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ある大学のHPの教員紹介を見ていてよく分からない点があります。自分は大学を学部(文系)で卒業しているだけで院制度に詳しくありません。過去の質問を見たところ過程博士と論文博士の違いやPh.Dについての質問・回答は多く見かけたのですが、私が疑問に思ったことについては質問がなかったようでした。どなたかよろしければ教えてください。
(1)A教授(↓下記参照)が法学博士を2回とっているのは何故ですか?
(2)A博士が2回目に取得した博士号の(4号)は何を意味しているのでしょうか?
(3)B教授の取得した博士号の(乙第69号)は何を意味しているのでしょうか?
(4)C教授の取得した博士号の(第9888号)は何を意味しているのでしょうか?

【A教授の経歴】
最終学歴:○○大学大学院××専攻博士課程修了(1977.11)
学  位:法学修士<○○大学> (1973.3)
      法学博士<○○大学大学院>(1977.3)
      法学博士(4号)<○○大学大学院>(1977.11)

【B教授の経歴】
最終学歴:△△大学大学院××専攻博士課程単位取得満期退学(1980.3)
学  位:法学修士<△△大学>(1977.3)
      法学博士(乙第69号)<△△大学>(1991.1)

【C教授の経歴】
最終学歴:◇◇大学大学院××専攻博士課程単位取得満期退学(1974.3)
学  位:法学修士<◇◇大学>(1971.3)
      博士(法学)(第9888号)<◇◇大学>(1991.9)

A 回答 (5件)

(2)A博士が2回目に取得した博士号の(4号)は何を意味しているのでしょうか?



その大学から出た4人目の法学博士という意味です。

(3)B教授の取得した博士号の(乙第69号)は何を意味しているのでしょうか?

一般的に甲は課程博士、乙は論文博士のことを指します。
ですから、B教授は△△大学から出た、69番目の論文博士という意味です。

(4)C教授の取得した博士号の(第9888号)は何を意味しているのでしょうか?

大学によっては学位記に甲、乙を表記しません(各大学の学位規則によります)。
この場合、◇◇大学から出た9888番目の博士ということになります。

(1)についてだけ、ちょっとわからないのですが、A教授は全て同じ大学院なのでしょうか?異なる大学院であれば、前者は課程博士、後者は論文博士という可能性はあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。数字の桁数があまりにも違うので、それぞれ違うものをいみしているのかと思っていたのですが、全部同じ意味だったんですね。
(1)のA教授ですが、全部同じ大学院です。過程博士をとった後にわざわざ論文博士をとるということは、論文博士の方が学会では重みがあるということなのでしょうか。

お礼日時:2006/03/03 08:51

>でも、そうすると1977年3月に法学博士になっているかのように思わせてしまう記述は、厳密には間違っているような気もするんですけど・・・。



どう考えても記述ミスでしょう。8ヶ月後に同じ大学で同じ名前の学位を取るのは、審査期間を考えても、無理です。

博士課程修了が11月が事実なら、3月に取れるのは論文博士ということになりますが、課程の学生が論博を取るという話は聞いたことがありません。

また、11月に課程修了も聞いたことがありません。この点は自信なし)。
一般論としては、

(A教授の経歴】
最終学歴:○○大学大学院××専攻博士課程課程単位満了退学(1977.3)
学  位:法学修士<○○大学> (1973.3)
     法学博士(4号)<○○大学大学院> 
    (1977.11)
ではないでしょうか。

私は、現実に、博士課程満了退学後、論文博士になったのに、博士課程修了を名乗っている人を知っています(私の元ボスです(笑))。嘘を書いている内に書き間違ったというのが真実のような気がします。
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この回答へのお礼

審査機関というのは非常に時間がかかるものなんですね。知りませんでした。
博士課程満了か修了で意味が違うんですね。僕からすると、博士であればどちらもすごい気がするんですけど、こだわりがあるんですね。ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/04 08:47

(3)について。



修士および博士の学位は文部科学省への報告事項なので,
「どこの誰が」「いつ」「誰の審査で」「どこから」「どんな研究で」
学位を受けたのか,一覧表にして文部科学省に提出します。
その際,一人一人に通し番号を振るのですが,
番号の頭に課程博士の場合「甲」,論文博士の場合「乙」
を付けて両者を区別します。
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この回答へのお礼

なるほど、多分これも何らかの法令で規定されているんでしょうね。公的な情報ということがわかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/03 21:50

「過程」ではなくて「課程」です。


一般に「博士課程修了」は全部の科目の単位を取るだけではダメで博士論文が審査合格(ついでに最終試験合格)でないと名乗れません。
A教授ですが、「法学博士<○○大学大学院>(1977.3)」は、いわゆる「単位取得満期退学」つまり、課程の必修単位は全部履修したが論文を提出しないで終了(修了ではない)したと思われます。
博士課程修了(1977.11)となっているので、1977.11 に論文が審査合格となったと思われます。そこで「法学博士(4号)<○○大学大学院>(1977.11)」を名乗れたのでしょう。
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この回答へのお礼

誤字の訂正ありがとうございます。全然気が付きませんでした。
なるほどー、博士を二回とったわけではないのですね。でも、そうすると1977年3月に法学博士になっているかのように思わせてしまう記述は、厳密には間違っているような気もするんですけど・・・。

お礼日時:2006/03/03 11:09

#1の方の回答に補足です.


ご質問のA教授は,おそらく,1977年3月に博士後期課程の単位を取得し,課程は修了したのだと思います.
論文を提出して(これが,課程修了前か,修了後かは分かりませんが),最終的に法学博士の学位が授与されたのが,1977年11月ということでしょう.
C教授の学位の「第9888号」は,数が大きすぎるように思います.大学全体で,博士号の分野を問わない通し番号かも知れません.
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この回答へのお礼

>1977年3月に博士後期課程の単位を取得し,課程は修了
過程を「修了」したということは、過程博士の学位をとっているということですよね。その後に、論文博士になるというのはなんか二度手間のような気がするんですが、、、それは多分素人考えなんですよね。
わざわざ補足をしていただき、ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/03 08:56

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