
Now it's a healthy 20 centimeters tall.
ヒナは今、背丈20センチにまで育ち、健康そのものです。
上記は、NHKラジオ番組ニュースで学ぶ「現代英語」のタンチョウのヒナについての記事の一文です。
提示文には名詞がないにも関わらず不定冠詞がついており、なぜなのか分かりません。
"tall"が名詞であれば、"tall"を修飾している"20 centimeters"は単数になるはずですが、複数で"tall"を修飾していることから"tall"は形容詞です。
すなわち、品詞に分解すると次のようになると思っています。
Now(副詞) it(人称代名詞) is(be動詞) a(不定冠詞) healthy(形容詞) 20 centimeters(副詞句) tall(形容詞).
つきましては、次の点ご教示願います。
①提示文の構造
②この不定冠詞はどの単語を限定しているのか。
出典:https://www2.nhk.or.jp/gogaku/gendaieigo/detail/ …
A 回答 (14件中1~10件)
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No.15
- 回答日時:
すかっとさんおはようございます。
Tall が後ろから centimeters を修飾します。『What could cause high blood pressure in a healthy 20 something year old?』https://www.quora.com/What-could-cause-high-bloo …さんがあります。ヒナが全部で1羽です。A very special chick と最初の文で言っています。2回目は the にしたいです。A little があります。No.2さん紹介の site にある link の『#1766. a three-hour(s)-and-a-half flight[compound][adjective][plural][number][numeral][hyphen]』http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2014-02-26 …さんがよかったです。Centimeters に不定冠詞 a が着きます。複数形です。冠詞なしにしたくなります。 http://www.math.stonybrook.edu/Videos/MAT125S15/ …さんが「we need the 20 centimeters, which」と言います。
ごくんとさんおはようござます。
No.2と14がよかったです。ありがとうございます。あなたの No.14の例文 Forty miles is a good distance. で冠詞なしの複数形の主語の動詞が単数対応になっています。
あずまさんおはようございます。
Chick の省略だと冠詞を the にしたくなりませんか?不定冠詞のために 20 centimeters がひとまとまりになるのか 20 centimeters がひとまとまりでそれを具体するために冠詞 a がついているのかいずれなのでしょうか?冠詞なしの場合に意味が冠詞ありの場合とどのように変わるのでしょうか?
お回答有難うございます。
>Tall が後ろから centimeters を修飾します。『What could cause high blood pressure in a healthy 20 something year old?』
ご提示の文章は、20 something yearのyearが単数なので、20 something yearが形容詞句の働きをし、oldが名詞化しているので不定冠詞のaが付いても、今回の皆様のご回答が寄せられる以前の私でも理解できていました。
>Chick の省略だと冠詞を the にしたくなりませんか?不定冠詞のために 20 centimeters がひとまとまりになるのか 20 centimeters がひとまとまりでそれを具体するために冠詞 a がついているのかいずれなのでしょうか?冠詞なしの場合に意味が冠詞ありの場合とどのように変わるのでしょうか?
冠詞ありの場合となしの場合でのニュアンスの違いはありますか。ニュアンスはどう変わりますか。

No.14
- 回答日時:
横から覗かせていただいていて、大変勉強になりました。
冠詞の問題というより、文法の範疇としては名詞の単複の領域に入る問題なのかと思いました。日本人学習者はどうしても単語の形の単複に引っ張られてしまいがちになりますが、ネイティブスピーカーには、名詞が形の上で単数形か複数形かということ以上に、話者がその名詞を単数と捉えているとか複数と捉えているとかみたいな感覚があるのかも知れませんね。
江川「英文法解説」の名詞の単数・複数の解説のページ(冠詞の解説ページではなく)にも、下記のような例が出ています(16~17頁)。勉強したところの筈なのに、記憶から完全に抜けてしまっていました。^^;
(3) 単数に扱われる数量の複数表現 まとまって1つの単位とみなされる。
Forty miles is a good distance.
