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塩酸や硫酸など、液体の原液や、それを希釈した溶液は、「塩酸溶液」とか「0.1mol/l塩酸溶液」とは言わずに、「塩酸」とか「0.1mol/l塩酸」と言えばよいのですか? 粉末の試薬を溶解した溶液にだけ「0.1mol/l水酸化ナトリウム溶液」というように「溶液」をつけるのですか?

A 回答 (3件)

そのあたりは少々曖昧ですね。

さほど気にする必要はないと思います。
塩酸というのは塩化水素ガスを水に溶かしたものであり、濃度に応じて、濃塩酸、希塩酸、0.1mol/l塩酸のように区別しているということでしょう。すなわち、「塩酸=塩化水素水溶液」というように、はじめから水溶液の意味が含まれると思います。

硫酸というのはそれ自体が液体ですので、微妙ではありますが、慣用的に「硫酸」という言葉が水溶液であることを意味しているように思います。ただし、希硫酸とか6mol/l硫酸などのように希釈していることを表さずに、単に「硫酸」といった場合には濃硫酸、すなわち水を(ほとんど)含まないH2SO4を指すことが多いと思います。

水酸化ナトリウムに関しては、水溶液と呼ぶのが基本だと思います。濃度を明示した場合、たとえば「0.1mol/l水酸化ナトリウム」でもかまわない場合もあるでしょうが、溶媒が水であることを明示するために「水溶液」をつけた方がよいでしょう。アルコール溶液の可能性もありますから。

要するに、基本的には、固体、液体にかかわらず、水に溶かしたものは水溶液と呼ぶべきだと思います。
ただし、塩酸や硝酸のように、その言葉自体が水溶液であることを示している場合には、水溶液という言葉をつけませんし、硫酸のように、水溶液という言葉を習慣的につけない場合もあるということだと思います。
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カコシツで私が答えたものをつけときます。



簡単に言うとこれは約束事です。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1105016
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イメージ的には



塩酸=試薬瓶に入った状態の12Nの塩酸
0.1mol/l塩酸溶液→×(アルコールに溶かす場合もある)
0.1mol/l塩酸水溶液→○(文句なし)
0.1mol/l塩酸→○(普通に考えたら水が溶媒であることが通常だから)

です。
濃度の表記があるということは、当然、溶質を溶媒に溶かしています。溶媒が明らかに水と特定できる場合は『水溶液』を省略している場合があります。
またわざわざ『水』だけ省略をして『溶液』を残すのは#1さまのおっしゃるように混乱を招くと思います。
(私も同感だったので…)
水以外が溶媒の場合は例えば『メタノール溶液』などと表記して省略することはありません。

この辺の回答はあいまいですが、読み手もそれくらいはわかるだろうと書き手が考えています。逆に言えば明らかにわかる場合しか省略しません。

ただ正確性を期すなら普段から『水溶液』も省略しない方が誤解は生じないでしょうね。
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