No.8ベストアンサー
- 回答日時:
再度の5です。
そうじゃありません。
気分を害されたのなら、謝ります。誤字に気づかずにごめんなさい。
私は仏教のことばかり書いているので、そういう変換になってしまっただけなんです。
仏教の四苦八苦は生老病死というので、老死という言葉をしょっちゅう使うんです。
じゃあ、お詫びに仏教の話をします。
私は老子には詳しくないですが、きっと老子の思想も、これとダブっているハズです。
なぜならば、真理(道)というのは一本しかないからです。
言葉による表現は違うと想いますが、その意味するところはきっと底通していると想います。
この世は光と影、陰陽という全く違う性質のものたちが複雑に絡み合って出来ています。
仏教では縁起と言いますが二律背反、カオスという言葉でも表現できると想います。
したがって、我々の生みの親は「不安定」なんです。
「生まれる」というのは、不安定だから起こる現象なんです。
海の波と一緒です。
大気の状態が不安定になると風がおき、波が生まれますよね。
我々が生まれてくるのも、同じことなんです。
不安定だから生まれんです。
つまり、我々には、生来「不安定」という要素があるんです。
仏教ではこれを「愚か者」といいます。キリスト教では「原罪」というのかも知れません。
で、我々は、何のために生まれてくるのかと言えば、幸福になるためなんです。
じゃ、幸福とは何か?といえば、「安定」なんです。
経済的な安定とか、異性に恵まれている安定も、幸福の一つの条件かも知れませんが、そうではなくって、心が安定していることが幸福なんです。
だってどんなに金持ちでも、女にもてても、心が不安定なら、気持ちが安らぐことがなかったら、幸福と言えるでしょうか?
逆に一文無しでも、どんなに生活の条件に恵まれていなくても、心が安らいでいれば、気持ちが穏やかであれば、それが幸福なんです。
じゃ、どうやれば幸福に成れるのか、心が安定するのか?です。
腕の筋肉を鍛えようと想ったら、鉄アレイを持ち上げますよね。
あれは、鉄アレイの「重さ」に抵抗、反発しているんです。
抵抗、反発すると、鍛えられるんです。
心もこの仕組みと一緒なんです。
心の中にわきあがる、さまざまな欲望という「鉄アレイ」を持ち上げて、心を強化するんです。
だから、あらゆる宗教、道徳というのは、み~んな禁欲、節制、克己修身を説くんです。
だから、言葉づかいには注意して、丁寧な言葉を使い、
何かしてもらったら、「ありがとう」という心を大切にする。
正直者といわれバカにされて、なめられても、手を抜くことなく一生懸命仕事をする。
心正しく生きていくと、最終的に心が強化されて、不安定な心が安定に導かれていき、結果、それが自己の幸福へと繋がっていくんです。
これが「道」です。
おそれらく老子の思想もこれと似ているのではないか、どこかで低通していると想うのですが、・・・・私にはわかりません。
この回答へのお礼
お礼日時:2006/08/29 22:25
いえいえ気分は害していません。悪い点があれば、参考にしたいな。という気持ちです。
この回答を見て仏教の教えに興味が出ました。
今度本借りたいと思います。
No.7
- 回答日時:
読書感覚で以下に紹介するサイトを読んでみて下さい。
根本仏教の講座です。
最も仏陀の教えを純粋に伝えている、といわれているものです。
仏教は科学といわれています。
人の心の状態を分析して、どうすれば人生を好転できるのかが誰にでも分かりやすく書かれています。
参考になれば幸いです。
参考URL:http://www.j-theravada.net/kogi/index.html
No.5
- 回答日時:
はい、私は自殺する前に、冥土の土産にと想って勉強した仏教に救われました。
あれ以降、焦土と化した心に、水が染み込み続けるように、未だに、仏教が私の中に染み込み続けているのがわかるんです。何度、インドの方角を向いて感謝の涙を流したかわかりません。。。帰命頂礼。
で、つまりは「志」の問題だと想います。
平たく言うと「動機」です。
なぜ、老死の思想に染まりたいのか?