Twelve years is old for a dog.
Where's that ten dollars I lent you?
We've been waiting for a good two hours.
衆多名詞という概念がありますが
Our class is a small one.(我々のクラスは小クラスだ)
Our class are all hard workers.(我々のクラスの者はみんな勉強家だ)
高梨「総解英文法」76頁
ここでも同様の感覚が働き、class を1つのまとまりの面から捉えるかクラス構成員(複数)の面から捕らえるかで、動詞が is か are でかに使い分けられるのでしょう。
> まさしく、私も省略しか考えられないと思っていました。
「chick の省略」という解釈も十分アリだと思います。論理的に破綻しているわけでもありませんし、意味が違ってしまうわけでもありません。色んな解釈があっていいのですから。
様々な人の異なる解釈や意見が聞けて、情報や刺激を貰ったり与えたりしあえる場であればいいなと思っています。
ご回答有難うございます。
>(3) 単数に扱われる数量の複数表現 まとまって1つの単位とみなされる。
ひとまとまりの表現として捉えると単数化する場合があるということですよね。これらの感覚は経験を積まないと培われるものではなさそうですね。
>様々な人の異なる解釈や意見が聞けて、情報や刺激を貰ったり与えたりしあえる場であればいいなと思っています。
5knt9ehさんからも、いつも刺激を頂いています。今後とも宜しくお願い致します。

No.12
- 回答日時:
>>Now it's a healthy 20 centimeters tall.
こういうときの a (an) という不定冠詞については、石田の「わかりやすい英語冠詞講義」の中ではどう書いていたのか、なんせ15年くらい前に読んだので、忘れていた。それに、この本はあとで情報を検索したくても索引はさほど充実してはいないので、せっかくのたくさんの良い情報が後で見つけにくい。だから仕方なく通読しているが、やっと該当項目を見つけた。
pp. 97 - 100 まで、実に詳しく書いている。ぜひともこの本は、一度だけでいいから通読した方がよいと思う。この3ページほどにわたる解説を、あえて一言でまとめると、次のようになる。
**** 以下は引用 **********
(この場合の a (an) は)a few や a good many といった表現などの場合と同様、複数であることを意味する不定冠詞(現代英語の some に相当します)から発達したのであって、数詞 one と語源が同じである通常の不定冠詞とは区別されるものです。
*** 引用おわり ***
出典:石田「わかりやすい英語冠詞講義」、p. 99
ご回答有難うございます。
将に核心をついていますね。
何度も言いますが、本当に勉強になりました。
これほどのお手数をお掛けし、ご教示いただいたこと感謝いたします。
英語の真理に触れることができました。
No.11
- 回答日時:
この前の投稿にて紹介した樋口の「現代英語冠詞事典」は、冠詞だけのために 500 ページも費やした事典だけど、冠詞の使い方についての細かい解説文だけじゃなく、冠詞の用例を実にたくさん載せている。
今回の
"a + 形容詞 + 複数名詞"
についても、それだけのために何と 8 ページものページを費やしている。
**************
なお、僕は網羅的に説明をしておりますので、ここで新たに僕に追加質問しないでください。本来は、こんなことは他人に尋ねるのではなくて、自分で何年も何十年もかけて考えたり調べたりすることです。僕自身も、たった一人で誰からも教わることなく、そして僕にそんなことを教えてくれそうな、少しでも勤勉な人など一人もいない中で、たった一人で勉強してきたのです。
今回の質問にも、本当は答えたくなかったけど、デタラメの回答しかつかないので、腹を立てて再びこの「教えて bad」に入会して、またもや回答をしました。実は、このサイトにせよ他のサイトにせよ、あまりにもイライラするので何度も退会したのです。
ご回答有難うございます。
TheOEDLovesMeNot2さんのご回答は、いつも素晴らしく的確です。
でも、ここだけは反論させて下さい。
他の皆様のご回答は私の知識をすべて超えており、素晴らしいものです。
各自正しいと思ったご回答を自由に頂ければ、それら回答の中から私が正しいと思ったものを選ぶので、様々な意見が有る方が有り難いです。
No.10
- 回答日時:
>>Now it's a healthy 20 centimeters tall. (it は the chick)
もしも chick という名詞が tall のあとに省略されているとしたら、
(*) Now it's a healthy 20 centimeters tall chick.
