娘(小2)が仲良しにしてる友達の両親が障害を持っています。
子供同士仲良くしているのですが、時おり娘が友達の両親の傷害についての身体的特徴を口に出す時があります。
悪気がないのはわかるのですが、娘の発言で友達を傷つけてしまうのではないかと心配しています。
それが原因で仲良しの関係が壊れてしまうのも心配しています。
小学校には養護教室もあるのですが、娘が直接触れ合う機会がないために世の中には傷害持った人がいることを理解していないようです。
世の中には、いろいろな理由で障害を持って生活している人がいることを教えたいと思っているのですが、説明の仕方に困っています。
小学校2年生でもわかる説明の仕方はどういう言い方がありますか?
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
障害児の親です。
二人子供がいて、上の息子が重度の知的障害なのですが、やはり娘の友達には「何でお兄ちゃん、へんな声をだしているの? 言葉しゃべらないの?」なんて聞いてくる子もいます。
で、私はどうするかというと・・・。
「これは知ってもらうチャンス!」と思い、「生まれる前に頭の中にけがをして、上手に話すことが出来ないの。 でもうれしかったり、悲しかったりみんなと同じなんだよ」と言うと「ふ~ん」と納得。
はじめは私がお話していましたが、下の娘も一年生になり、自分で同じように話すようになりました。
もちろん、近所の悪がきさんの中には「あほの子がこっち来た」と言ったり、「うるさいなーこの子」とぼやかれたりもしますが、全然気にしておりません。
ちなみに、二年生では「障害」と「病気」の違いもわからないはず。
理解できるようになるのは四年生くらいです。
実際に障害のある人を見せるのもよいと思いますが、まずは絵本でお話してあげてみてはいかがですか?
図書館で借りてくるなどして。
うちの娘には絵本を通していろいろな障害のある人がいることを話し、実際に目にすることで理解をしていきました。
おすすめは「だれもしらない」「さっちゃんのまほうのて」「ぼくたちのコンニャク先生」などなど
http://www.ehonnavi.net/special.asp?n=72
それと、お友達が傷つかないか、仲良しの関係が崩れないか、というご心配ですが、「障害について言わないように、じろじろ見ないように」なんて強く言えば、お子さんの気持ちにわだかまりが出来てしまいます。
「見ちゃいけないもの = 悪い物、ダメな物」と思ってしまうかもしれません。
障害のある家族を持つ私たちにとって、「あの子、変な歩き方」なんて子供に言われるのは平気ですが、見てみぬふりされたり、そばからさっと離れられるほうがずっとつらいんです。
今のお子さんの自然な様子でいいんだと思いますよ。
回答と本のご紹介ありがとうございます。
さっそく今度の休日にでも図書館に探しに行ってみようと思います。
>「障害について言わないように、じろじろ見ないように」なんて強く言えば、お子さんの気持ちにわだかまりが出来てしまいます。
>「見ちゃいけないもの = 悪い物、ダメな物」と思ってしまうかもしれません。
おっしゃるとおり、こうなってしまうことを私も一番心配しています。
私は、このお友達と仲良くすることを通じて色々なことを感じ、学んで欲しいのです。
頭ごなしに『そんなことを言っては駄目』と言うのではなく、考えさせる方向に持って行きたいです。
>今のお子さんの自然な様子でいいんだと思いますよ。
そう言っていただけて少し安心しました。
No.4
- 回答日時:
小学校に養護教室があるのであれば、事情を話して見学を申し入れてみてはいかがでしょうか?
私は大人になってから、仕事の得意先で、福祉工場(障害者の方がとても多い)を担当してから、理屈でなく自然とそういう方たちの存在を受け入れられるようになり(もちろんそれまでも拒否していたわけではないのですが、やはり特別な存在に感じていたことは否めませんでした)、手を差し伸べられるようになりました。
「一見は百聞にしかず」とは、まさにこのことだと思います。
お子さんだったらなおのこと、大人では感じないような部分まで、汲み取って理解してくれるかもしれません。
No.3
- 回答日時:
私は子供のころ繰り返し母親にこう言われました。
「あなたの歯並びがまっすぐじゃないように、目が見えない人や、耳が聞こえない人がいるのよ」
「あなたが包丁をうまく使えないように、足がうまく動かせない人や、言葉をうまく話せない人がいるのよ」
「それがどういうことか考えてみなさい」
当時は漠然としかわかりませんでしたが、それが「障害を個性と捉える」ってことなんだなーと
小学校高学年~中学生になるころには思っていました。
(中学校のときはたまたま同じ学年に知的障がいの子がいたこともあり)
ま、今になったらなったで結構無理ある説明だったんだとも思いますが。
やはり障がい者に対して色眼鏡で見てしまう部分はありますが、
ある意味で無駄なバリアはなくなったかな、と。
No.2
- 回答日時:
無理にお友達のご両親におきかえると、かえって意識してしまうかもしれませんね。
病院へいったときに車椅子(一時的な怪我かもしれませんが見た目でいえば足の不自由な方と見た感じ差はない部分もあるので)の方を目にしたりすることもあると思います。
