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今回ゼミのディベートで死刑制度について扱うのですが、死刑制度存置の立場から廃止に対する反論をしなければならないのですが何か反論できることはないでしょうか?
死刑制度廃止の論拠は
1、冤罪であった場合、刑を執行してしまったら取り返しがつかない。
2、抑止力があるという明確な証拠がない。
3、海外の死刑存置国は年々減ってきており、先進国では日本とアメリカだけであり、しかもアメリカは州によっては、死刑を廃止しており、世界的に見ても死刑制度は廃止に向かっている。
の3点です。
1は何とか反論ができるんですけどほかの2点は思い浮かびません。
どうかお願いします。

A 回答 (10件)

2については、飲酒運転が厳罰化により激減したことをあげればいいのではないでしょうか


3は日本とは文化も価値観も死生観も異なる諸外国と比較するのは間違い、と逃げる

いずれにしても反論としては弱い(穴がある)ですが
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1.について


 死刑以外は取り返しが付くんですか?
 禁固や懲役で奪われた時間は取り返せませんよ。
 この主張は、あらゆる刑罰を廃止する前提でなければ、その瞬間に崩壊している間抜けな主張です。
 で、実際あらゆる刑罰の廃止を主張しているのでしょうか。

2.について。
オリジンのGardian誌の記事はエクスパイアされているようですが、複数の大学の研究の結果、抑止力があるという結論が出ていますね。
 なお、「明確な証拠」なんて言い方自体がいやらしいものだという感性を、持っておきましょう。「抑止力が無いという明確な証拠」だって無いわけですから、これを言うのは正直、ディベートでは自爆行為。

http://datefile.iza.ne.jp/blog/tag/66546/

3.について
 日本人には、「みんながやってるから」が有効なんでしょうね。そういうジョークもありますし。
 が、「なんでみんながやっているの?」という分析が無いなら、「So What ?」でしかなく、論拠ではありません。
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人間も生物である以上、社会が成立する以前から遺伝子レベルで持っている欲求(自然権)があります。


社会(国家)を形成していく上で、人間一人ひとりが持つ「自然権」を、どのようにコントロールしていくのかは重要な問題です。
自然権を過度に抑圧してしまうと、民衆の社会への不満が高まっていきますし、逆にあまにりも自由にしてしまうと、社会秩序が維持できなくなり、殺人などいわゆる「犯罪」が横行し、民衆の社会への不安が高まっていきます。
個人の持つ自然権を尊重しつつ、社会秩序の維持が保てる範囲でルールを定めたのが「法」なのです。

死刑というのは「代理殺人」です。
自分の家族(遺伝子を継承する人)が殺害された場合の「報復権」というのは、社会が成立する以前から人類が元々持っている自然権の一つですが、この報復権に対する考え方は、民族の違いや宗教観の違いによってかなり異なっており、これが死刑制度の是非論となっているのです。

日本の場合は江戸時代まで「仇討ち」が認められていましたよね。
仇討ちというのは儒教では忠孝の美徳として肯定的に捉えられています。
ですから、儒教国である中国はもちろん、儒教の影響を受けた日本でも死刑制度について概ね肯定的な意見が多いのです。

これに対して、欧米諸国の多くは死刑制度について否定的な意見が多く、廃止した国も多数に上っていますが、この主な理由はキリスト教的宗教観によります。
つまり、人を創ったのは神であり、裁けるのもまた神のみであるという考え方です。
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1.冤罪であった場合に取り返しがつかない。


確かにそうかもしれません。確率的に冤罪0%にはできません。しかし冤罪があるから死刑は廃止というのは次元が違うような気がします。事故死するから車は乗らない、墜落するから飛行機に乗るの止めようといっているようなものです。少しでもその危険があるから止めたほうがいいという理論ですが、車や飛行機は事故死する確率の数倍以上で便利だし、その恩恵をうけるではありませんか。
死刑も冤罪の確率よりもずっとずっと多くの確率で、残虐な犯人に刑罰を与えられて社会秩序の維持に貢献していると思います。また冤罪というのは死刑制度とは別の問題であり、死刑が廃止されて終身刑や無期懲役刑に冤罪で服役したとしても、今度は貴重な人生の時間というものを奪われてしまい、時間だって取り返しがつかないです。
冤罪の問題は警察の捜査上の問題もあり、そちらは別な次元で冤罪捜査をなくすよう議論する余地があると思います。

