
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
400 gのAIBNであれば私なら迷わず業者に委託します。
AIBNを分解するには加熱、光という手段がありますが、この反応は発熱反応であるのが厄介なところです。たとえばベンゼン1リットルを沸騰させながらAIBNを少しずつ加えていく方法で加熱分解させることが可能ですが、実際に反応で使ったときには1回あたりに加える量は100 mg程度が限界ですね。これでも沸騰がかなり強くなった記憶があります。400 gだと4000回になりますね。またAIBNの分解により生成するテトラメチルスクシノジニトリルは毒性が強い(アメリカの基準では大気中の許容量は0.5ppm以下、日本でも劇物指定)ようなので換気のきいたところで行う必要があります。結構時間と労力がかかると思います。またAIBNを溶かして廃液にして出すとのことですが、AIBNはアセトンと反応して爆発することがあるようです。廃液はどのようなものが混ざるのかわからないでの、これもおすすめできません。
基本的にAIBNは衝撃にそれほど弱いわけではないので廃棄物業者のトラックの振動であれば爆発は無いと思います。試薬会社から買ったときもプチプチで梱包されている程度なので、適当な梱包材で覆っておけば大丈夫です。
25 g程度なら自分でも処理できそうですが400 gはちょっと量が多すぎますね。とりあえずsaboten30さんが所属しているところの廃液などを担当部署もしくは廃棄物処理業者に相談したほうがよろしいかと思います。廃棄物処理業者は試薬会社によっては相談すると紹介してくれるところもあります。

No.3
- 回答日時:
少量であれば、廃液に混ぜて廃棄(焼却処分)してもかまわないと思いますが、量が多いと心配ですね。
すなわち、加熱によって分解してN2を発生することが心配なわけですから、No.2のご回答のように、分解後に廃棄すれば問題ないと思います。分解時に発生するガスもN2だけですしね。
現実問題として、過酸化物の場合ほどは神経質になる必要はないと思います。
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