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No.2
- 回答日時:
通常、pH(水素イオン濃度指数)は水系と言う前提で使っています。
と言うのは、水のイオン積Kwが関係するからで、
pH+pOH=14(25℃下)です。
試料が有機溶媒の場合、ここのKwは使えず、水系とは異なるScaleとなるので、通常のpH計で何がしかの指示が出たとしても、正確では有りません。
(鯨尺でインチを測っている様なもの)
また、pH電極指示も不安定です。
しかし、学問的には難解でも、ガラス電極pH計で有機溶媒のpHを測定する事は実務上は有用な場合が多いと思います。
それは、有機溶媒中の酸成分の有無を確認したりする場合です。
水溶性有機溶媒(アルコールなど)の場合は、少量の純水を加えれると、事実上、水系のScaleに近くなるので、測定値はかなり信用できます。(水が1割以上あれば、ほとんど水系と見做せます)
水に溶解しない有機溶媒(キシレンなど)の場合は、当容の純水と混合してpH寄与物質を水に抽出し、水のpHを測定します。
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