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尊敬語の一つとして、「お/ご+V連用形+です」という形式がありまして、以下のような例文は正しいですか。
例:
先生はどんな問題をご研究ですか。

普通、助詞「を」は後ろに動詞がつきますが、この例文の場合、「ご研究です」は名詞のように思います。この場合でも「が」ではなく、「を」を使って正しいですか。
どうぞ、教えていただくようよろしくお願いいたします。

質問者からの補足コメント

  • いろいろと詳しくご回答をしていただいて、誠にありがとうございます。大変勉強になりました。
    「お/ご+V連用形+です」の表記については、こちらが次の授業に迫れて、急ぎながら綿密せずにそう書いてしまいました。ご疑惑をおかけしまして、申し訳ございませんでした。

    No.11の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2022/12/08 17:23

A 回答 (15件中1~10件)

No.11でコメントした者です。


 
〈「です」がもともと助動詞なので、「ご研究」や、「お読み」などと組み合わせると、組み合わせたもの全体が動詞として扱えるのでしょうか。〉
 それはまったく別の質問ですね。
 答えだけを書くなら「いいえ」でしょう。
「これが先生の(代表的な)ご研究です」なら「ご研究」は当然名詞です。
「動詞のようなふるまい」をするのは、限られた文脈です。

 説明するのはかなり難問です。
「お/ご+V連用形+です」はちょっと特殊な形です。当方はたまたま『敬語再入門』を読んでいたので気がつきましたが、読んでなければまったくわからなかったと思います。
 一度質問を締めて、新たに質問してはいかがですか(タイトルは具体的に)。
 その際は、見た本(書名は? 出版社は?)のことをできるだけ詳しく書いてください。
===========引用開始
もともとの本には「V連用形」に入る動詞がV1、V2の場合は連用形になり、V3(熟語+する)の場合は熟語だけになると書いてありました。しかも「見る」など語幹が単音節の一部の動詞は適応できないと説明してありました。 
===========引用終了
 ほかには何も書いてないのですか。

 たとえば〈V3(熟語+する)の場合は熟語だけになる〉ということなら(「連用形」ではなく)、ほかの方のコメントもかわったと思います。

〈単音節の一部の動詞は適応できない〉だけでわかりますか?
 これはおそらく、適応できないかわりに、他の敬語(「特定形」などと呼ばれます)があると書くべきでしょう。
  見る→×お見です→◯ご覧です
  着る→×お着です→◯召しです
  来る→×お来です→◯お越しです
 詳しくは下記をご参照ください。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3038. …
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例:


先生はどんな問題をご研究ですか。

>>「ご研究です」は名詞

名詞は「研究」で、これに敬意を表す接頭語「ご」を付けたものです。「です」は肯定判断辞(助動詞)の丁寧形です。「問題を」と目的が示されており、名詞「研究」の動的な意義と結びつき正しい表現になっています。

「研究」を動的に捉え直し、抽象動詞「する」を使用し<サ変動詞>として「研究する」として使用すれば、

例:
先生はどんな問題を研究されていますか?

になります。「れる」が敬意の表現で、「ます」が丁寧形です。■
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この回答へのお礼

いつもありがとうございます。
大変勉強になりました。
これからもよろしくお願いします。

お礼日時:2022/12/16 16:54

No.11&12でコメントした者です。


 ひとつの質問に何度もコメントするのは気が進まないのですが、ちょっと気になるもので。
 No.13のかたのコメントは貴重だと思います。引用なさった部分はOKの気がしますが、リンク先を読むと問題も感じます。
 ただ、そのサイトのトップには「無断転載はお止めください」と書いてあります。
 ネットの常識を考えればそんなルールは無効だと思いますが、一応書き手の意向を尊重します。
 ということで、ここには何も書かないでおきます。
 興味がおありなら下記をご参照ください。
 やはりこの形は制約が多いようです。
【「お/ご+V連用形+です」 goo】
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1983900515&owne …
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この回答へのお礼

何度も熱心に教えていただき、誠にありがとうございます。大変勉強になりました。今後ともよろしくお願いいたします。

お礼日時:2022/12/16 16:55

下記の記事を見つけました。



https://nihongonosensei.net/?p=20358

尊敬表現
 お/ご+一段動詞ます形+です
 お/ご+五段動詞ます形+です
 ご+サ変動詞語幹+です

 (1) 社長がお呼びです。
 (2) お出かけですか? 行ってらっしゃいませ。
 (3) ご欠席ですか。来て頂けないのは残念です。

2番目の 五段動詞ます形 が質問文の V連用形 ですね。
ただし質問文の「先生はどんな問題をご研究ですか」 はこの用法の例文ではなく、3番目「ご+サ変動詞語幹+です」の例文です。

> 普通、助詞「を」は後ろに動詞がつきますが、この例文の場合、「ご研究です」は名詞のように思います。この場合でも「が」ではなく、「を」を使って正しいですか。

正しいです。元の動詞につく助詞がそのままつきます。

午後の会議 には 欠席する -> 午後の会議 には ご欠席です
先生はこの問題 を 研究する -> 先生はこの問題 を ご研究です
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この回答へのお礼

