10秒目をつむったら…

ニュースに下記の記事がありました。
〈低所得者の子弟でも高い水準の教育を受けられるような仕組みが必要だ。対策の一つとして期待されるのがバウチャー制度。保護者はお金のあるなしにかかわらず、わが子を公立にも私立にも行かせることができる。〉
ここで言うバウチャー制度とはいったい何なのでしょうか?
引換券で教育を受けれる意味がわかりません。
具体的にはどういった例があるのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

バウチャーはいわゆるチケットだと思えばいいのです。


いまお金のない人は子供を公立学校にしか通わせられません。私立学校と公立学校では補助金の額が違うなどの条件で同じ授業料ではないからです。
補助金は「機関補助」といって学校に支払われているのでこうした不平等が起こるのですが、バウチャー(一部で教育利用券などともいっています)を各保護者に配ります。そうすると個人への「直接補助」になります。アメリカの例ですと、バウチャーは授業料、学食の支払など、学校に通うのに必要な代金の支払にあてることができます。そうすると、お金のあるなしに関らず、行きたい学校に通えますよね。
学校側は、いままでは国から補助金を貰っていたわけですが、この補助金が「バウチャー」として各家庭に配られると生徒を集めないと経営が成り立ちません。そうすれば、学校同士が競争して、教育方針などでさまざまな試みがなされ、悪い学校や悪い先生は排除されていくという仕組みです。
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