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大量の郵便物があり、郵便番号を記入しているときにふと思ったので質問します。
7桁の郵便番号は機械で読み取られ識別されていると聞きましたが、字の癖や、桝目に対していっぱいに書く人や小さく書く人、様々かと思います。機械での識別精度はどのくらいなのでしょうか。
家のすぐ近くに大きな郵便局があり、窓の外から、おそらく機械で振り分けているのだろう光景をよく目にしますが、あれだけ大量の郵便物、しかも大きさは様々で、
大変だろうなあと思うのですが…。郵便局にお勤めの方、詳しい方よろしければ教えてください。お願いします。

A 回答 (5件)

#2です。


郵便局によっては自局の配達範囲の郵便物だけでなく、他局の配達範囲の郵便物も住所区分した後に送る方式を取っているところもありますので、局によって、また対象郵便物によっては読み取り率には違いが出てきます。70%という数字はひとつの目安として考えて下さい。

shoyosiさんの仰るように宛先が明確に印字されたダイレクトメールや各種請求書の類では読み取り率は大きく上昇しますし、そういった類の郵便物にはカスタマーバーコードと呼ばれるあて先の住所を記号化して印刷したものがあらかじめ付けられている郵便もありまして、その場合は通常より高速で高い読み取り率を維持したまま機械処理が行えます。

それと、前回「打鍵」という言葉を使いましたが、一般的には「ビデオコーディングシステム」と呼ばれていまして、参考URLで上記のカスタマーバーコードと共に簡単な説明がされています。ちなみに、打鍵は延々と画面とにらめっこをしてキーボードを叩くという単調な作業ですので非常に疲れます。(^^;

しかしながら、機械処理された郵便は自動的に配達順に並べられ担当者の手元に渡ることとなりますが、異物(例えば、カギや機械の部品など)の入った郵便や分厚い郵便などは機械処理に馴染まないですし、ダイレクトメールなどに多いビニールの郵便も破れる恐れがありますし、他にも宛先不明の郵便などなど、はじめから手区分をする必要のある郵便が多いのも現状です。

参考URL:http://www.yomiuri.co.jp/nandemo/list/20001003.htm
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この回答へのお礼

2度目の回答まことにありがとうございます!
参考URL訪ねました。非常に面白いですね。郵便物に目に見えない印刷なんて。
なんだか自分の知らないことって多いんだなというのが感想です。
皆さんよくご存知で、、、。感謝です。

お礼日時:2002/02/18 17:06

今までの意見を見ていて、専門家としてまとめさせていただきます。



葉書に7桁の郵便番号が記入されている場合、読み取りの精度は98%ほどです。
葉書とは違い、大きな封筒(角型3号くらいのもの)の場合、他の方からも意見が書かれていましたけど、郵便番号記入欄ではなく、封筒全体をOCRで読み取ります。これの精度は75%くらいです。
OCR導入時(平成2年)には40%くらいでしたが、この区分機は使えば使うほど学習し、精度を上げていくようになっています。今の数字はこれまでの学習から読み取り精度が上がった結果です。
VCR(ビデオコーディングシステム)では読み取りにくい数字は当初区分できずにはじかれていたものを、人間の手で、無理矢理打ちこむことで、その数字を認識させることまでやっていました。郵便番号に使われる『数字」はそれまでの導入過程から、数万パターンの数字を登録されておりますので、この位(98%)の読み取り率となります。でも、今でも『筆ペン』などで書かれた数字に関しては読み取り率が落ちます。年賀状の時期になると、読み取り精度はこれが原因でかなり落ちます。
これらの機械が一番苦手としているのが、俗にいう、『達筆』な文字です。こればかりは、絶対に読めませんし、人間の手による区分でも読むことが困難な場合もあります。

郵便番号の7桁のうちの後半4桁は、配達順序にしたがって設定されております。
配達を受持つ一般の郵便局ではこの部分を機械で読み取り、配達順番どおりに組み立てることになります。だから『ビル』の名前などに関係なく配達の順番は成り立つわけです。

しかし、このままだと郵便番号だけで区分されてしまうことになるわけです。
そこで今度は人間の『目』が必要となるわけです。それこそその配達地域に該当しているものかどうかを検査するのです。