となるが、それは文法的に間違い。正しくは、
Now it's a healthy 20-centimeter-tall chick. (ここでは centimeters と複数ではなくて centimeter という単数になり、しかも厳密にはハイフンをつけまくることに注意)
となり、しかも healthy は 20 centimeters tall であることを指すのではなく、あくまで chick を指すことになる。つまり
Now it's a healthy chick 20 centimeters tall.
という意味になる。
原文の Now it's a healthy 20 centimeters tall. という表現では、あくまで healthy という形容詞は chick にかかっているのではなくて、「20センチもの背の高さであるという事実」を指している。「背の高さが20センチなんて、なんて健康なんだろか」と言いたいからこそ、20 centimeters という数字と単位に対して healthy をつけ、そういう現実に a という不定冠詞をつけて「この20センチという健全なる現実」をひとまとめにして "a healthy 20 centimeters" と言っていて、そのあとにある tall は付け足しでしかない。
その他の用例
We collected ★a surprising 2,000 books★ by the end of the semester and began expanding the Foundation to other universities in the area.
(ネットより)
ご回答有難うございます。
healthyは完全にchickを修飾していいると思っていましたが、20cmの大きさが将に順調に成長している健康な大きさだという事を言っているのですね。
勉強になります。
No.9
- 回答日時:
そういう冠詞の基本的な概念をつかむための薄っぺらいわかりやすいガイドブックとしては、
(1) わかりやすい英語冠詞講義 石田 秀雄
という本がよかったと記憶している。もちろん、冠詞関係の定番である
(2) 例解 現代英語冠詞事典 樋口 昌幸 (著)
という本が網羅的であり、冠詞事典(辞典)としてたくさんの用例を検索できるだけでなく、それぞれの冠詞がここではなぜこうなるのかということをけっこう真剣に解説しているので、本棚に置いている人は多いだろう。
No.8
- 回答日時:
There were/are an estimated 数詞 + 単位.
上のような用例は、世界の政治経済情勢の報告文によく出てくるが、検索するとさっそく出てくる。
In 2021, there were ★an estimated 7.8 million people★ living with HIV in South Africa, of which 7.26 million knew their HIV status, ...
上のような例文を見ていると、people のあとに何かの単数名詞が省略されているなんていう説明がつかなくなる。
あえて僕が説明を無理に加えるとしたら、このパターンに現れる a は、そのあとの複数のものがあまりにも多かったり、あるいは推定されているものだったり、悲しむべきものだったりしたときには、そういう性質を持つような実体なのだということ(たとえば2億人も存在するとか、200ドルもの高額なんだとかいう事実なんだということ)を一つの現象として捉えているので、自然に人間はそれを a でひとまとめにしたくなるんだろうと思う。
そういうふうに、何かをひとまとめにしたくなるときに、英語圏の人は自然と a という不定冠詞をつけたくなるらしい。だからこそ
a basic knowledge of French
などと言い、その a を省いた "basic knowledge of French" なんてことは言わないみたいだ。「フランス語の基礎知識」を思い浮かべると、「ここからここまでの知識」たとえば 500ページくらいの文法書や基礎テキストを思い浮かべて、「これがフランス語の基礎知識」なんだ、と彼らは連想し、それはひとまとめにしたくなるから、自然に a をつけたくなる。
しかし of French を省いて basic knowledge だけにすると、それはぼんやりした実体のないものになり、必然的に a がなくなる。ぼんやりしたものには不定冠詞はつかない。どこからどこまでなんだよ、という限界(範囲)がある程度はっきりしてくると、a をつけたくなる。
