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検流計と電流計は 道違うのですか?
教えてください><

A 回答 (2件)

VANILOVEさん、今晩は。


基本構造は同じですが、目的が違います。
電流計は、電流量を定量的に測定する装置
検流計は電気がどっち向きにどのくらい流れているか調べる装置
です。針付きアナログメータでは、
検流計はセンターゼロ、電流計はゼロ点が左端にあります。
電子測定器なら正負は関係ありませんが、針付きアナログメータでは、電流計に負の(逆の)電流を流すと壊れると言われていました(ストッパがあるので本当に壊れるかは疑問)。
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電流計は電流の大きさを測るものです.


検流計は電流が流れているかどうかを知るものです.電流の大きさを測定するためのものではないのです.もっといえば,検流計の本当の使い方は電流が「流れていない」ことを調べるための道具です.したがって,検流計はとにかく高感度に作るのが基本です.
電流計で電流を測ると,その電流によって電流計の中で電圧降下が発生するため,これを小さくするために電流計の内部抵抗はとにかく小さければ小さいほどいいのです.一方,検流計は電流が流れないことを知るのが基本なので,内部抵抗は気にしません.目盛りも0からのずれの「相対値」がわかればいいので,必ずしもA等の単位で振ってあるわけではありません.
検流計の基本的な使い方ですが,回路の他の部分に可変抵抗などの調節部分があり,それによって任意の2点間の電位差が「ない」という状況を作ってやり(その検出のために検流計を使う),その条件での可変抵抗などの目盛りからいろいろな値を計算する,というもので,検流計に流れる電流の大きさを測ってどうの,というのではないのです.
ホイートストンブリッジや,電池の起電力測定の昔の方法を見てみるといいでしょう.
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