とは、ある未知の現象に対し、実験結果を
基に、主に數學の助けによって秩序を構築する
即ち、論理付けするプロセス自体を謂います。

同一条件下で実験と計算をすれば、誰がやって
も同じ結果が得られる普遍性、法則性が必要で
す。

占星術が科学ならば、ヒトは誰でも生まれつい
た時点で運命が定まっている事になります。計
算可能なんですから。

否。占星術には普遍性が在りません。

いや、全てヒトは生まれた時の条件が微妙に異
なるから、結果は(大きく)異なるだろうと反
論するかも知れませんが大きな間違いです。

条件を微妙に変えたなら、結果は、僅かに異な
るだけです。占星術が成立してから、今の今ま
で、サンプルは200億はあった筈なんです。
そこから専門家と称する輩は、どの様な法則性
を見いだしたのでしょうか?

天王星、海王星、冥王星と3つの惑星を含めた
理論はどうなって居るのでしょうか。冥王星発
見から70年は経って居りますが、占星術者は
未だに新理論を発表出来ずに居ります。
冥王星の先にも「新惑星」が発見されて居りま
すが、占星術者は都合が悪いので沈黙したまま
です。

百歩譲って科学だとしても、それならそれで、
例:1956年2月23日に東京都内で生まれ
た女性達の運命を50年間追跡した結果はこう
でした、全員、79年迄に一流大学を卒業し、
大手企業に入社、80年迄に全員結婚するも退
職せず、現在でも数少ない女性重役として活躍
して居ります

この様な、似た条件下の人間は似た運命を辿る
なるデータを多数出して頂きたく。科学ならば
本人の意志に関わり無くこうなる筈なんです。

手を離せばモノは落下する。こう決まっている
から必ず落下します。
あたしは空が飛べると思うのは本人の勝手です
が、では、ご自身で試してみて下さい。結果は
謂うまでも無く。数秒は飛べるとは思いますが
..これを飛行と謂うならば..

さて、女性達の運命は明らかに相関関係に在る
と、外部の人間でも判定出来るなら見込みは在
りますが生憎と、そんなデータは在りませんし
今後も永久に出せる見込みはゼロ。

占星術は科学には属しません。
全員ペテン師です。それを信じるかは本人の勝
手ですが..

この回答への補足

心理学、哲学カテを覗いてみましたがとてもまともとは言えません。自称専門家と名乗る悪質回答者も跋扈している状況です。

補足日時:2006/03/02 03:44
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この回答へのお礼

たいへん参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/01 08:02

>>>>>大昔は哲学も科学だったわけです



?!

哲学は、今でも科学ですよ。
人文科学の一つとして分類されています。

物理学の一部である量子力学の学者には、哲学と近いこと(もしくは、哲学そのもの)を考えている人は沢山います。


よく引き合いに出される例は、「不確定性原理」です。

例えば、原子とは、原子核の周りを電子が「回って」いるわけですが、
1個1個の電子は、雲(確率分布)になっています。
すなわち、個数を数えられるものであるにも関わらず、1個が存在する場所を規定できません。
ところが、観測者が電子を見ようとすると1個の形をした電子になります。
そして、観測者が目をそらすと、また雲になります。
まるで「ダルマさんが転んだ」状態です。
こういう関係の議論をするとき、物理学は哲学に近くなると言われています。


そんな理論、初めて聞いた人が信じられるわけがありません。アインシュタインが「神はサイコロを振らない」と量子力学を批判したのは有名です。
しかし、世の中の色々な現象は、量子力学が正しいことを示しています。

空は何故青い? ガラスは何故透明? 金属で何故電気を通すものがある?光沢のある物がある?

身の回りで人間が目に見える現象のほとんどは、量子電磁力学から派生したものであり、残る一部が重力、原子力、放射線などの核力です。


それから、やはり量子力学や確率論、はたまた宇宙の誕生にも関係する話ですが、現在から未来に進むとき、未来は無限通りあり、時間が進むにつれて、どんどん無限通りの未来に枝分かれしていっている、と考えている物理学者もいます。これも、やはり哲学的です。


哲学は、か・が・く です!!!

この回答への補足

やはりこちらに質問してよかったですね。
たいへん参考になります。
ただヘーゲルやハイデッガー、西田幾多郎の思想が科学であるとは私には思えません。
ちょっと時間がなくなってきました。

補足日時:2006/02/27 07:34
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>>>>>


まず質問者たる私がここで「科学」というものを定義しなければならないのですが、それができないんです。そこでsanoriさんに「科学」をご自分なりにも定義ていただいて「占星術」がそこにあてはまるかどうか検証していただきたいのです。宜しくお願いいたします。


「科学」という言葉の定義は、個人が決めることではないので、世の中でどう定義されているかを知らなければいけません。

法律や国際条約には恐らく書いていないでしょうから、国語辞典を引くことになります。

http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B2%CA …

上記で(1)と(2)
(2)に該当するかどうかです。




「・・・法則的認識を目指す合理的知識の体系または探究の営み・・・」
「・・・実験や観察に基づく経験的実証性と論理的推論に基づく体系的整合性をその特徴・・・」


どうでしょうか。

占星術には詳しくないですが、星座とは、すなわち、人が誕生したときの季節や月日を表します。(まさか、遠くの星からの電磁波放射もしくは、地球から見たときの図形が、人間の運命と関係しているはずがありません。)
ですから、季節や月日と人間との法則性を見つけようとする統計・測定などの行為がなければ科学でないことになります。
また、北半球と南半球では、季節も、見える星座も異なりますから、別の占星術が必要になります。

上記の条件を満たしていなければ、神社などに売っている、誕生月日毎の占いくじと変わりません。
(・・・と言いながら、私も最寄の神社で買ってますが)



根拠のないところからスタートして、法則も見つけようとしないのであれば、かつて流行った「バイオリズム」のほうが、よっぽどましです。


前回の回答で私が
「大昔は」
と書いたのは、占星術が科学であることを私が否定しているという意味です。

この回答への補足

定義とは概念の内包を明確に与えることです。

補足日時:2006/02/27 06:49
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この回答へのお礼

朝っぱらからわざわざお応えいただきありがとうございます。大昔は哲学も科学だったわけです。事実の観察から出発していますから。しかしながら十九世紀に諸科学が分化独立して以来観念論的形而上学と同義語になりましたね。
私も占星術には詳しくないのでもう少し研究してみないと検証のしようがないといったところです。

お礼日時:2006/02/27 06:44

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