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雪平鍋(行平鍋?)について教えてください。

1)通常フタ無しで売られているのはなぜですか?
 (合羽橋では別売のフタが売られていますがなぜですか?)
2)在原業平の兄弟の名前が語源というのは本当ですか?
3)もともとは海水塩作り用途の土鍋であったというのは本当ですか?
4)プロ用のアルミ打ち出し品は木製の柄が抜けるようになっていますがなぜですか?

A 回答 (2件)

注ぎ口と取っ手があり、ふたのあるなべでを「ゆきひら」といいます。

土鍋の一種です。
厚手につくられるので煮たものが冷めにくく、粥を炊くには最適です。

最近は、アルミ製のものが普及していますが、プロ用のものは、忙しい厨房で、手早く煮炊きするのに浅い鍋が使われ、それがたまたま「ゆきひら」に似ていたために「ゆきひら」と呼ばれているのでしょう。

オーブンに入れることもあります。
木製の柄はつけずに縁をヤットコでつかんで移動させたり、他の容器に移したりします。
よく似た形で、はじめから柄のないヤットコなべというものもあります。

蓋をして長時間煮るような料理にはあまり使われないようですが、煮物、汁物、ソース作りなど、料理の分野を問わず使用されています。次々と色々な料理に使われ、蓋をしている暇などないのでしょう。

行平の語源については、在原業平の弟・行平(ゆきひら)が須磨で海女に塩を焼かせた故事にちなむとも、煮たものの湯げのぐあいを〈湯気平(ゆげひら)〉と表現し、それを行平にしたなどとする説があるようですが、いずれも「ゆきひら」が『行平』とも『雪平」とも書けるためのこじつけでしょう。

「ゆきひら」は、天明(1781‐89)末ころから作られるようになったそうで(大田南畝の《一話一言》)在原行平とは、1000年近い年代のずれがあります。

「週刊文春」に「お言葉ですが」(高島俊男)というエッセイが連載されています。1月24日号(1月17日発売)は「漢字がらみ語源説」で、『日本の民間語源は漢字がらみが多い』『漢字がらみ語源説はたいがいマユツバだと思ったほうがいい』そうです。
「ゆきひら」について言及しているのではありませんが、興味があったらご覧ください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
以前、合羽橋で浅い鍋もヤットコなべも見ていました。
おかげさまで、相互関係、用途など良くわかりました。

語源について勉強になりました。
確かに民間語源って怪しいところがありますよね!
TVを見ていると、放送局によって言ってる事が違う
ということがよくありますものね。
俗説を楽しむのは良いけれど、ホント、取り扱いは注意しないといけないですね。

お礼日時:2002/01/25 00:54

確実ではないのですが、聞いた限りでお答えさせて頂きます。



鍋の名は、在原業平の兄さん(多分)が須磨で海女に潮をくませて塩を焼いたらしく、塩を焼く器を雪平鍋と呼んだところから、陶器の平鍋を雪平鍋というようになったらしいです。

その他はわかりません。。。僕も同じく知りたいです。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
反応の速さに感激してます。
他にどんな回答が寄せられるか楽しみです。

お礼日時:2002/01/24 03:30

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