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既存外壁の上にサイディングを貼るリフォームを検討しています.リフォーム業者は,胴縁を入れずに既存壁に直接サイディングを打ち付ける工法を提案しているのですが,通気等の問題はないのでしょうか.既存壁とサイディングの間に通気路がないため,カビが発生するのではないかと心配しています.

A 回答 (6件)

リフォーム関連の仕事をしています。

正直に言うとあまりお勧め出来ません。当社では絶対に頼まれてもしない施工方法です。
理由(1)既設のサイディングが下地になることがまずあります。
既設のサイディングが何らかの状態で水漏れなどを起こしたときその責任の所在に責任がもてない=お施主様が不利になること。
理由(2)今木造の住宅と思いますが重量増があること。金属製のサイディングは若干軽い事もありますが通常の家の2倍の重量を支えることになります。地震等で通常よりかなり不利に働くのが目に見えています。
理由(3)サッシ廻りの役物があまり上手に施工されない場合が多く、新旧のサイディングの間に水路が出来カビの発生や雨漏りの原因になりやすいです。実際来店のお客様で常に犬走りの湿気に悩まされている方の原因が上記の内容でした。
確かに既設を潰して張替えすると費用面も工期も延びコスト面では不利になりますが、安全面や施工後のランニングコストは張替えの方が安く済む場合が多いです。何故塗装などのメンテではなく増し張なのかはわかりませんがコスト面で見てもかなり良質な塗装が出来ると思うのですが・・・・。参考までに。
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この回答へのお礼

御回答いただきありがとうございます。住宅は軽量鉄骨で、外壁リフォームは1F部分のみで検討しています。理由(3)のケースは、一度サイディングをはがしてみたらこんな状態だった、というものでしょうか。状態が外部からひと目でわかるならばリフォーム業者に修繕を要求することも容易ですが、サイディングと既存壁の裏側にカビが発生する場合、それが外部からは簡単にはわからず、「原因は不明だが最近体調が悪いな…」という状態になるのではと心配しています。塗装ではなく増し張りを検討している理由は別の方へのお礼に書いたとおりですが、再度、塗装についても検討してみようと思います。また、ランニングコストも含め、張替えについても調べてみようと思います。

お礼日時:2006/11/07 00:45

 こんにちは、リフォーム会社で働いています。



 施工方法については他の方が仰るとおりで良くないと思います。
リフォーム業者は玉石混交なので十分注意してください。

 サイディングのリフォームをご検討されているということは、築年数は20年くらいになるのでしょうか? 既存の状況をしっかりと調査した上での施工方法をご検討ください。
コーキングは外壁材よりずっと早く劣化します。その場合またメンテナンスが必要になります。

リフォームは結構な金額がかかりますので、10年20年先の生活プランをイメージして計画的にご検討下さい。

ご質問とはなれてしまいすみません。
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この回答へのお礼

御回答いただきありがとうございます。ご推測の通り、築年数はおよそ20年程度です。近日中にリフォーム業者から直接説明を受けることになっていますので、カビのことについてきいてみようと思います。業者の説明を鵜呑みにはせず、皆様から頂いたご助言を参考に注意深く確認したいと思います。

お礼日時:2006/11/10 22:45

胴縁を付けずに直接サイディングを張ることは普通ありえないのですが、常識で考えて直接雨水が浸入しなくても絶対に結露が発生して水分が発生します、その時胴縁分の約2cm位の空気層がないと水分が乾かないので既存と新設のサイディングが貼り合わさった内側から2.3年後には腐食してきます。


本当は既存のサイディングをはがして中の断熱材の状態を確認して工事をしたほうがいいのですが既存の上から工事をする時は、既存のサイディングの浮き上がりをビス止めして(必ず浮いてきております)防水シートを張って胴縁をつけて(できればビス止め)サイディングを貼る。以上が簡単な工事の進み方です、もっと詳しく説明すればきりがないので。
ですから質問にあった業者の施行方法だと悪徳業者に入る部類ですから、業者の知り合いがいなければ、ご近所の工務店等に依頼したほうが安心ですよ
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この回答へのお礼

御回答いただきありがとうございます。近日中に業者から施工方法についての詳しい説明をしてもらい、今後の方針を再度検討しようと思います。防水シートも必要とのことですが、既存壁が内側にあるにも関わらず防水シートが必要なのはなぜなのでしょうか。ご教授いただけると幸いです。

