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筆記体の小文字のbはなぜあの形なのでしょうか?
ブロック体から筆記体になった、経緯を教えて下さい。

A 回答 (4件)

筆記体の書き順で説明します。



1。左下から上に書く線は、前の文字からの続きでbとは本来無関係です。
2。一番上から下に書く線が、bの左側の縦線です。
3。次の下から上に描く曲線が、bの丸い部分にあたります。
4。最後の右に小さくつき出す部分は、次の字につなげるためのもので本来のbとは無関係です。


ブロック体を意識して筆記体のbを次のように書いてみてください。上の説明が納得いくと思います。
1。最初の下からの縦線を高い位置から書きはじめ短くする。
2。上からの縦線は真下に長く書く。
3。次の下から上に描く曲線を、bの丸い部分に見えるよう大きく書く。
4。最後の右に出るひげの部分は短くする。
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この回答へのお礼

あぁ・・・なるほど!

お礼日時:2006/10/01 16:13

未だ諸説ありますが、アルファベットのbは、もともとアラビア文字のバー[ba:']から、ギリシャ文字のβ(ベータ)を経て伝わってきたという説で近年落ち着いてきています。



では、アラビア語のバーはどう書いたかと言うと、まず横書きで、ひらがなの「し」のような形を、右から左に書き、その上に点を打っていました。ここでは打てませんから、参考URLに載せておきます。

それがギリシャに伝わって、横に書いていた文字が、半時計回りに90度回転して縦に書かれるようになり、ベータになりました。

それから、アルファベット大文字のBが生まれましたが、書き方までは伝わりませんでした。アルファベットの大文字というのは、強調文字で、書きにくい形だたので、それを簡単にした小文字が生まれました。それが、bです。
なので、「もともと今の筆記体の書き方だった」という話には根拠がありません。

日本のような漢字文化を持った文化では書き方を大事にしましたが、欧州では文字の形が大事にされました。なので、日本には形はもとの文字と似ても似つかないような書体がいくつもありますし、欧州では人によっていろいろなアルファベットの書き順があります。

しかし、ブロック体のフォントも使われていくうちに、書きやすい筆記体が生まれました。ただ、漢字のように書き順が決まっていなかったので、それぞれの書き順で書き崩したために、各自いろいろな筆記体になりました。詩吟家の間で、きれいな筆記体が研究されたりしましたが、本当にきれいな筆記体は、カリグラフィー(書道)の域で、一般の人で習っている人はあまりいません。
読める程度に書けばよい、というのが共通認識のようです。


ところで、
他の回答者さんの言うように、筆記体を書く人は減ってきています。英語圏の学校では、アメリカを中心に義務教育に筆記体を習う項目はありません。なので筆記体なんて知らないという子供もいっぱいいます。一方で、フランスでは、筆記体で書けないと子供扱いされます。見本となる筆記体も、国によってさまざまなので、「こんなr見たことない」とか「こんなsしらない」と言いたくなるような書体もあります。日本ではなぜか英語の筆記体を学校で教えるので、覚えないといけませんが、一度自分のものにしたら、書き方にとらわれずに、書きやすい方法を考えてみてはどうでしょうか。

参考URL:http://www.tufs.ac.jp/common/fs/asw/ara/2/index. …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2006/10/02 00:12

すでに詳しい回答が出ていますが文章だけでは分りにくいと思いますので添付URLを参照してください。



1)欧米では筆記体を書く人は専門家を除きほとんどいなくなりました。一般の人は印刷体を丸文字のように個性ある形で書きます。教本どおりにきれいな筆記体を書く日本人(特に女性)の文字に彼らは驚きます。
2)筆記体は昔の人が左から右へひとつの単語を続けて書いているうちに自然に出来上がった形だと思います。しかし、あまり個性を出しすぎると他人が読めなくなるので、次の文字との繋ぎ線に注意が必要な文字があります。

aをoと区別するためにaは下、oは上から次の文字に
移ります。同様にvは上、uは下になります。参考URLの初級編で確認してください。



http://www5a.biglobe.ne.jp/~koka/penmanship/curs …

参考URL:http://www5a.biglobe.ne.jp/~koka/penmanship/curs …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
画像見て、さらに分かりました。

お礼日時:2006/10/02 00:08

スムーズに書くためです。

ブロック体(楷書)では縦棒を下ろした後下から時計回りに丸を書き、筆記体(草書)では反時計回りに丸を書きます。草書では上半分にも伸びた丸のようなものがありますがこれは前の字からの続きで、丸まらせる必要はなく一番上まで行ってそこから尖らせるように一気に下まで行っても構いません。下の丸を時計回りにすると k と紛らわしくなります。

現代では昔のペンで書いたようなきれいな草書を書く人は少なくブロック体が少し崩れたような書体(行書)で書く人が多いのですが、楷書や行書ですら下の丸を反時計回りに書く人もいます。日本人は d を書くとき縦棒は上まで行ってから下まで下ろしますが、上についたらそこで終わりにする人が少なからずいます。日本人には漢字、仮名の文化があるので字画は正確に書きますが、ローマ字やキリル文字、ギリシア文字を使う人は書きやすさを優先しているようです。
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この回答へのお礼

なるほど、納得です。

お礼日時:2006/10/02 00:05

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