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道徳教育を行う際の留意点ってなんでしょうか?

具体的に教えていただけませんのか?

A 回答 (3件)

単なる知識なら、すぐ子どもたちから出ます。

しかし、それが実践できるかどうかは別問題ですね。そこが重要です。
例えば、制限速度はわかっていても、実際に制限速度内で走るかどうかは別であるように。
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「答えを求めないこと」じゃないでしょうか。



道徳という授業は必ずしも答えがでる科目じゃないと思うんです。児童生徒が他の児童生徒の意見を聞いて、どう思い自分の立場・観点から考え直させてみる。その結果が決して多数派の意見じゃなくても、その意見を認め合えるようになることが大事なのでなないかと。

何よりも教師の側から回答を提示しないようにしなくてはなりませんね。
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まずは先生自身が道徳教育の目的や背景を理解したうえで、易しい言葉に直して生徒に伝えることが必要と思います。



指導要領には表面的なことしか書いてありませんから、これだけで目的や方法を理解するのは困難です。
道徳は倫理学からスタートしています。講談社学術文庫「現代倫理学入門」加藤尚武などを一度ご覧になることをお薦めします。
この本は「人を助けるために嘘をつくのは許されるか」「特効薬が1人分しかない場合、10人にどう配分するか」「幸福はどうやって計算するのか」などの哲学者が議論を闘わせてきたテーマが解説されています。(元々は放送大学のテキスト)

さらに、学校を出た後に社会人になったことを想定して、職業倫理も勉強されるのがよいと思います。
学校をでて先生になった人は教師としての倫理があるはずです。
同様に技術者は技術者倫理を在学中から学び、社会に出た後も継続的に学習をします。たとえばスペースシャトルはなぜ爆発したのか、それを防ぐにはどう行動すればよいのかなどの事例研究をします。また「専門家として、一般人からの負託に応える」ことの意味を学びます。

医師や法律家など「専門職業人」も同様です。
商人には商道徳があります。
これらを身に着ける最初の基礎を「道徳」で教えることになります。
公立校では宗教教育は出来ませんが、教師自身が宗教的な背景を持つことは自身の判断の基準になります。

低学年では集団内での協調、約束を守るとかになるでしょうし、高学年では身近な話題を自分の言葉で言わせるようなことになるのでしょうか?

実例を使って考えるのが飽きさせない工夫になります。「テレビの時間」に成り下がってしまうと教育効果が薄いと感じます。
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