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2mまでのN値は平均19.9
(3m以降は20以上のN値が計測された)
だったため柱状改良を6m×24本行った物件なのですが、
地下水位がGLから下に5つの地点全て2mに観測されました。

不動産屋は
「改良を行った後に地下水脈は変わりますよ」
と言ってますが、谷底低地なため安に信じられません。

もともと池や沼があった地域なので、表層地盤は仕方ないと思うのですが、
地下水が2mと言う状況は問題大有りと言うことでしょうか?

地盤はかなり注意していたのですが、上モノが良いだけに、思わず…。
妥協なのか、妥当なのかどちらなのでしょうか?

A 回答 (5件)

疑問を一言



N値と許容値耐力(●●kN/m2)などの
単位数値のとり違いをしていませんか?
「N値は平均19.9」では、木造・鉄骨造の2階建て程度の住宅には
相当に素晴らしい安心できる地盤ですよ
(地盤補強は、N値5.0以下では不必要です)

柱状改良工法をN値20で採用されたのであれば
「あなたは騙されています」
地盤改良の必要は、まったく無かった可能性がきわめて高いといえます
少なくとも、(建築技術者の)私なら、そう判断します
住宅金融公庫 木造住宅標準仕様書 においても
N値3.0以上であれば基礎(地盤)補強は原則的に
不必要としています

N値が2.0とか
地盤の許容地帯力が20kN/m2なら
たしかに、柱状改良等の地業(基礎補強)が間違いなく必要です

一般的には
N値2.0以下は、必ず、なにがしかの基礎補強が必要
N値2.0以上5.0未満は、状況に応じて基礎補強を検討すべし
N値5.0以上は、基礎補強の必要は、原則的には、必要ありません

以上は、木造または鉄骨造の2階建て住宅に限定した話しではあります

以上は、一般論です
個別に現状確認をしないと、正しいアドバイスはできません
参考程度とご理解ください

直接の現地確認が必要と思われる場合は
info@yuuwakk.co.jp まで
メールをお願いします

ちなみに、ほんとにN値20なら
鉄筋コンクリート3階タテ住宅でも、地盤補強の必要はないはずです

地下水位の件
「地下水位がGLに近いから地盤が弱い」という公式はありません
深層(1m以深)が非透水(たとえば粘土)性地盤で
表層が透水(たとえば砂質)性地盤なら
地下水位1m以内というケースも実際にありますよ
それで
地盤が必ず弱い・・・という訳ではありません

この回答への補足

回答ありがとうございます。
少々取り乱して質問してしまったため、大変わかりにくく、ご迷惑をお掛けしました。
少し長くなりますが補足します。
考察には書いてませんが、全ての測点でGL-2.00mに地下水が観測されています。

業者による調査の考察より

■ロケーション(周辺状況)
当調査地は「谷底低地」に位置し、粘性土によって構成される地盤である。
調査地付近の旧歴は、池沼である事が古地図により確認された。
調査深度内の水位は、各側点においてGL-2.00m付近で確認された。
盛土の経過年数は10年以上であると推測される。
■調査データ解析
以下は、SS試験による調査深度と基礎下2.00m(GL-0.50m~2.50m)までの平均支持力を求めた結果である。
測点1 深度9.25m 基礎下2.00mまでの平均支持力19.9kN/m2。
測点2 深度1.06m以深、ガラ等障害物の為貫入不可である。
測点3 深度8.50m 基礎下2.00mまでの平均支持力59.1kN/m2。
測点4 深度7.00m 基礎下2.00mまでの平均支持力32.5kN/m2。
測点5 深度5.75m 基礎下2.00mまでの平均支持力24.3kN/m2。
測点6 深度6.34m 基礎下2.00mまでの平均支持力21.1kN/m2。
■考察
基礎下2.00mまでの平均支持力が20.0kN/m2以下であり、大きな沈下の生じるせん断破壊の可能性が考えられる。また、測点1・3・4・5においてGL-2.75m~GL-3.25m付近まで軟弱な層が連続して存在しており建物荷重によって不同沈下の可能性が高いと考えられる。
■総合判定の結果
当調査地は谷底低地に位置している為、軟弱な地盤であることが推察できる。以上より、地盤補強が必要であると思われる。