・・・です。
きっと、老死の思想に染まることが目的ではなく、そこから得られる智慧を人生に活かしたいという動機があるのではないでしょうか?
そこのところの気持ちがどれくらい本物であるかで、染まり度が決まると想います。
悪い例でいえば、学者ぶりたいのであれば、そのような人間に成ることは簡単でしょうし、知ったかぶりをしたいという動機に基づいていれば、そのような人間になることは簡単です。
まず「老死の思想」ありきではなく、それ以前に、質問者様自身が、一人の人間として何を求めているのか?が大切なんです。
それは、言葉で簡単に説明できるものでは無いとは想うんですが、その動機に基づいて、成りたい自分に成れるし、本の中から自分にとって必要な言葉が浮んで見えるようになってくるんです。あなたのもうひとつの質問にもあるように「シンクロ(共時性)」していくんです。
昔からも、「生徒の準備が整うと、教師が現われる」という言葉がありますが、これはまさにシンクロ(共時性)を言っているんです。
シンクロを起こすも、起こさないも、私たちの「心」次第です。
たとえば「ご飯を食べたい」と思えば、ご飯を食べる人に成れるでしょ?
殺してしまおうと思えば、殺人者にも成れるように、この世が出来ているからです。
想ったとおりの自分に成れるように、この世は出来ているんです。
つまり、コツは「動機(心のありよう、心的態度)」です。
No.4
- 回答日時:
回答ではなく、失敗談ですw
個人的に老子の水の哲学が好きで、そのように生きたいと強く思った時期もありました。
特に老子の境地は仏教の悟りの境地に近いものがあると思います。
経典を読んであたまでっかちになっても、悟りから遠ざかるだけ、という話もどこかの仏教の経典で目にしましたが、老子の水の哲学もこれに近い気がします。
そもそも、ある思想にひかれ、あこがれるというのは、大体自分の中に、その反対の要素がたくさんあることも多いと思います。特に私の場合、老子に惹かれたのは、自分の中に闘争的な要素が強くあって、それでつらい思いをしていたからだと思います。
1364さんが私と同じだかは分かりませんが、個人的な経験では、本を読み、それに対する理解を深めることと、自分の中にある反老子的要素を乗り越えることとは、多分全くべつものだと思います。
逆に、知識で持って自分の本来の性向を強引に抑圧すると、ある程度までうまくいっても、ある時反作用が起こることもあります。
そもそも、知識で自分の性格を強引に変えてしまうこと、それこそ非老子的な試みの気もします。
というわけで、失敗談と、そこから私自身が引き出した教訓でした。
ちなみに私はどこかの宗教団体に属したことはないです。
参考にならなかったらごめんなさい。
でも、1364さんも、老子に限らず、幅広く読書なさっていれば、いつか自分の性格をがらりと変えてくれる本に出合えるかもしれません。
No.3
- 回答日時:
#2です 追記します
これを読んでみてください
>安岡正篤からの伝言
http://www.ne.jp/asahi/kojo/bunko/index1-1.html
参考URL:http://www.ne.jp/asahi/kojo/bunko/index1-1.html
No.2
- 回答日時:
>ぜひ読書で、自分は老子の思想に染まりたいなと思っているのですが、何かコツあります?
コツというより、無限にある書物の中から自分の糧となる書物に出会うかどうかだと思いますけど
>自分は老子の思想に染まりたいなと思っているのですが
中国の古典に入るには、なんといっても安岡正篤先生の書物をおすすめします 他には考えられません
安岡先生はあまりにも巨大ですので、講演録のようなものから入るとこなしやすいでしょう
お近くの図書館に蔵書があると思います いちど手にとってみられますように
参考URL:http://www.knet.ne.jp/~kyogaku/book/book.htm
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