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A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
こんにちは
歴史ではなく現代の事ですが、チベット仏教はフランスでは人気があり信者も相当数いるようですよ。
http://www.tibethouse.jp/news_release/2000/Franc …
NHKブックス 今枝由郎「ブータン仏教から見た日本仏教」
http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=01 …
にもそのことが書かれています。非常に興味深い本です。
参考になれば。
No.3
- 回答日時:
こんばんは。
。いろいろ参考になるご回答が挙がっていて勉強になります。
あまり詳しくないのですが、それぞれの国の事情も伝播するかしないかの大きな要因かなと思いました。
中国は、中華思想の影響からか、周辺各国の文物を吸収することに積極的で、(何度か排斥運動がありましたが・・・)基本的には仏教の流入に寛容だったと言えると思います。
ただ、取り込むだけ取り込んでしまうと、オリジナルを大事にしない(漢訳が終わると梵本の保存がぞんざい)あたりは、中華思想の表れなのかな?と思いますが・・・
また、仏教の教義を理解するための既存の思想があったことも中国に受け入れられた要因だと思います。仏教は中国に入って、かなり早い段階から、老子の思想になぞらえて理解されるようになったようです。
タイなどの東南アジア地方では国をまとめるためという政治的な意図で仏教を積極的に取り入れるというケースが多かったのではないでしょうか。(日本もこのケースに入ると思います。)
それと、これは大部分想像(というより根拠のない妄想?)ですが・・・「仏教東漸」というのは、おそらくは結果的に東へ伝播したからそう言うようになったというのが正しい解釈なのでしょうけれども・・・アーリア人がコーカサス地方から東へ東へ移動してインドにやってきた続きのような感じで、行くなら東へという志向がどこかにあったのかも??とも感じています。(これはまったく自信ないです。)
また、「西域」というある種の文化混交ゾーンがあったことも大きいかなと思います。
西域の仏教勢力が7世紀ごろにはトルコ人流入などから衰えたように、インドから西側は、宗教・政治などの理由から入り込む余地が無かったのでしょう。
一神教文化圏や、多神教を信奉する人々にとっては、無神教的で、あらゆる物事に実体を認めない仏教の思想は、かなり理解し難いものだと思います。中国でも道教がなく、儒教だけだったなら、仏教が盛んになったかどうかはわからないと思います。
植民地化等の影響もあって、研究対象・学問としての仏教(仏教学)は欧州でも一部知識人では盛んで、初期仏教経典の校訂は欧州の機関が行なったものが定本化しています。
ただ、それは「学問の対象」という域を出てないですね・・・
たよりないことで、すみませんです。では。
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No.2
- 回答日時:
仏教を保護したインドの王に、アショーカ大王(アソカ大王)という人がいます。
紀元前三世紀の人。http://www.hm.h555.net/~hajinoue/jinbutu/ashoka. …
この王は、仏教を海外に布教したことで有名です。この時の布教は、中国などへの布教ではなくて、あきらかにギリシャなどインドより西方へ布教の中心がありました。
スリランカにも、大王の息子によって仏教が伝えられ、現在の南方仏教はこのときの布教によるものです。
王は使節団を派遣し、エジプト、シリア、マケドニアにまで布教の使節団は及んだと言います。
インドとエジプト方面は、古代においては、交易が盛んでしたので、こういう文化交流も盛んだったのでしょう。時代は下りますが、ガンダーラ美術は、インドに来たギリシャ人の芸術(ヘレニズム文化)が仏教と融合したものですね。
ですので、伝わっていないとういわけではなくて、継続的な布教にはいたらず、一過性のもので終わってしまったというところかもしれません。
No.1
- 回答日時:
ヨーロッパ地区の仏教国として、カルムイキア共和国があります。
ロシア国内の自治共和国です。
場所は、ボルゴグラドの南西で、人口30万チヨットの国です。
国旗は、金色に、仏教の象徴であるハスの花が描かれています。
人種はモンゴロイドで、モンゴル族の西征のときに、この地に移った人々だそうです。
歴史的には、仏教の西には、ゾロアスター教という宗教が力を持っていたため、インドからの仏教が、西に行く事がなかなかできませんでした。
しかし、仏教とゾロアスター教の混じった宗教であるマニ教が生まれ、マニ教として、中東・ヨーロッパに入り、色々な影響を与えています。
中世ヨーロッパに出現したカタリ派は、キリスト教徒でありながら、輪廻転生を信じていた事で有名です。
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