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電力会社の配電用変電所の配電線地絡保護継電器の時限は0.7sとのことですが、この根拠を教えてください。

A 回答 (3件)

配電線の地絡事故の発生原因は雷、接触、絶縁劣化などです。

また、発生場所は電力側設備および需要家側設備となります。
変電所の遮断器を飛ばすと関係する配電線から供給されているすべての需要家が停電するため電力会社としては不要不急な遮断は控えたいわけです。
そこで、需要家側の事故は需要家に設置されている地絡リレー(SOG、PAS)で早めに切ってもらいたい、需要家側の事故ではなく電力側の事故と確定したら変電所で処理をするという構成になっています。
需要家側を早く切るため、需要家の地絡検出時限の整定値は0.2~0.4秒とし、変電所では需要家事故ではないと確認するための時間を待っておもむろに遮断器を動作させるため、質問者の書いた0.7秒(電力会社によって多少異なるかもしれません、私の知識では0.9±10%です)の時限を整定値としているわけです。
ちなみに、地絡事故の大半は雷によるもので、雷による地絡の大半は再送成功となるようです
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
需要家との協調を図っているのですね。

お礼日時:2006/10/15 10:15

当事者ではないので確実なことは言えませんが、電気設備に関する技術基準に、高圧側と低圧側が混触したとき1秒以内に高圧電路を遮断できればB種接地抵抗地の値を大きくしても良い、と言う規定があるため、遮断器の遮断時間と継電器の動作時間誤差を見込んで0.7Sにしているものと思います。

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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2006/10/15 10:16

0.7sの計算方法はわかりませんが、


電力会社からユーザー間には、いくつか、地絡保護継電器があり
、いろんな理由(影響)により、不具合いが生じないよう、動作順をつくるため、各箇所の設定値が計算されているようです。

ようするに、協調性のようですが・・・
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2006/10/15 10:22

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