【大喜利】【投稿~9/18】 おとぎ話『桃太郎』の知られざるエピソード

とても下らない質問なんですけど、小さい時から不思議でしょうがないことがあります。
あさりやシジミなど、とにかく貝は、どういう状態で生まれるんですか?
貝は生まれた時からついていて、一緒に成長するんですか?
さらに卵なんですか?
ほんと、どーでもいい事なんですけど、私の周りの人たちに聞いたところ、「どうだろ~ねえ」と言っていまいち誰も知らないようで・・・
こんな小さな疑問ですがかなり気になります。

A 回答 (5件)

淡水の貝のことなんですけど確かグロキディウム(だったような?)という幼生になって魚に寄生するして成長するそうです


記憶があやふやなのであまり自信はないんですけど参考までに
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アサリの仲間は一般に産卵期になるとオスが精子、メスが卵子を放出し海中受精、すなわち貝の誕生と言う事になります。


シジミの仲間は雌雄同体と雌雄異体という変わった形質を持っていて、異体の種類はアサリと同じ発生ですが、同体の種類は親貝の殻内で胎殻期を過ごします。
発生後の成長については、アサリ、シジミ共に親貝の近くで育ちます。これらの個体の幼貝には足糸という非常に細いたんぱく質で構成された糸で、親貝の殻や、周囲に転がる岩などに固着し、激流や強波に流されないようにしながら3~6mmぐらいになるまで成長を続けます。
身(軟体部)に貝殻は厳密には発生当初から付いていて、ちょうど我々の骨のように、身とほぼ同様に成長を続けます。受精後約1週間で殻の形も成貝と同じ形にまで成長し、6mm位を超えると幼年期が終わり自分で足糸を切り捨て、親貝と同じく砂や泥に潜り、死ぬまでその地で生活する訳です。寿命はアサリもシジミも3~4年と言われています。
「卵」という質問についての回答は多少難しいかも分かりませんが、卵分割が始まり幼生の形になるまでは卵と言っても良いでしょう。
アサリの所属するマルスダレガイ科の貝は雌雄それぞれの出水管口より精子卵子を放出しアワビの様に海水中で受精します。受精した「卵」は1~2週で繊毛を持ったD型幼生から浮遊幼生へと変態し、しばらくの間プランクトン生活を送り海中を漂います。殻はこの頃から持っていて0.3mm位になり重くなると海底に着定します。これで胎殻期を終え、上記に説明した幼殻期が始まります。シジミ科の雌雄同体の種では胎殻期までの一連の行程を親貝の体内で行われるため、0.5mm程に成長したシジミの赤ちゃん数10個が、斧足を使い親貝から這う様にして出て来ます。発生後も親貝が稚貝を守る事が観察されています。
幼生がグロキジウムとなる種類は淡水二枚貝のイシガイ超科のみに見られます。この仲間の発生は変わっていて、雄が精子を放出すると雌がそれを入水管から吸取ります。雌の体内(鰓部)には卵子を蓄えいてそこで受精します。D型幼生を経て0.3mmほどに成長した幼生(グロキジウム)は親貝から離れ、タナゴ類などの鰓や鰭に跳びつき、左右一対の突起のある二枚の殻で振り落とされない様に魚鰓を挟み込み、親貝の住む場所から異なった地点まで運んでもらうのです。やがて2mmほどに成長した稚貝は鰓から外れて、遠く離れた新天地で自活を始めることになります。タナゴも稚魚をイシガイの殻の中に生み育ててもらうので両者は奇妙な共生関係と言えるでしょう。
他に貝の発生には卵生、卵胎生、巻貝に見られるトロコフォア→ベリジャー幼生となり浮遊生活を送るグループ等、種々多様です。
私達に名の知れた貝類の発生だけでも、まだ多くの謎や研究テーマが残っています。今後もこのような原点に興味を持って、生物全般を理解し自然や環境について取組むことができる研究者が増えることを望みます。
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  以下のURLは、淡水二枚貝についての「生殖」と幼生の成長を非常に簡単ですが、表で説明しています。これは、養殖貝の話ではありません。それによれば、めすが自らの鰓に卵を産み、おすが水中に精子を放出して受精するようです。受精した卵は、幼生(グロキジウム)となり、水中で、魚の鰓やひれに寄生して生活し、やがて大きくなると、離れて砂の上に落ち、自活するそうです。
  http://www2u.biglobe.ne.jp/~tanago/n-seitai1.htm
 
  また、以下のURLのページには、「先日妹に「貝はどうやって生まれるの?」と聞かれて、困りました。誰に聞いてもわからない」という質問者の問いに対する簡潔な回答があります。これは海生の貝も扱っていて、一般的な回答になっています。この回答で見ると、貝によって色々あるようで、殻は無論、受精した直後は持っていないのが当然で、或る時期に発生するのですが、その時期なども色々なケースがあるようです。
  http://www.mus-nh.city.osaka.jp/QandA/QandA-log4 …
 
  以下は、ほたて貝の説明ページで、受精や生長などが、簡単に紹介されています:
  http://www4.justnet.ne.jp/~juiti/Seitai/Seitai.htm
 
  貝によって色々なようです。養殖の場合と自然状態の場合では、違うことがあるというのも重要でしょう。
 

参考URL:http://www.mus-nh.city.osaka.jp/QandA/QandA-log4 …
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宮城県水産研究開発センター


http://www.pref.miyagi.jp/suisan-resc/  
参考URLは みやぎ・シー・メール第11号(平成11年2月発行)
検索は「貝 幼生 図」で行なっています。
約1日で殻を持つそうですが、浮遊しているうえに、あまりに小さくて簡単には判らないそうです。

参考URL:http://www.pref.miyagi.jp/suisan-resc/kensyu/Sea …
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確かに普段見慣れているものが、ある日突然疑問に変わることってありますよね。


そんなわけで、ちょっと検索してみたらこんなページを見つけました。

参考URL:http://nh.kanagawa-museum.jp/tobira/7-1/nemoto.h …
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