お礼日時:2006/11/09 01:52

>少なくない量のカビが窓等から室内に進入してくると思われます。


少なくない量のカビが侵入するのであればそもそもそこは通気がとれていることになります。なのでその点に関しては考えすぎという部分があります。

ただ耐震性の面でデメリットがあるのは確かです。(重たくなるから)
ご質問者の目的である、

>(1)デザイン性の改善
という点であれば選択の自由度という意味では既存の物は撤去してから施工した方が選べる外壁の自由度が増しますよ。

> (2) 断熱性の向上
これは意味がありません。外からの遮熱という意味では効果がないとは言いませんが、中からの熱の逃げに関しては効果はありません。

> (3) 防音性の向上
こちらは既存外壁をそのままに追加で張った方が明らかに効果は大きくなります。
ただ、既存外壁を取り除いてから施工したとしても、重量のある外壁を採用すれば同じことです。
その意味では金属系サイディングを外からはるよりはよいケースもあると思われます。
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この回答へのお礼

御回答いただきありがとうございます。当初、既存外壁を取り除いての張替えは考えていなかったのですが、ランニングコストも含めて総合的に検討してみようかと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/07 21:30

>こういった水分が原因で,既存壁とサイディングの間にカビが発生することはないのでしょうか


そもそも既存外壁と新しい外壁の間にカビが発生したところで何か問題が生じるわけではないのですけど、カビが絶対に発生する可能性がないのかという点に絞って考えたいということであれば、可能性が100%ないとはいえないでしょう。ただ根本的にそれでどうなるものでもないので、気にする理由がありませんけど。
壁内(既存外壁-空気層-透湿防水層-躯体外側-壁内-室内という構造が一般的)でのカビであれば問題ですけど。

そもそも色んな外部の環境に対して防御するのが外壁の役割なのですから、既存外壁も能力が落ちたとはいえ、その役割を継続して担わせることで、二重外壁の構造にすることでより安心にしましょうというのが、既存外壁をそのままに更に外側に外壁を施工する目的なのですから。

>また,サイディングは金属サイディングで断熱性が高いらしいのですが
金属サイディングの裏側に断熱材が貼り付けてあるタイプということですね。

>結露による水分も心配はないのでしょうか.
結露してもそれは既存外壁に守られますので全く問題ありません。

どうしてもいやであれば、既存外壁を除去して新しい外壁を施工することになりますが(更に既存外壁との間に通気層はだめです)、それがお好みであればそうしてもかまいませんよ。
既存外壁と新しい外壁の二重の防御がなくなるだけです。
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この回答へのお礼

御回答いただきありがとうございます。既存壁の外側とはいえ、カビが外壁一面に発生したりすると、少なくない量のカビが窓等から室内に進入してくると思われます。そうすると、健康面に影響を与えるのではないかと心配しています。リフォームの目的はいくつかあり、(1)デザイン性の改善 (2) 断熱性の向上 (3) 防音性の向上、などを期待しています。しかしながら、健康を損なうことになっても困るので質問をさせて頂いている次第です。

お礼日時:2006/11/07 00:28

通気層は通常建物躯体の外側と外壁との間に設けるものです。

この目的は建物の壁内の水分を外に放出する目的などです。建物の壁内には主に室内などから水分が入り込みます。

ご質問ではその外壁の更に外側ですから、今回はその話は関係ありません。

既存の外壁に更にサイディングを貼る工法は通常よく取られる方法であり、特に問題はありません。

更にいいますと既存の外壁と外に貼るサイディングの間に通気層は設けることは出来ません。これをやると躯体から遠くなりすぎるので外壁がはがれてしまう可能性が出てきます。
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この回答へのお礼

御回答いただきありがとうございます.サイディングとサイディングのすき間はコーキング剤(?)で埋めるとの説明を受けていますが,それでもやはり,風雨が強い季節には雨水が浸入してくると思われます.こういった水分が原因で,既存壁とサイディングの間にカビが発生することはないのでしょうか.また,サイディングは金属サイディングで断熱性が高いらしいのですが,結露による水分も心配はないのでしょうか.

お礼日時:2006/11/06 16:28

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