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sabre 切りが主体
fleuret フルーレ、胴体のみ突く
e'pe'e エペ、全身どこを突いても有効

皆フランス語で剣としか出てませんでした。どうしてフェンシング用語では上のような違いとなっているのでしょうか?

A 回答 (2件)

それら三種類の剣の歴史に想いを馳せて下さい。



Epee(全長110cm、770g)は、正真正銘の決闘用の剣です。アンシャン・レジームでは、貴族のみが、この剣の帯刀が許されていました。決闘用ですから、全身の何処でも得点となるのです。

Fleuret(全長110cm、500g)は、練習用に十七世紀末に作られました。時々、剣術刀、擬剣と訳されています。 落命させないように胴体に限定です。

最後に
Sabre (全長105cm、500g)は、突くだけでなく切ることも念頭に入れているので、長さは一番短いが、手を切りつけることもあるので手を守る鍔(コキーユ)が、一番大きく14~15cmあります。

このほかに、剣としては、Rapiere(細身の長剣)Dague(短剣)が知られています。
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もともと、サーブル、フルーレ、エペ は剣としての形状が異なるものですが、日本語ではその違いに対応する言葉がないので、全て「剣」とするか、「サーブル」、「フルーレ」、「エペ」 と表記するしかないのです。

従って、仏和辞典では剣としか出ていなくても、フランス語においては形状による剣の区別がフェンシング用語として現れてきます。これは、大きくいうと文化の相違です。たとえば、牧畜が生活の柱となっている民族では家畜の呼び名が種類や成長期によって細かく規定され異なることがあっても、農耕民族にとっては単なる牛、馬、羊でしかなかったりします。それと同様のことだと思います。
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