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今書いている小説の一部で、どうしても疑問に思い先に勧めることが出来ませんので、お尋ねいたします。

私は手首のトレーニングのため、剣道の経験はありませんが、家で木刀の素振りをしていたことがあります。

そのとき、木刀を腰に構えた(鞘にさしたイメージ)状態から、落ちてくる枯葉を抜き打ちに撃つ、という遊びをしていたのですが、父親から、「現実の刀は鞘から抜き払うという動作がいる。お前の振り方では、刀なら鞘を割って指を落としてしまう」と指摘されました。

なるほど、本物の刀を持ってみると、これは「抜き払う」という作業だけで一動作必要で、「抜きながらそのまま斬る」ということは不可能のように思われます。

居合用の刀を見ると、かなり短く鞘から抜きやすそうな形状ではありますが、やはり「腰から直接振り出す」ことは難しいように感じました。

テレビなどで居合を見ていても、案外想像したよりはゆっくりした動作のように感じます。(型を行っているため、わざとゆっくりなのかも知れませんが…)一度抜刀してから、あらためて斬る、という動作しか見たことがありません。

これでは、例え間合いの中に敵が入ってきても、例えば相手が腰に拳銃を挿している場合、拳銃を抜いて撃つまでの時間に抜刀して斬る、ということは不可能のように思えてなりません。

本物の居合、あるいは抜刀術というのは、小説などに出てくるような「
抜く手も見せぬ」というほどの高速のものではないのでしょうか?

それとも、私の考え方がどこかで基本的に間違っているのでしょうか?

ご存知の方がおられましたらお教えください。

A 回答 (14件中11~14件)

回答にならないかもしれませんが、聞いた話では、刀を抜くのは相手を切るためなので、抜く時にはゆっくり抜き、納めるときには素早く納めるそうです。

つまり、相手を切る殺生をなるべく避けたいという気持ちが刀を抜く事をゆっくりとさせているそうです。
なので、時代劇でも悪人が先に刀を抜き、正義の人は後からゆっくり刀を抜く事になっているみたいです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
でも、おっしゃるとおり、回答にはなっていませんね^^;

時代劇で正義の味方が後から刀を抜くのは、
「成敗、やむなし」ということを視聴者に印象づけ、
「斬りたくないけど仕方ないから斬るのだ」という
まあ、カッコづけでしょう。
あれは、視聴者に見せるためのものだから、それはそれで
よいとおもいます。

武術にも、「後の先」といって相手に初動動作をとらせた後
自分が動くというのはありますが、実践レベルで考えると、
「なるべく殺生を避けたい」なんて躊躇しているのは
理屈にあわないようにもおもいます。

お礼日時:2006/10/21 13:58

>本物の居合、あるいは抜刀術というのは、小説などに出てくるような「抜く手も見せぬ」というほどの高速のものではないのでしょうか?



瞬間的な速さではなく、起こりを見せない、つまり刀を抜こうとしていること、相手を打とうとしていることを悟らせないということではないでしょうか?
剣道で先生方と稽古をさせていただくと、そういう場面が多々あります。

あと抜刀術の有利な点は相手に間合いを悟らせないということだと思います。


>これでは、例え間合いの中に敵が入ってきても、例えば相手が腰に拳銃を挿している場合、拳銃を抜いて撃つまでの時間に抜刀して斬る、ということは不可能のように思えてなりません。

相手が拳銃を抜こうとした瞬間、相手の懐に飛び込み「刀の柄で打つ」とか、「左手で拳銃を抜く手を制し脇差で刺す」あと「体当たりで倒す」とかするんじゃないですかねぇ。多分・・・

銃は基本的に接近戦では不利だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

なるほど、刀対刀での対峙となると、起こりをみせないことは
非常に重要でしょうね。

>相手が拳銃を抜こうとした瞬間、相手の懐に飛び込み「刀の柄で
>打つ」とか、「左手で拳銃を抜く手を制し脇差で刺す」あと
>「体当たりで倒す」とかするんじゃないですかねぇ。多分・・・

この点に対しては、アメリカで行われている拳銃の早撃ち大会などを
みていると、ちょっと無理ではないかと思いますね。めちゃめちゃ
早いですよ…。刀の間合いに入ればともかく、2.5メートル以上
離れたら、まず「せーの」で決闘方式でやったら、勝ち目はない
ように思います。

あ、でも、僕は、居合や抜刀術の優劣とか、銃と比較してどうとか
いう話をしたいのではないのです。

実は…。

刀の鞘を、O字ではなく、U字につくり、そこに刀をはさんで
掴むようにしてホールドしておいたら、非常に早く
刀を振り出せるのではないか、と思ったのですね。
もちろん、そんなことをしたら指が落ちてしまいますので、
鞘に取っ手をつけるなどの工夫が必要でしょうが…

「伝統ある古武術につまらん小細工を…」と笑われるかも
しれませんが、自分で木刀を振っている分には、それが
一番合理的なように思えたのです。

けれども、そんな小細工をしなくとも、一瞬で抜いて斬りかかる
ような技術が居合などにあるのかなあ…?と思ったのが、
そもそもの今回の質問の主題なのです。

よろしくアドバイスお願いいたします。

お礼日時:2006/10/20 19:37

>それとも、私の考え方がどこかで基本的に間違っているのでしょうか?



考え方が間違っているというより、身体の使い方が間違っているように思いますが…
大前提として

  刀は、手で抜くのではありません。

居合道を長年されている方なら、「抜く」ことに様々な研究をされています。
そういう本を、いろいろ読まれることをお勧めします。
自分の研究してる本だけでも、有名どころでは
 甲野善紀とか、黒田鉄山とか、高岡英夫とか…
本当に様々です。

自分の場合は、今のところ『腰を割ることで抜く』ことを研究していますが…
全然完成していないので、語る言葉を持ちません。
最も、「完成」なんて有り得るのか?という疑問もありますが…。

最近、「古武道の復興」が盛んに言われているのに、
随分、昔のスポーツ力学的な発想をされてるな…と驚いて、初めて回答してみました(-.-;)

参考URL:http://izayohi.hp.infoseek.co.jp/kuroda.html,htt …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>最近、「古武道の復興」が盛んに言われているのに、
>随分、昔のスポーツ力学的な発想をされてるな…

発想、古かったですか?ごめんなさいね…
まったく、この方面にいままで関心がなかったもので…^^;

私は別に、武術に関心があるわけではなく、物理的に
「刀を抜いてから、相手に斬りつけるまでの最短時間」に
ついて関心を持っただけなのです。


刀は、手で抜くものではなく腰を割って抜くものもの…
これは、なんとなく理解できます。
(イメージだけですが)

しかし、腰で抜いたとしても、
やはり相手に斬りつけるまでの初動時間がそれほど短縮
できるものなのでしょうか?

この方面にお詳しい方のようですが、出来れば、もう少し、
私の知りたいことについてご説明してくださると幸いに存じます。
よろしくお願いいたします。

お礼日時:2006/10/20 19:23

居合いはやっていませんが木刀振りやっています。


直接の回答ではありませんが甲野善紀著
古武術で蘇るカラダなど読まれると参考になりませんか
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