アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

ヒトラーがミュンヘン一揆以降に行った一連の大衆扇動(もしくはプロパガンダ)の手法について書かれた本を探しています。

ex.
選挙活動にポスターやラジオを効果的に使用した
ユーゲントの行進時に、大衆の精神を高ぶらせるためにワーグナーの曲を使用した
演説は観衆が自分に注目するまで話し始めない

等の大衆を扇動、扇情するための行為、手法が解説されている本が好ましいです。


そのほかにも、大衆扇動(もしくはプロパガンダ)に関する本でこれは呼んでおいた方が言いと言うお勧めの本があればご紹介下さい。抽象的な内容で申し訳ないです。お願します。

A 回答 (2件)

大衆扇動は、言葉だけの力で洗脳できるものではありません。


その背後には、大きな暴力装置が必要です。ナチスの場合は、親衛隊などの暴力装置で意に沿わない発言をしたものを強制収容所送りなどにしたりするなどで、一般大衆が自由に発言できる場をなくしていきました。ですので、ユダヤ人虐殺に疑問や反対の人も多くいたというのが真相です。ユダヤ人音楽家のユーディー・メニューインはドイツの女性たちが戦争が終わり強制収容所で瀕死の状態にあったユダヤ人を一番手厚く助けてくれたのは連合軍ではなく、ドイツの女性たちであったと回想しています。

で、そこらへんの自由に発言できなくするようなトリックについて書かれているものの中で、以下のものを読んでみるといいのではないでしょうか。

『権威主義とは何か』 岡本浩一 PHP新書

気合が入って思いっきり勉強したいというのであれば、さらに
『帝国主義の起源上・中・下』 ハンナ・アレント
『イェルサレムのアイヒマン』 ハンナ・アレント

『普通の人々――ホロコーストと第101警察予備大隊』
クリストファー・ブラウニング 筑摩書房

などを読んでみると当時の様子がわかると思います。
    • good
    • 0

岩波新書の「ナチ・ドイツと言語」という本はどうでしょう。

副題が「ヒトラー演説から民衆の悪夢まで」となっています。裏表紙の文章を引用します。

「政治の世界では言葉という武器が大きな働きをする。とりわけ圧倒的な力で民衆を動員したナチ・ドイツにおいて用いられた言語とその語り口は、現在もなお世界のさまざまな局面で利用され、力を持ち続けている。ヒトラーの演説やメディアの言語から、教育の言語、ジョークや人々の夢に現れる言語までを検証し、そのレトリックと意味を考える。」

私は大変興味深く拝読しました。ご参考になれば幸いに存じます。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004307 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。早速店頭で探してみます。

お礼日時:2006/04/16 21:46

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!