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タイトルの通りです。
何故こんなものがあるのでしょう?これは必要なのですか?(まあ必要だからあるのですが)
旧社会党や民主党の派閥はイデオロギーで結びついてるっぽいですが、自民党はそうは見えないです。

A 回答 (4件)

 自由民主党はもともと自由党と民主党が1955年に合体して出来た政党です。



 旧自由党の系譜として池田隼人派(現堀内グループ、谷垣派)、佐藤栄作派(旧田中派で旧橋本派、現津島派)があります。佐藤栄作の系譜としては民主党の鳩山、小沢、羽田もここです。他、消滅した派閥として大野ばんぼく派がありました。

 旧民主党の系譜としては岸派(旧福田派で現森派。旧亀井グループ)、鳩山一郎派(河野派→中曽根→山崎派)、石橋派&三木派(現在の高村派)があります。
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簡単に説明します。


例えば、派閥があるとされるある党なんかは、多くの議員がいるので、みんながみんな同じ考えを持つものばかりではありません。そこで、考えが似た人たちが集まって、自分たちの言い分を政策に反映させるために、党の中で発言力を増そうと考えるわけです。また、この党から多くの大臣が出るわけですから、その選考の際にも、発言力が大きいほうが有利ですから、集団を作る必要があるわけです。議会は多数決でものを決するので、仲間が多いに越したことはないのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。自民党の派閥もイデオロギーで結びついたものだったのですか。
では、申し訳ないですが、それぞれの派閥がどのような考え方の違いがあるのかお教えいただくと幸いです。

お礼日時:2006/05/03 16:57

 こんばんは。

昨年の9・11選挙後、一般に自由民主党の派閥は弱体化傾向にあると言われていますが、それでも尚、大きな影響力を有していることには違いは無いでしょう。
 
 自民党内では派閥を“政策集団”と言い換える事もしばしば行われています。自民党内外の俗称は「むら」と称されることもあります。研究者によっては、自由民主党を「一つの政党」ではなく「派閥と呼ばれる政党が複数集まった、長期政党連合」との見方を採る場合もあります。すなわち日本の政党制は“穏やかな多党制”であり、その中でも同一志向の政党の集まりが自民党と解される訳です。
 
 ここで言及されている政党連合とは、政治に於いて政策や主張に共通点のある政党が集まって、意見の集約と統一された政策の形成を図り、政策の実現に向けての活動として、政権を担当することを目標とし、議会の運営の基本単位として働いている組織のことです。
 
 政党は、定義上は個人の集合体ですが、ある程度の規模を持つ政党をこの定義で分析するのは非常に困難です。従って自由民主党のような大政党をより小さな規模の政党(=派閥)の集合体と看做せば、政党連合と政党との間には余り大きな違いが見出せなくなり、政党内に存在する派閥は、政党連合を構成する政党と同様の働きをすると考えられます。
 
 かつて派閥内の結束は強く、夏は“氷代”、冬は“餅代”などと称して所属議員に資金を援助する派閥も存在し、55年体制下に於いては、新人議員は陣笠議員として各派閥に入り、当選回数・職歴を重ね、そして派閥の意向を酌みつつ政治活動に励んでいました。また中選挙区制の時代には、自民党は各選挙区に複数の候補者を擁立していましたが、同じ選挙区に同じ派閥に所属の候補者が複数立つことはありませんでした。そして同一選挙区の自民党候補者は、保守層の票を奪い合うこともあり、極めて険悪な関係にあったとされています。かつて政界で一番仲が悪いものは、自民党の同じ選挙区の議員同士と揶揄されることもあります。
 
 派閥政治は政党政治のあり方の観点から批判されることがあります。派閥は政治資金とポストを仲立ちとした議員間の結びつきである為、資金の不足しがちな若手議員や入閣適齢期の中堅議員は派閥領袖の意向に大きく左右されかねません。従って、党総裁の判断よりも派閥領袖の意向が影響力を有することが多々あり、密室政治や長老支配の原因となってきました。また派閥から閣僚候補として推薦される為には派閥の資金獲得に大きく貢献する必要があり、更に派閥の領袖になる為にはその稼ぎ頭ともならなくてはなりません。派閥の領袖になる事は総理総裁候補になることの前提条件でもある為、金権政治の温床になるとの指摘もあります。そして派閥政治は時折有効な政治ができなくなる恐れがあります。派閥力学によって党や国会の役職や閣僚などが割り振られ、適任とは言えない人が大きな役職につく恐れが考えられます。また自民党政権である事は変わらないのに、総理総裁の出身が別の派閥に変わっただけで、まるで政権交代が成ったかのように見せることもありました。また戦後の自民党における派閥抗争は、官僚の権力拡大につながったという指摘もあります。
 
 派閥政治は政党連合と同等であり、与党内に多様性をもたらします。これにより、幾多の政治変動にも対応でき、単一政党では本来成し得ない広大な支持基盤をもった長期政権が誕生しました。価値観の多様化が進む現代社会では、政党制も支持基盤の多様化に合わせて多党化しないと問題が生じ、小党乱立を受け入れざるを得ません。その時でも実効性のある政権を運営するのに、政党連合=派閥政治の経験は大きく役立つでしょう。また派閥同士の関係は険悪でしたが、社会党が与党になれない状況の中で、政治の緊張感を維持し、与党であった自民党の腐敗を防止した側面もあると考えられます。良く言えば、この“派閥”こそが自民党一党独裁を弱め、多党化という政局の混乱を防いできたと言っても過言ではないしょう。
 
 派閥についての解説・評価等は以上です。各派閥の傾向等につきましては、多くのサイトで詳細に説明されています。以下の参考URL等を御覧になって下さい。
 
自民党派閥一覧表:http://www2.airnet.ne.jp/shibucho/seiji/habatsu. …
 
自民党・派閥、東京都議・長野・沖縄各都道府県議選ほか~160>自民党・派閥:http://members.at.infoseek.co.jp/koizumijyunn160 …
 
ナインゲイト>自由民主党・派閥名簿2006:http://www.geocities.com/jiminlist/JHABATU.HTM
 
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一般論をいいます。



一応政治的な意味では#2の方がおっしゃっているとおりなんですが、
政治云々にかかわらず、
人が集まるということはいろんな考えの人が集まるということになります。
その中で同じ”ような”考えを持つ人たちが集まっていくということはよくある話でしょう。
たとえば学校の中でも中のいい友達が数人でつるむという感覚です。
そして人数が多かったら兄貴分みたいな、あるいはリーダー的存在が出てくることもあるでしょう。

つまり何故こんなものがあるのかといえば集団をまとめるために自然発生的に集まった結果存在するという感じです。
どこの世界にもあるでしょうし、なくすことはまず不可能でしょう。

では、何が問題かというと、
そもそも何のために集まっているのか…ということに尽きると思います。
政治の世界では建前は同じ考え方の集まりでしょうが、
実際は政治家の勢力争いのために使われているに過ぎないのです。
ですからたとえば派閥解消ということになったり、
超党派の勉強会や会派が生まれるのだと思います。

http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?p=%C7%C9&styp …
これでもわかるとおり派という字は仲間・系統を表す語のようですので、
そこから考えれば本質的な見方ができると思います。
それを元に現在どう使われているのか考えるのがいいと思います。
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