集合写真、どこに映る?

もしも第二次世界大戦中のフィンランドに零戦があったら、救国の戦闘機としての評価を得ることができただろうか?

時期的にはバッファローやホーク、MS406、G50が使用されていた頃、零戦21型がフィンランドにあった場合どうなっていたか?
他の戦闘機の追従を許さない軽快な運動性と適度な高速性能、長大な航続力と7.7mm/20mmの火力は好評だろうと思うのだが、フィンランドでのベストファイターの条件にある適度な防弾鋼板は無く、構造も繊細なので北欧の冬に耐えられるかどうかが心配点。

A 回答 (7件)

これって、すでにご自身が回答だしていますよね?



まあ、他の要因を考えるとすれば・・・「多くのフィンランド人は零戦には乗れない」というところですかね。
ゼロ戦は文字通り非常に軽量化しているせいで、コクピットがかなり小さいです。
当時アリューシャンでアメリカに接収された零戦にのっているアメリカ人なんかは、上半身が丸見えで相当狭そうです。実際とてつもなく狭かったでしょう。
人の体格というのは寒冷地化といって北のほうの人が大きくなる傾向があり(傾向だけで実際には個人差が非常に大きい)、特に白人は非常に体格が良いです。
実際に今でもフィンランド人の男性平均身長は176.6センチです。いくら大きくなったといっても日本ではまだ165センチ程度。

ゼロ戦の場合身長が170cmを越えるとかなり狭かったとされています。そうなれば、その背を越える人がざらの北欧空軍(空軍なんか、ふつう屈強な人がそろっているので平均身長はさらに高いでしょうね)では、零戦狭すぎ、といわれて終わりでしょうね・・・
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この回答へのお礼

なるほど、体格上の問題で窮屈で使いにくいというのは思いつきませんでした。

えーっと、ちょっと皆さんにご意見聞きたかった点がぼやけていたようですが、実際に聞きたかったのは、
フィンランド人パイロットの好む点=軽快な運動性と適度な速力を持ちつつも、防弾装備が無かった零戦が、どんな戦闘機であろうと喉から手が出るほど欲しかった当時にフィンランドに渡っていたら、フィンランド人はどう使ったであろうか?
防弾が無いからという理由でバッファローは疎か、ホークやMS406以下の評価を下されるかも知れない反面、大戦中一発しか被弾していないユーティライネンのようなパイロットなら使いこなしてぞっこん惚れ込んだんじゃないか?という疑問です。

でもまぁ、どんなに優秀だったとしても満足に身動き出来ないコクピットじゃ困ったでしょうね。

お礼日時:2006/05/21 16:18

氷結の多い滑走路では


脚の折損事故が多い。

脚の構造の弱い戦闘機や、
脚の長構造は致命的になってしまいます。

この時点でお荷物になるかもしれません。

軽戦闘機は、
爆撃機相手では火だるまになるだけです。

重戦闘機で充分
爆撃機を要撃出来る戦闘機は日本にはありません。(雷電は、問題アリ)

こりは、使えねーかもしんない。
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この回答へのお礼

零戦は艦上戦闘機だし、言うほど脚が弱かったんですかね?まぁたしかにかなり細くて脆弱そうには見えますが。

軽戦闘機という意味では、G50や休戦前の主力戦闘機であったD-21あたりは典型的な軽戦闘機でしたけれど、零戦の全くといっても良いほど無い防弾では対爆撃機戦は不利かも知れませんね。
幸い敵であるソ連空軍には大型で高々度を飛ぶ重爆撃機は対フィンランドでは使われてませんが。

お礼日時:2006/05/21 22:50

もしも、と言っても日本には航空機を輸出するような工業力は無かったし、OEMするには機密事項が多くて無理。



閑話休題

零戦の評価は、酷評されたでしょう。
理由一整備性の低さ
ご存じ無いかも知れませんが、当時、日本の工業レベルは低く、個々の部品の精度も低いので、零戦を部隊単位で運用する場合、大規模な改修というより造り直しが必要となったでしょう。
日本では当たり前だった、部品一つ一つの形状が規格内ギリギリで加工しないと使えないのでは、少数精鋭に頼らざるを得ないフィンランド空軍では、厄介扱いされたでしょう。
また、零戦の高性能の元である軽量化用穴、超々ジュラルミン等、フィンランドでは厄介扱いの一因です。

航空機は、零戦に限らず、飛行する度に高度の整備を必要とする器材です。零戦のような手間のかかる戦闘機は高い評価は得られないでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど、確かにどんなにスペックが高くても整備も満足に出来ない機材では持て余したでしょうね。

そんな零戦を主力戦闘機として使っていた日本帝国海軍の整備陣はそれだけ凄かった&苦労したということですね。

お礼日時:2006/05/21 16:29

飛行機が被弾したと同時に貴重な搭乗員も失われ人材が少ないフィンランドだと直に干上がってしまいます。



バファッローが役に立ったのは撃墜されても回収することができ、搭乗員の死傷率も低かったからです。
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この回答へのお礼

頑丈さという意味では確かにバッファローはフィンランド空軍の期待する特性を持っていたと言えますね。
逆に零戦だと、たとえ運動性が良くても万が一被弾したり胡椒した際に、貴重なパイロットの生存性が低いとなれば、第一線では使う気にならなかったかもしれませんね。

お礼日時:2006/05/21 16:33

歴史にifはありません。


愚問です。

>他の戦闘機の追従を許さない軽快な運動性と適度な高速性能、長大な航続力と7.7mm/20mmの火力は好評だろうと思うのだが、フィンランドでのベストファイターの条件>にある適度な防弾鋼板は無く、構造も繊細なので北欧の冬に耐えられるかどうかが心配点。

すでにご自分で答えを出しているじゃないですか。
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こんにちは。


当時の日本のエンジンは移動率が結構低かったですから、寒い北欧でそもそもエンジンがまともに動いたかな?というのが率直な感想です。

精密加工に優れたドイツ軍戦車でさえ、ソ連侵攻ではオイルが凍ってしまったりして行動不能になって惨敗してます。
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この回答へのお礼

信頼性では(国内なら)かなり上位だった筈の栄エンジンでも
フィンランドでの運用は難しかったでしょうかね。
寒さに弱いかも、という懸念点はありますが、意外とシーリングを全部国内工場でやり直してオイル漏れのない「綺麗な」栄エンジンが出来たんじゃないかという想像もしてみたくなってしまいます。

お礼日時:2006/05/21 16:21

半分以上、ご自分で答えを出しているように見えますよ?(^^)



兵器というのはそれ単体ではなく、運用方針(思想)によっても活躍の度合いが違ってきます。

零戦は日本海軍が要求した仕様に合わせて作られ、運用されたから活躍できたのであって、戦闘機への要求仕様や運用方針が異なるフィンランドではあまり活躍できなかったでしょうね。
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この回答へのお礼

どちらかといえば、運用上の相性はともかくとして、一機でも飛べる戦闘機が欲しいフィンランドで使うとなったらパイロットはどう評価したか?というところが疑問ですね。

要求仕様や運用面から考えれば、たまたまバッファローは合致したものの、G50やMS406はほとんど合致していない戦闘機でしたから。
そして、それでも活躍したパイロットは少なからず居ましたし。

お礼日時:2006/05/21 16:26

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