ご回答有難うございます。
TheOEDLovesMeNot2さんの今回のご回答の中でも、私にとって一番勉強になったのは、このご回答です。
英語の真理の一部をご記述いただき、言葉に尽くせぬほど勉強になりました。
私が、今後何十年勉強しても到達できるかわからない真理の一部をご教示いただき本当に有難うございます。
No.7
- 回答日時:
手元の辞書で確認したければ、ジーニアス英和(第5)の a の項目の後ろの方に載っている
a + 形容詞 + 数詞 + 単位 (meters, dollars など)
とか何とかいうパターンの表現についての解説と用例を見てみればいい。
「ウィズダム英和、第4」では、次のように書いている。
a(n) + 形容詞 + 複数形の名詞 -----(特定数をひとまとめにして)1つの
for a good five hours -- たっぷり5時間(good five hours を1つのまとまりと捉える a をつける。
good five がhours を修飾するという分析もある)
an estimated 200 million children (推定2億人の子供たち)
ご回答有難うございます。
私の所有しているジーニアスにも同じ使用例が掲載されていたのですね。
そこまで調べることをしていませんでした。
本当に頭が下がります…。
No.6
- 回答日時:
No. 5 にて提示した僕の結論の根拠を、これから何度かの投稿により説明していきます。
なお、文中では「ですます」ではなくて「だ・である」調で書いてありますが、別の所で書いた僕の文章をそのまま引用しているので、そうなっています。別に尊大な口調で書いたのではありません。簡潔を狙ってそのように書いております。**************
これに似た表現が頻出すると思われる文献と言えば、通常の小説よりもむしろ、数字がよく出てくる国際経済情勢の報告文だろうと思う。
そう思って
"an astonishing * dollars"
という string of words をそのまま検索すると、あっと言う間にたくさんの用例が並ぶ。
その他、
"a surprising * francs"
"a dizzying * feet"
などを検索すれば、たとえば "a dizzying 300 feet" みたいな感じの用例が並ぶ。
こういうのを普段からたくさんの英文の中で目にしていると、「ははあ、たぶんこういうことだな」と思えてくる。
[a という不定冠詞] + 形容詞 + 数詞 + 単位 (たとえば meters, feet, dollars)
上のようなパターンが頻繁に出てくるのだ。数字のよく出る文献で探せばいい。
そうすれば、
In 2017 alone, MSU's research fund was an amazing $695 million dollars!
という用例の場合なら、
「驚くべき 695 milllion dollars という金額」
みたいな意味だとわかってくる。さらにこの最後には名詞なんてものは省略されていない。
日本人は自分がわからない用例に出会うと、そのあとに何かが省略されているのだと口を揃えて言う。僕も同じく最初はそう思ってしまう。
No.5
- 回答日時:
(1) 原文: Now it's a healthy 20 centimeters tall.
(2) 質問者による分析: Now(副詞) it(人称代名詞) is(be動詞) a(不定冠詞) healthy(形容詞) 20 centimeters(副詞句) tall(形容詞)
質問者の言う通りです。
(3) この不定冠詞はどの単語を限定しているのか
結論から言うと、a という不定冠詞(不貞監視)は
healthy 20 centimerters
を限定していて、
"a healthy 20 centimeters"
が全体的に一つのまとまりとなり、無理矢理に直訳すれば「健康な 20 センチ」ということになります。そしてそのあとに tall がついて、全体で「(そのヒヨコは、健康な20センチの分だけ背丈がある」ということになります。
ご回答有難うございます。
非常に詳しくかつ論理的にご解説いただき非常に勉強になりました。
この不定冠詞は、"one"ではなく"some"の意味から発達したもので、ひとまとめにする意味を持つということですね。
私のために、お時間をかけてご解説いただき感謝に絶えません。
何度も言いますが、ものすごく勉強になりました。
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