そういうときに何気なくそういうことの存在を教えたり、小学校2年生であれば、そういうものを扱った簡単な本などを探して目にふれるようにしたりすることで徐々に教えていくのがいいと思います。
>障害を持つという事が特別ではないこと、傷害の残る病気・事故は誰にでも起こりうるということ、障害を持っている人に対し特別視するのではなく困っている姿を見れば手お差し伸べてあげられるようになって欲しいという方向へ話を持って行きたいのですが、
これは理想論ですが、大人になった私たちでようやく障害をもち特別視されることの苦痛などがかろうじてわかってくること。
子供なのでまだ難しいでしょうね。
同情という形でしか最初ははいれないかもしれませんが、それでも最初はいいのではないかと思います。
まず人の痛みをしるには「かわいそう」という基本的な感情がめばえないといけないですから…
障害をもつことが「かわいそう」であると思うことは私たちからみれば失礼な気もすると思います。
ですが子供にとってはまずその人の痛みの感情を理解するところからわからないと、もっと先にはいたらないと思うので・・・
かわいそうという風に思わせるようにもっていくという意味ではなく、その存在をみて子供さんが自ら何かを感じないと難しいですよね。
ただ、人の痛みを自分に置き換えるというのは小学2年生であれば出来ない事ではないと思います。
我家も5歳の息子がいますが、車椅子をみたり、明らかに手がない曽祖父をみて、何かしらの疑問を感じたりしているようで、私に「どうして?」と聞いてきたりします。
その時には「怪我や病気で足で歩けない時に、足の代わりになってくれるんだよ」とか、子供の経験したことのある病気や怪我、身体的な子供の個性を引き合いにだして「○○はこういう人とちがうところがあるでしょ?それと同じでおおじいちゃんは手が事故でひとつになったけど、○○と同じで皆とかわらないんだよ」などとさりげなくいうようにしています。
痛みをりかいするのはむずかしいですが、それでも「そういう人もいるんだ」くらいのことは5歳なりにわかってきていると思います。
身内にそういう人がいるとより身近にかんじられるかもしれませんが、そうでない場合のほうがおおいでしょうし、いきなりそういう存在を理解するというのは現実的ではないのかもしれませんから、本当にそういう場面にでくわしたときにさりげなく伝えていくというところでしかないと思います。
とってつけたように友人のご両親のことをりかいさせようとしても、きっとむずかしいのかもしれません。
生活の中でそういう小さな機会(病院でみる光景など)をみのがさないようにして、子供さん自身がなんとなくでもそれに目をむけるようにならないと理解にはつながらないかなと思います。
また、最近はテレビなどのドキュメンタリーでもそういうものをあつかってる番組もあえいますから、そういう人の存在をしるという意味では目にふれさせてもいいかもしれませんね。
回答ありがとうございます。
>何気なくそういうことの存在を教えたり、小学校2年生であれば、そういうものを扱った簡単な本などを探して目にふれるようにしたりすることで徐々に教えていくのがいいと思います。
そうなんです。
改まって説明するのでは無く、出来事の流れや話の流れで自然と説明したいと思っています。
障害を持っている人に対してかまえてもらいたくないと思っているので・・・。
小学校低学年レベルでも理解できるような簡単な本を探してみたりしてみます。
No.1
- 回答日時:
「おかあさんが、もし、そういう状況になったとき、お友達の○○ちゃんが、おかあさんのこと○○と言ったら、○○ちゃんはどう思う?」
と聞いてみたらそうでしょう。。。
1回では解かってくれないかも知れないけど、やはり、ひとの痛みを自分の痛みとする教育は早い方が良いですよね!
ただし、直接、「○○ちゃんがそういう状態になったら…」 と言うと子供は恐怖の方を先に感じてしまいますので、そこはおかあさんを題材にして、ひとつひとつ確認してみてはどうでしょうか。。。
本人はただでさえ苦痛を感じていること。
人の言葉がそれにも増してその人に苦痛を与える場合があること。
暖かい言葉をかけることが大切なこと。
きっと解かってくれると思いますよ^^
早速の回答ありがとうございます。
自分が言ったことを自分が言われたことに置き換えたり、お友達の状況を自分の状況に置き換えたりして理解してくれれば良いのですが、まだ出来ないようです。
一番困っているのは、世の中には障害を持った人がいるということをどう伝えればよいのかということです。
お友達のご両親がどういういきさつで障害を持つようになったかは知るよしもありません。
が、障害を持つという事が特別ではないこと、傷害の残る病気・事故は誰にでも起こりうるということ、障害を持っている人に対し特別視するのではなく困っている姿を見れば手お差し伸べてあげられるようになって欲しいという方向へ話を持って行きたいのですが、小学校2年生に説明するには上手い方法が見つけられていません。
友達のご両親を、自分の両親に置き換えるというのはリアリティーが欠けるようで、娘には難しいようです。
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