光速

つまらない質問を度々すみません～。
よく現代の天文学・物理学を語る上で「光」より早いものは無い！！

と一方的に・頭から定義されてしまいます。

なんか掛け算の九九を頭から意味もなく「覚えろ！！」と小学生の時に
言われたのを思い起こしてしまいます～。

本当に「光」よりはやいものは存在しないのでしょうか？

又は、ただ現代の学問では「光より早いものは確認できないＯＲ証明できない」だけなのでしょうか？また「光」が最速だ！なんて言ったのは
誰でしょうか？（有名なアインシュタインさん？）

今ぼんやり蛍光灯を見ながら「この光より早いものは人間の英知で出来るんじゃないの～」とつい思ってしまいます。

何方か詳しい方、教えて下さい。。。

No.2 回答者： takomari 回答日時： 2006/05/26 21:40

光が一番速くて、しかも光速は一定です。

光速が一定、というのは「マイケルソン・モーレーの実験」でも観測されたことですが、この謎を解いたのがアインシュタインの「相対性理論」です。
そして、その「相対性理論」では
「質量のあるものは、加速するにつれ質量が増えていく」ということを言っています。下の式のようなことが成り立ちます。
動いているときの質量＝止まっているときの質量/√（１－（動いている速度/光速）^2）
なので、質量のあるものを加速していくと質量が無限大となる→そんなことはない→質量のあるものは光速を超える事ができない、ということになります。

相対性理論自体が間違っている、ということをどこかで証明できれば光速以上の速さで動くものというものの存在も唱えられるかもしれませんね。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
＞「質量のあるものは、加速するにつれ質量が増えていく」
～わかりました。。。がもう一つ疑問が。。。
であれば人工的に「質量があるモノを質量０に」は出来ないのかな？と
・・・。であれば皆さんがおっしゃる「光速と質量」からの束縛？から
脱出できるのでは？・・・なんて素人考えですみません。。。

お礼日時：2006/05/26 23:39

No.1 回答者： cliomaxi 回答日時： 2006/05/26 21:40

若干違います。

相対性理論は空間の膨張速度は光速度を上回る事を否定していません。

実験でもどの場所から観測しても光の速度は変わらないことで証明されています。

実際は質量有るものが光速度を越える事が出来ないとしているのです。
質量のあるもの(例えばロケット)をどんどん加速して行くとそのうちエネルギーはロケットを加速させずに質量を増加させて行くのです。
質量が増えればそれを加速させるためのエネルギーは更に沢山必要になりますがエネルギーをつぎ込めばつぎ込むほどロケットは質量が増すだけで加速しなくなってしまうのです。
エネルギーと質量は等価なのです。
E=MC2(二乗)と云う公式が有ります。
これが原爆の理論の元になった事は有名な話です。

＞光より早いものは確認できないＯＲ証明できない」

有名なものに「タキオン粒子」があります。
これは逆に「光速度より遅くなれない」との仮説が有ります。

ある科学者がワープを理論的に可能である事を説明しています。
膨らんでいない風船の任意の2点に印をつけます。
これを膨らませると2点間の距離はどんどん広がって行きますが点そのものは全く動いていないですね？
遠い所に行くにはその逆に目の前の空間を縮める事になる。
最初に書いたように空間の膨張は光速度を越える事が出来ます。
これは移動時の「加速」も無いので乗組員への身体の負担も無いと良い事づくめです。
宇宙船単体でワープが出来ると云うより一度空間を縮めるための装置を設置しなければならないのと決まったコースにしか使えないと云った感じです。
SF映画だと銀河鉄道999とかスターゲートが近いかな。
但し、この空間を縮めるためのエネルギーが半端な量ではなく、銀河中のエネルギーをラップより更に薄い幕のようなものに閉じこめなければならないとかなんかそんなくらいです。
理論上は可能だが、実際には不可能と言われています。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
＞実際は質量有るものが光速度を越える事が出来ないとしているのです。
そこまで行くと「光」とは？って世界ですね～。
という事は「光」より「性能」（表現が正しいかわかりませんが。。）
の良いモノを発見すればイイって事なんでしょうか？
例えば「原子」や「素粒子」なんてミクロの世界で、普段我々がお目にかかる事のないような世界にはあるかも知れないですね。
「光」は人間の目で見えるから、我々素人でも「対象」として認識する訳で、目に見えない世界では「なにか」あるのかも。。。
ありがとうございます。

お礼日時：2006/05/26 23:27