A 回答 (1件)
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No.1
- 回答日時:
日本の憑き物思想というのは、いわゆるキツネ憑きとかそういう類のものでしょうか?
それでしたら・・・
昔、地震や雷、太陽の恵み、雨の恵み、嵐、季節の移ろい・・・そういった人知を超えた自然に大して八百万の神様を信じていた頃、人々はキツネを初めとする動物たちを神様の使いと信じ、何か特別な力を持っていると思っていました。そして、巫女やイタコのような人に神の使いである動物の霊を呼んで(憑依させ)、神の言葉を聞くという信仰がありました。
神様の使いである動物たちは、奉れば自分たちに恩恵をもたらしてくれるけれど、蔑ろにすれば人知を超えた力で祟りを起こすとも考えました。
例えば、今でいう精神病患者などは、何か悪い事をして神様の撥があたったと考え狐に取りつかれた・・・などということになりました。
そして、金回りの良い家などにはきっと神様がいらしている(何かが家に憑いている)に違いないと人々は考えました。けれど、往々にして金回りの良い家というのはそのお金によって争いが起きます。そのため、家についている何かにを常に祭り、おおらかにしなければ、祟りが起きると考えられました。そのため、身に過ぎる物を手にするのは危険だと考える人々もいて、その家が恐れられ、その家へ嫁ぐ事も、その家から嫁がれることもタブーとされることもありました。
その一方で、仏教の教えが広がり、日本古来の信仰が薄れてくると共に神の御言葉というよりも、憑依されたときの胡散臭くい様子が呪いと結びついて、邪宗という印象が強くなりました。
因みに”憑き物おとし”に活躍する陰陽師や密教僧などの行者や祈祷師で憑き物信仰のヒーローとなった。。。
西洋で言う悪魔とエクソシストですね。
という話を小耳に挟んだ事ならあります。。。
この回答への補足
そうではなくて、それ以前にどんな時代の考えから、憑物という発想になったか
ということを知りたいのですが、詳しい資料とか分かりませんか?
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