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ある人が「イギリスはヨーロッパではない。そんなの常識」と言ってるのですが、本当ですか?
イギリスが欧州である証拠はないでしょうか?

A 回答 (12件中1~10件)

ヨーロッパの枠外である日本から見ればイギリスは間違いなくヨーロッパです。

間違いなくアジアでもアフリカでもありませんしね。

しかしヨーロッパの人々にとってはそう単純でもないようです。
島国のイギリスを大陸のヨーロッパと分けて考える人はイギリスにも大陸のヨーロッパ人にも多いようです。

日本人にも「アジア」を自分とは異なった世界と考える人々がいますが、それとちょっとだけ似ているかもしれませんね。
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こんにちは。



イギリスはヨーロッパに含まれますが、大陸(フランスとかドイツとかがあるユーラシア大陸)と別に表現されることはあります。
ええっと、ちょっと探してみますと、たとえばこんな風に。

Britain And The Continent 1000-1300 (Britain and Europe)
http://www.amazon.co.jp/Britain-Continent-1000-1 …

こういう表現の仕方は雑誌のニューズウィークとかタイムとかで見かけます。

英国も、欧州は欧州ですけどね・・。
欧州は欧州だけど、フランス・ドイツ等とは足並みがちょっと違うみたいです。

でもそれは英国だけでなくて、スウェーデンやデンマークも「北欧」でヨーロッパの一部だけどユーロ通貨になってないとか、北欧でもフィンランドはユーロ通貨になてるとか、「ヨーロッパの中で作っている決まり事のどれに参加していて、どれには参加していないか」というのは、国ごとに違います。

*EU加盟国でユーロ通貨採用国で、シェンゲン協定(ビザや移動を簡易化する条約)も入ってます。

*EU加盟国でユーロ通貨は採用していなけれど、シェンゲン協定には加盟しています。

*EU加盟国だけど、ユーロ通貨ではないしシェンゲン協定にも入ってません。

と国によっていろいろ。
http://jpn.cec.eu.int/home/faq_jp.php


でも昔からエゲレスが欧州の仲間であることの証拠、になるかどうか分かりませんが、イギリス王家も他のヨーロッパ諸国と政治的に姻戚関係を結んできました。
フランスに嫁に行く王女とか、スペインから嫁に来た王女とか。
これはある意味、内輪ならではこそ、では?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%B3% …
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一応はヨーロッパの一部である、というのが一般的ですが・・・



イギリスは、実際のところヨーロッパ世界とは一線を画している国でもあります。
イギリスの歴史を見ると、14世紀までは大陸側に積極的な行動を起こしていました(もともとイギリス王室の成り立ちはフランス諸侯であり、現在のフランスの結構な部分を保有していたのです)。
たとえば、ジョン王のときにも大陸領地を拡大しようとしていましたし(ただし逆にほとんどを失いますが)、その後のエドワード3世の代には百年戦争を起こします。これは名目上はフランス王位継承権をめぐるものです(裏向きは経済衝突)。

しかし、この百年戦争で最終的に敗北。このころからイギリスの「ヨーロッパ離れ」が始まります。

大航海時代におけるイギリスは、海外領土をめぐる戦いを大量に起こしていますが、相手の海外領土を得ることが目的で、相手の国そのものを手に入れることが目的ではありません(何回もフランスと矛を交えていますが、それでもフランスを占領したことは一度もないです。)。

宗教的には、イギリス国教会を設立して(実際にはカトリック教会の影響排除を狙ったのですが)、カトリック・キリスト教世界(イタリア、フランス、スペイン)とも、プロテスタント・キリスト教世界(ドイツなど)とも一線を画します。

また、欧州情勢に対する興味も薄く、「自国の国政(立憲王政)」「自国の海外領土」「自国の利権」が脅かされる危険性のあるもの意外は、さしたる興味を持たずに、放置しています(つまり、自国に害のないものは放っておくというのがあの国)。いまでもそうなのですけど、ヨーロッパに対する関心が圧倒的に低いのです。とにかく外の世界に興味がある国でして、他の国との揉め事の要因のほとんどが、海外領土です。

このスタンスは、現在でもあまり変わっておらず、未だにポンドを使用(他の欧州各国はほとんどがユーロに変換)、ヨーロッパ諸国よりもアメリカとの関係を重視しているなど、どうしてもEU諸国とは「浮いている」国です。

