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形容詞を尊敬語にしたい時は「お」をつけますよね。例えば「お・高い」とか「お・忙しい」など。でも「お・小さい」とか「お・美味しい」などどは言えませんよね。それには何か法則があるのでしょうか。どなたかお力を貸してください。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

「お小さい」は基本的には使用可能と考えます。


例「お小さい子供さん。」
ただ、使うべき場面が限られている、ということではないでしょうか。

「お美味しい」は使えないと思います。
理由を説明するのは難しい。下記の参考図書にも「どのような語に「お/ご」が付くかは、習慣の問題というしかない」とあります。
ただ、「お」の音が続くので発音しづらいというのは確かです。
また、「美味しい」の主語は一般に食べ物であり、へたに尊敬語にすると、その食べ物を敬うということになってしまう危険性もあります。

なお、形容詞の尊敬表現には「(お)忙しくていらっしゃる」のように、補助動詞「いらっしゃる」を使える場合もあるますが、「美味しくていらっしゃる」という言い方は何か変ですね。
その理由は、上記の通り、敬意の対象が「食べ物」のように感じられるからでしょう。ただ、その食べ物が明らかに尊敬する人物の手作りである場合、「あなたのお作りになったケーキ、とても美味しくていらっしゃる。」といえるかどうか。例えば、「あなたのお帽子」というように、物に尊敬の「お/ご」を付けるのは場合により可能ですから。
ただ、その点については、更に考察してみたいと思います。


参考図書「敬語」菊地康人著 講談社学術文庫
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