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古文についての質問です。
問題を解いていると分からないところがあったのでどなたか教えてください。

さばかり苦しげなるけしきに弥陀の念仏を十度ばかりいと高やかに唱えてうせ給にけり。

上記の文で形容動詞を答える際に解答に「高やかに」とありました。
これがなぜなのかが疑問です。
私は形容動詞とは形容詞と同じように名詞を修飾するものだと思っているのですがこれが違うのでしょうか。
「高やかに」は「唱えて」の動詞を修飾していると思ったのですが、違いますか。
語尾が「に」でナリ形動だと言われても納得がいかないのでこれ以外でお答えいただけると助かります。

A 回答 (3件)

なり‐かつよう【なり活用】‥クワツ‥


文語形容動詞の活用の一つ。語尾が「なら・なり(に)・なり・なる・なれ・なれ」と変化するもの。「静かなり」「あはれなり」の類。→形容動詞

たか‐やか【高やか】
〔形動〕(「やか」は接尾語)
1 物の丈(たけ)や高さがいかにも高いさま。たかだかとしたさま。*源氏‐夕顔「たかやかなる荻につけて、しのびてとのたまへれど」
2 声や音などがいかにも大きいさま。傍若無人に声をあげるさま。*枕‐七四「あなとたかやかにうちいひ」//

で、形容動詞は名詞を修飾するときは連体形で「高やかなる」になります。
「高やかに」は連用形になります。

学校文法では形容動詞として「高やかなり」を一語とし、活用を持つと説明していますが、正しくは「高やか」が一語で、これも形容詞「高い」に接尾語「やか」が付いた句で、さらに格助詞「に」が続く句ということになります。

そして、「なら・なり・なり・なる・なれ・なれ」は指定の助動詞「なり」に過ぎません。

<形容動詞>説は誤りである
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2748&id=9598 …
参照。■
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>形容動詞とは形容詞と同じように名詞を修飾するものだと思っている


形容動詞と形容詞を学習し直しましょう。
あと未然形~命令形もその働きを再確認しましょう。
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>形容動詞とは形容詞と同じように名詞を修飾するものだと思っているのですがこれが違うのでしょうか。


そうとは限りません。
この問題を判断するには、品詞名よりも活用形に着目することが重要です。
形容詞も形容動詞も連用形と言う活用形がありますよ。連用形はその名の通り用言に連なる(=用言を修飾する)形です。
因みに名詞を修飾する場合は連体形です。体言(名詞)に連なる(=修飾する)のでこの名前が付いています。

連体形は「声」のような体言を修飾し「高やかなる声」となり、一方連用形は「唱ふ」のような用言を修飾し「高やかに唱へ」となります。

繰り返しますが、この疑問には、品詞名よりも活用形に着目することが重要です。
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