補足日時:2006/09/25 12:04
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補足の数値を見ましたが、正直に言って数値が一人歩きしているように執られます。


測点1の調査データ解析数値、深度9.25m 基礎下2.00mまでの平均支持力19.9kN/m2とあり、これに対してSS試験の結果からは上記の平均支持力19.9kN/m2の数値は求まって居ません。(このデーターで見る限り)

GL-1.00 1.5 0
GL-2.00 1.5 0
GL-3.00 2.3 0
GL-4.00 4.0 5回転(半回転数)
GL-5.00 4.0 5
GL-6.00 5.0 10
GL-7.00 6.8 19
GL-8.00 9.2(チリチリ) 31
GL-9.00 12.4 47
最高値はGL-8.75 13.4

どの数値を採用してお話しして良いのか困惑してます。#4の方に現場とデーターを見て貰ったら如何でしょうか。
かなり立派な建物のようですから、後々問題が起こらないように検討される事をお勧めします。
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補足回答有り難う御座いました。



まず、地盤の強度に対しては問題ないものと考えます。一般的にN値20程度の地盤であれば、一般住宅の木造、モルタル造りの構造物の支持力は確保できます。また、地盤の強度を上げるため柱状改良を施していらっしゃいますので十分と考えます。

次に、地下水位がGLから-2mのところにあるようですが、宅地周辺で湧水(わき水)が無ければ問題は無いと考えます。地下水位の変動は雨が降ったから直ぐに上昇する事はなく、地質にもよりますが、時間を掛けて上昇してくる物です。むしろ、#1回答者の方が指摘されているように、大雨により地表面を流れ下る雨水の排水施設を十分に確保する事が大事です。
簡単ではありますが、質問の回答としては問題は少ない物と判断されます。
但し、宅地予定の排水施設はきちんと確認しておいて下さい。

この回答への補足

回答4の人の補足にもあるように、盛土は10年前ぐらいにあったようです。細かく説明しなくて申し訳ありません。

N値は測点1だけで説明すると

GL-1.00 1.5 0
GL-2.00 1.5 0
GL-3.00 2.3 0
GL-4.00 4.0 5回転(半回転数)
GL-5.00 4.0 5
GL-6.00 5.0 10
GL-7.00 6.8 19
GL-8.00 9.2(チリチリ) 31
GL-9.00 12.4 47
最高値はGL-8.75 13.4

測点の3,4,5,6も似たような結果でした。

補足日時:2006/09/25 21:16
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4点ほど質問させてください。



1.地形について
 お宅の周辺は、平地ですか、山地の麓か?

2.盛土の有無について
 盛土をしていますか?
 盛土をしているとしたら、どの程度ですか?

3.近くに河川はありますか?

4.ブロックあるいはコンクリート擁壁はありますか?
 
 以上の内容を教えて下さい。


 

この回答への補足

1.地形について
 少しはなれたところにある小さい2つの山の麓です。

2.盛土の有無について
 盛土は内と思われます。

3.近くに河川はありますか?
 昔小さな川があったところが20m近くにありますが、今はもうなく小道になってその両脇も家が建っています。

4.ブロックあるいはコンクリート擁壁はありますか?
 ありません。

よろしくお願いします。

補足日時:2006/09/24 16:40
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地盤は改良できたとしても谷底低地であれば大雨が降ったときに浸水する可能性があるのでは?


最近は温暖化により雨の降り方が変わってきており、1時間に数10mm場合によっては100mmを超えるような集中豪雨が降ることがあるので、河川改修が終わった箇所でも低地は安心できません。注意が必要です。
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