で、これはやはりイギリス人の気質によるところなのでしょうね。
と言うか、このあたりは日本人含めた、島国国家共通の気質かもしれません。その証拠に島は独立意識が強い国が多いですね(アイルランドなど大きい国や、カリブ海の小島などなど・・)。

なので「イギリスはヨーロッパの一部。しかし、ヨーロッパ世界とは一線を画している国」と言う回答になるのかな・・・

なお、古代ヨーロッパでは、フランスなどの大陸はガリアと呼ばれましたが、現イギリスはブリタニアと呼ばれ、多少違うことを示しています(まあ、これは島だからでしょうけど)。多分このころから、大陸とは一線を画す世界ではあったのでしょうね。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/ガリア
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イギリスが1973年までECに加盟していなかったのは、フランスのドゴール大統領が拒否したためです。


一応、加盟の申請はずっと前からしていたです。
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イギリス人の気質の問題かと。



イギリスの古い本を読んでいると、「ヨーロッパ大陸に行く」ことを「go to Europe」と表現していたりします。

最初のうちはEC(当時)にも加盟してなかったしね。
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英国がヨーロッパではないという考えは


「栄光ある孤立」の時代からの
言い回しです。
地理学的(ヨーロッパの一部だが欧州大陸の一部ではない)、
社会的、文化的、そしてEU加盟と統合の進展で
政治的にもヨーロッパの一員となり”つつ”ありますが
古い価値観ではいまだに
「イギリスはヨーロッパではない」となるのです。
彼らはポンドの通貨統合に反対し
イギリスの欧州化を嫌っているわけです。

イギリスはEUでさまざまな恩恵を受けていますが
まだ完全な意味でヨーロッパと
同一にはなってません。
イラク政策などでもイギリスだけ独自路線につっぱしったように
現在、ドイツ=フランスが主導する
いわゆる”古いヨーロッパ”とイギリスとの関係は
微妙なものです。
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「常識」で考えるとヨーロッパです。


一部の意見は「常識」ではない。
日本はアジアではないかも知れない。
アメリカ合衆国の51番目の州だと云う人もいる。
これは「常識」なのか?
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世界を分類する方法はいくつかありますが、仮に


「北米」「南米」「オセアニア」「アジア」「ヨーロッパ」「北極・南極」に分けられるとすると、イギリス(グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国の通称だと仮定します)は、やはりヨーロッパに入れるしかないと思うのですが、その「イギリスはヨーロッパではない。そんなの常識」とおっしゃっている方は、ヨーロッパでなければどこだというのでしょうか?答えを聞いてみたいものです。
民族?通貨?政治?島国?・・・・・
大陸のヨーロッパ諸国とは異なる点もあるかもしれませんがそのヨーロッパ諸国がすべてにおいて一律というわけでもないと思うのですが。
「他のヨーロッパ諸国とは思想や地理環境が異なる」ということと「イギリスがヨーロッパではない」はイコールではないでしょう。
もしかしたら一般人が納得しうる理由をお持ちなのかも?

ご質問の「イギリスが欧州である証拠」については、日本の会社が発行した世界地図や事典には明記されています、程度の答えしか出すことができません。
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一応、ヨーロッパですよ、公式的には。



でも欧州大陸にいると、英国だけが『外国』のように感じました。
ケルンから列車でベルギーを通ってパリへ行くといつの間に国境を越えたかわかりませんし、今はバルセロナからアムステルダムに飛んでも同じお金が使えます。
でも英国はパスポートもいるしお金も両替しなくてはいけません。車が反対側を走っているのにすぐには慣れません。

英国が完全な欧州の一員として振舞うことは今後もないでしょうし、もしそうなったら英国の存在理由がほとんど失われてしまうと思いますので、いまのまま英国は英国でいてほしいと思います。
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イギリス人の中には、他のヨーロッパ諸国を「大陸」と一絡げに呼んで、イギリスを区別する考え方をする人たちが、けっこういるそうですよ。



たとえば、イギリス人は、ドーバー海峡横断船が欠航になると「大陸は封鎖された」と言うそうです。

ユーロを使わずに、未だに、ポンドを使っていますしね。
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