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テレビCMで、商品自体は脇において、出てくる俳優とかストーリーのほうが一人歩きしている(製作側がさせている)のってありますよね。で、私はちゃんと印象に残って、CMとしては成功していると思います。むしろ残り方は強いです。

これはどういう心理なのでしょうか。商品を後ろに下げるということで、かえって前面の無関係なストーリーや登場人物がリンクして意識されて、後ろの商品がより印象的になるというような、心理的テクニックのようなものがあるような気がしますが、どうなのでしょう?

こういうのは一種の映像テクニックの分野だと思いますが、こういう心理学って確立されているのですか?

A 回答 (2件)

これは「映像のテクニック」ではなく、人間の心理を巧みに使った「宣伝術」でしょう。



人間は、「売ろう売ろう」「買って買って」など、あからさまに推奨の姿勢が見えるものには飽き飽きし、嫌悪感すら覚えることを、企業の宣伝マンは判っているのです。

特にTVなどのCMははっきりと「宣伝」「推奨」が目的だとわかっているので、コマーシャルになるとトイレに立つほどです。

しかし、そおnコマーシャルが始まっても、「良いわよ良いわよ」「買って買って」「これ見てこれ見て」ではない映像が流れると、視聴者は「???」「これ、何のコマーシャル?」「ちょっと、私はトイレに行くけど何処の会社のCFか調べておいて!」などと「企業名すら特定したくなる」ものです。
そして、企業名が判らないといつまでも気になり、「今度はいつやるんだろう」、「どこのコマーシャルだろう」などと、いつまでも頭の中にこびりついてしまいます。

そこが狙いです。

ちょっとこれとは異なりますが、商品の宣伝でも、企業名を言わないCMがあります。これも、「え?、いまのCMってどこの会社の?」と気になるのです。

このように、通常のCM、CFからの波動とは異なる波動を送ることは、意外性が増し、思いっきり押し売り的なコマーシャルより効果的な残像効果、残存効果が期待できます。
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この回答へのお礼

押してだめなら式の宣伝術なのですね。コマーシャル界も飽和しているという感じなのかもしれませんね。

お礼日時:2006/07/25 23:54

ご質問の文章の中にすでに答えが出ていると思いますが、


>私はちゃんと印象に残って、CMとしては成功していると思います。

ということです。
広告として大事なのは、その商品を知ってもらうこと。
(認知度を広める)
そして広告戦略として大事なのは、その広告を「見てもらうこと」(視聴率を高める)です。
広告を見てもらうには、人気のある芸能人や、興味を引くストーリーを使うのが有効です。
商品だけを宣伝しても「見てもらう」ことはできません。
広告に興味を持って見れば、それが何の広告なのかという商品名も脳にインプットされます。
つまり、CMの出演者やストーリーに興味を引かれて、それを媒体に条件付けとして商品名を刷り込むという方法です。
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この回答へのお礼

やっぱりそういう「策略」にはまったのですね。勉強になりました。

お礼日時:2006/07/25 23:53

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