ご回答をいただき、誠にありがとうございます。大変勉強になりました。今後ともよろしくお願いいたします。

お礼日時:2022/12/16 16:57

まず結論を書きます。


〈尊敬語の一つとして、「お/ご+V連用形+です」という形式〉があるのは事実ですが、いったいどこで見たのでしょうか。
「V連用形」に入る動詞は限られるので、注意が必要です。
「先生はどんな問題をご研究ですか」は文法的には間違っていないかもしれませんが、異和感があります。
〈「ご研究です」は名詞のよう〉という印象をもつのがフツーです。ほかの表現するほうがよいでしょう。
 詳しくは下記をご参照ください。
【読書感想文/『敬語再入門』(菊地康人/講談社学術文庫/2010年3月10日第1刷発行)】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2327. …
===========引用開始
【引用部】
Q.「読んでいる」を尊敬語でいうとどうなりますか。(P.52)
 イチバン敬度が高いのは「読んで」と「いる」の両方を尊敬語にする「お読みになっていらっしゃる」。これは「敬語連結」なので「二重敬語」ではない。
 片方だけを敬語にした下記の形も一般的。
  読んでいらっしゃる
  お読みになっている

 どちらかと言うと、後半だけを敬語にする「読んでいらっしゃる」のほうが一般的らしい。
 このほかに「レル敬語」系の「読まれている」はあまりこなれていない。「読んでおられる」は誤用の疑いアリとのこと。
 著者がすすめているのは、「お読みだ/お読みです」の類い。「お読みでいらっしゃる」にするとさらに敬度が上がる。
===========引用終了

「お/ご+V連用形+です」に入る動詞は、限られる印象です。
  読む→お読みです(「お読みになっていらっしゃる」の意味)
  書く→お書きです(「お書きになっていらっしゃる」の意味)

 ただ、「研究する」のような動詞(熟語+する)で「ご研究です」とするのは無理でしょう。
「ご案内です」だと「ご案内になっていらっしゃる」の意味にはとれないと思います。
「○○のご案内です」というDMのようです。
「ご活躍です」(「ご活躍になっていらっしゃる」の意味)ならアリですかね。

〈先生はどんな問題をご研究ですか〉は、敬度も低く感じます。
〈先生は(現在)どんな問題をご研究になっていらっしゃいますか〉なら敬語としては間違いではありませんが、こんなことを本人に訊くのは失礼なのでは。助手のかたに聞くならアリですかね。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

いろいろと詳しくご回答をしていただいて、誠にありがとうございます。大変勉強になりました。
「お/ご+V連用形+です」の表記については、こちらが次の授業に迫れて、急ぎながら綿密せずにそう書いてしまいました。ご疑惑をおかけしまして、申し訳ございませんでした。
もともとの本には「V連用形」に入る動詞がV1、V2の場合は連用形になり、V3(熟語+する)の場合は熟語だけになると書いてありました。しかも「見る」など語幹が単音節の一部の動詞は適応できないと説明してありました。
今回の問題は、例文「先生はどんな問題をご研究ですか。」に入っている助詞「を」が正しいかどうか自信がなかったんです。普通は「NをV」のパターンになると考えているからです。例文にあった「ご研究」は名詞のように思っているので、「NをN」になると正しいかなっと疑問になってしまいました。
同じく、「読む→お読みです」の場合、「先生はどんな書籍をお読みですか。」の文も正しいでしょうか。もしかして、「です」がもともと助動詞なので、「ご研究」や、「お読み」などと組み合わせると、組み合わせたもの全体が動詞として扱えるのでしょうか。この辺、またご説明をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

お礼日時:2022/12/08 17:24

敬語として確立しているのは「お~になる」で、ご研究はただの丁寧語。


「研究する」は「研究なさる」もしくは「研究される」が尊敬語。
その場合「お・ご」は必ずしもつける必要はないでしょう。

・先生はどんな問題を(ご)研究なさっていますか?
・先生はどんな問題を(ご)研究されていますか?
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この回答へのお礼

ご回答をしていただき、誠にありがとうございます。大変勉強になりました。今後ともよろしくお願いいたします。

お礼日時:2022/12/16 16:59

> 尊敬語の一つとして、「お/ご+V連用形+です」という形式がありまして、



こんな形式の尊敬語は無いと思いますが、どこかに書いてありましたか。

> 以下のような例文は正しいですか。
例:
先生はどんな問題をご研究ですか。

仮にあったとしても、正しい例文ではありませんね。研究 は V連用形 ではありませんから。

この例文に近い尊敬語の例文を考えると、

先生はどんな問題をご研究中ですか。
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「形式」は異なりますが、それでもその例文は正しいです。


その例文の表現したいことを約縮なしに言葉にすれば、「先生はどんな問題<を>ご研究なさっていますか。」ということになるからですが、これであれば提示された「形式」通りで、そのあとに続く疑問も生じませんね。
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この回答へのお礼

ご回答をしていただき、誠にありがとうございます。大変勉強になりました。今後ともよろしくお願いいたします。

お礼日時:2022/12/16 16:59

この下のリンク先での解説者は敬語にかなり詳しいようです。


https://jinzaii.or.jp/54829
それによると、

(1) ご利用される
は間違いで
(2) ご利用をされる
が正しく、そしてそれを「利用する」の尊敬語として使うと受け身と勘違いされる恐れもあるので、
(3) ご利用をなさる
を使うことが望ましい、とあります。(3) では、「を」がついていることに注意。
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この回答へのお礼

ご回答をしていただき、誠にありがとうございます。大変勉強になりました。今後ともよろしくお願いいたします。

お礼日時:2022/12/16 16:59

(1) ご研究する(されて)


(2) ご研究なさる(なされて)
この二つは、残念ながらたぶん間違いだと思います。

(3) ご研究をなさる
このように「を」をつけて初めて、この「ご研究」を名詞として扱ったことになると思います。

https://www.google.com/search?q=%22%E3%81%94%E7% …

この上のリンク先に並ぶたくさんの用例を見てください。宮内庁などが天皇のご研究について「ご研究をなさる」と言っています。
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