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非常に初歩的質問になるのですが・・・。

フリーゲージトレインというのは、
簡単なイメージとしては、
出発地→新幹線→乗り換え→在来線→目的地
と移動していたものが、
出発地→フリーゲージトレイン→目的地
のように移動できるということでしょうか?

例えば大阪から島根に行く場合ですと、現在は、
新大阪→新幹線→岡山→特急やくも号→島根
と移動しますが、これが、
新大阪→フリーゲージトレイン→島根
になるということでいいんでしょうか?

つまり、各所に直通の特急列車が増えるというイメージであってますか?
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

フリーゲージトレインとは軌間の幅が違う線路でも往来可能な車両です。


線路幅に合わせて台車の幅が変えられるのですね。

決して在来線-新幹線乗り換えなしがフリーゲージトレインではありません。

ただ、研究目的は新幹線-在来線の直通運転が大きなウェイトを占めてますから、質問内容の考え方は間違ってはいません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とりあえず大まかな理解が間違ってなくてよかったです。

お礼日時:2006/09/29 17:23

>例えば大阪から島根に行く場合ですと、現在は、


>新大阪→新幹線→岡山→特急やくも号→島根
>と移動しますが、これが、
>新大阪→フリーゲージトレイン→島根
>になるということでいいんでしょうか?

はい、そのとおりです。
現在、九州新幹線の新八代で、新幹線と在来線の間に渡り線と軌間変換装置を設け、試験走行を実施しています。

客車など、動力を有しない車両については、スペインのバルセロナとフランスのモンぺリエ 間等を結ぶ国際特急タルゴエクスプレスが有名ですが、電車で実用化されれば日本が始めてとなります。

現在、フリーゲージでの実用化が有力視されている候補は、岡山を経由して、対山陰、対四国です。

ミニ新幹線のように、改軌のために長期運休を余儀なくされる事もなく、設備投資が抑えられると言うメリットがあります。

技術的な事や詳細はWebで検索してみてください。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/29 17:24

こんにちは。


鉄道会社に勤めております。

質問者様の思われている内容で、ほぼ間違いありません。

☆ メリット
○ 各所に直通の特急列車が増える
(例)新幹線から、そのまま線路幅が異なる在来線に乗り換えなしの直通運転が出来る。

☆ デメリット
○ レール幅を切り替える作業の時間が必要であり、同じホームでの対面の乗り換えなどをした方が、所要時間の短縮が可能。

○ 台車にレール幅を変えられる機構が必要であり、台車がその分重くなる → 乗り心地が悪くなる(クルマで言う鉄ホイールのクルマと、アルミホイールのクルマとの差) 

○ 強度面で、やはり通常台車の方が安心はある。

・・・・と云う点があり、
学者レベルでは研究熱心ですが、事業者間ではむしろ冷めています。 

なお、スペインで実用化されている列車があり、構造の複雑な電車方式の車両も作られました。
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この回答へのお礼

専門家の方からもアドバイス頂けて、とてもうれしかったです。ありがとうございます。

お礼日時:2006/09/29 17:25

>学者レベルでは研究熱心ですが、事業者間ではむしろ冷めています。


この理由が企業の事情を反映していますね。

JR北海道:フル規格新幹線着工予定、フリーゲージを必要としない
JR東日本:フリーゲージも選択肢であるが、ミニ新幹線化やフル規格新幹線での東京直通運転を行いたい。
JR東海:東京―新大阪にフリーゲージトレインは不要。どう区間の輸送力がいっぱいいっぱいであることも理由。
JR西日本:山陰にかけるお金がない。関西圏であっぷあっぷ。
JR四国:全くお金がない。
JR九州:東九州にフリーゲージが欲しいが今のところフル規格新幹線の九州新幹線が先決

といったものです。
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この回答へのお礼

内部事情まで教えて頂き、ありがとうございます。勉強になります。

お礼日時:2006/09/29 17:26

論争をする場ではないので、詳しくは言及しませんが、これまでのご回答には一部、事実誤認というか古い知識での回答内容があるようです。



すでに実用レベルまでの開発は終ってますが、以下の理由で導入が遅れています。

新幹線-在来線直通用としての、現時点での最大の課題は、現在開発済みの技術では、新幹線での最高速度が時速200キロ程度でとどまっていることです。

すでに新幹線では時速270~300キロ運転が実用化されていますので、現状開発済みの技術では、新幹線の最速列車としては運転できず、乗り換えの手間を省いても、後続の列車に抜かれてしまいます。そのために300キロ程度まで可能な車両の開発を進めいてるのが現状です。

山陰・四国方面は地元の支援が前提となった計画で、JR九州は西九州新幹線への導入を目指しています。国として正式に導入を明言しているのは西九州新幹線で、これの開業に合わせて300キロ走行可能な車両を開発する心積もりのようですが、同新幹線は佐賀県の一部自治体の反対で着工ができていませんので、車両の開発スケジュールも話題とならないようです。山陰や四国はあまり大声で推進を叫ぶと開発費まで負担させられる事を恐れているのでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。本当に勉強になりました。

お礼日時:2006/09/29 17:27

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