機械で区分できない『モノ』が入っているような郵便物については、これら読み取りの機械を使うことが出来ません。これらを区分するのは人間の手によって行われます。郵便物の住所を見て、郵便番号の頭2桁、場所によっては3桁を機械に入力すると、郵便物は自動的にその配達地域の郵便局へ送る『入れ物』へ入るようになっています。それを配達地域の郵便局へ送ると、そこから先は完全な手作業となります。

いずれにしても、郵便番号と住所を丁寧に記入されていれば、配達は人間が行いますが、それまでの過程は全て機械で処理されることになりますから、かなり速い処理速度で配達までが可能となります。
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この回答へのお礼

kikumaroさん、専門家ゆえの回答、非常に分かりやすいデス!ありがとうございました。

>郵便番号の7桁のうちの後半4桁は、配達順序にしたがって設定されております。

そうだったんですか。そこまで機械化されているんですか。
日本の郵便システムってひょっとして世界的に誇れるものなのではないでしょうか。
しかし最後の最後はやはり人間の目なのですね。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2002/02/18 17:18

 郵便局で自動区分機の配達区分の操作アルバイトをしていました。

(機械は宛名区分も配達区分もスイッチで換えることができます)
まず、自動区分機は定形郵便物に限られます。宛先の区分ですと、郵便番号だけが読めれば正確に区分されますが、配達区分になりますと、地番まで正確に読み取ることが必要となります。郵便物の約80%は住所氏名の印字したシールを貼っているものです。印字したものですと地番まで正確に読み取れるものが95%ぐらいですが、手書きの場合、70%前後でした。
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この回答へのお礼

Advanceさんに引き続き、shoyosiさんまで衝撃の回答を…ありがとうございます。
しかし、私って本当に無知なんですね、知らないことばかりでした(笑)。
>住所氏名の印字したシールを貼っているもの
これは、ダイレクトメールなんかに代表される、宛名シールのことですよね?そういうのが80%もあるんですか。びっくり。まあそれだったら字もきれいだし機械もほぼ読み取れますよね。いやはや、住所まで機械で読み取っているとは…。
では、一体、どこまで機械で振り分けているんでしょうか。まさか、人間がしているのは配達だけってことはないですよね。ビル名まで機械が振り分けているとしたら…。
日本の郵便技術ってすごいんですね~。
以上、一人で興奮気味な、世間知らずの私でした。どうもありがとうございました。

お礼日時:2002/02/14 08:58

番号読み取りだけでしたら昨年の年賀状シーズンの体験ですが約95%というところでした。

確かに読み取りづらい字で書かれている方もよく見受けられますが、メーカー側でも対処はされていますので、それなりの読み取り率は維持されています。

ただ、基本的に年賀状の繁忙期を除いては郵便番号と住所の合わせ読みとなりますので、完全区分率は70%程度まで下がり、読み取れなかった郵便物は打鍵という人間が手作業で郵便番号や番地を打ち込む作業を経て再び機械処理に回されることとなります。
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この回答へのお礼

Advanceさん、回答ありがとうございました。
しかし、新たな疑問発生!機械での読み取りって、郵便番号だけでなく、住所までもを読み取っているんですか????だってだって、住所なんてそれこそ様々な字があって人間の目だって分からないような字もありましょう。それを機械が読み分けているなんて、非常にオドロキです。70%なんて素晴らしいではありませんか。打鍵という仕事もなかなか楽しそうですね。
うーん、技術の進歩って素晴らしいんですね。驚きました。

お礼日時:2002/02/14 08:49

ちょっと古い資料なのですが、参考URLによると正読率 98.2% とのこと。



まあ、1000通の郵便に対して、18通は読めなかったり間違ったり(こっちは大変)と
いうことですから、これで十分かどうかは分かりません。

郵便局に勤めているわけではありませんが、参考まで。

参考URL:http://www.iptp.go.jp/reserch/monthly/m-serch/de …
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この回答へのお礼

さっそくの回答ありがとうございました。
予想していた程度の正読率ですが、日本の郵便制度って、他国に比べて優れているのでしょうね。ヒドイところ(国)だと、郵便局の職員に開封されて中身を物色されてなおかつ届かない、なんて言う話も聞きましたが…。
そんなことを考えているうちにやっと宛名書きが終わりました。
a-kumaさん、回答をくださって感謝しております。

お礼日時:2002/02/14 08:41

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