2の抑止力に関しては既に皆さんも言われているように、どちらにしても明確な証拠がありませんので、議論する価値はないと思います。

3についても海外がどうこうと他国と比較することも世界情勢を見るという上では必要ですが、それを参考にする必要はあるが真似をする必要はないわけで、日本は日本の実情と全体像を根拠によく議論すればいい話です。

他に考えられる議論としては死刑は残虐な刑であるとう説もあると思いますが、代替として言われる終身刑だって、生命は奪わないだけで、時間と身体の自由を奪う虐待ともいえます。
また廃止論に対する反論としてこちらから投げかけるものとして代表的なものは被害者感情です。「最近は被害者感情にに焦点が集まっていると思います。冤罪の場合が・・・という確率的に低いものに比べ、自分が被害遺族になる確率は昨今の世の中では非常に高いと思います。愛する子供や家族を残虐な犯行で奪われた遺族に自分がなったらと思うと、絞首刑ではなく八つ裂きの刑でもまだ物足りないと思うのが本心ではないでしょうか。その時にそれでも死刑廃止を訴えることができたら真の人間か、いやあるいはそれはもう人間ではないのかもしれません。」とここまでいえたらたいしたものです。
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まぁ、終身刑を持ち出したら負け戦でしょう。


現に欧州では死刑も終身刑もない国が大多数ですし、
最初から終身刑がないまま死刑を廃止した国(フランス)、
死刑を廃止した後、しばらくして終身刑も廃止した国(イタリア、ドイツ)などもあるわけで、
「死刑のない国は終身刑がある」なんてのは誤解と呼んでいいくらい、
むしろレアだと思います。

ディベートですからレフェリーがいると思いますが、
私がレフェリーなら、こういう論理を持ち出された瞬間に
「あ、何も調べてねーな」って判断するでしょう。

さて…存置派サイドからの反ぱくってわけですよね。

2については、結局のところ水掛け論的ですが、
「抑止力がない、という明確な証拠もない」という反論は可能です。
もしこれが日本法に関する議論という前提であれば、日本では死刑制度は現存するんですから、
「抑止力を根拠に現存する制度に疑問を呈するのならば、変えようと主張する側が証拠を出すべきである」
と言うのはそれなりの説得力を持ち得ると思います。

3については、
「日本人は煽動に流されやすい性癖があり、他の死刑廃止国と簡単に比較はできない。
 死刑のある状態からない状態に変化させれば、凶悪犯罪の一時的な増加は避けられないだろう。」
くらいですかね?

ちなみに私自身も死刑存置派ってわけじゃないです。
(実際、上記の論拠も推測混じりで、かなり苦しいことを自覚しています)

まぁ廃止には消極的ですが、その理由はいたって感情的で、およそ論理的ではないです。
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1、冤罪であった場合、刑を執行してしまったら取り返しがつかない



 その為に三審制度が設けられている、冤罪を言い出せはすべての犯罪が冤罪であることが考えられるので死刑だけが・・・では憲法の法の下に平等であるとことが崩れる

2、抑止力があるという明確な証拠がない。
  
  抑止力無いと明確な証拠も無い
  では、刑務所に明確な証拠がない ならば・・刑務所自体を無くすのですかね
  中には空腹に耐えかねて刑務所言う抑止力を忘れて犯罪走る人もいます
 刑務所自体も抑止力ではありません、強制させるのが目的です
 その目的外なのです、死刑囚は
 強制も困難、重大な犯行を重ねた人に当然 死刑にすべきです

 
 

3、海外の死刑存置国は年々減ってきており、先進国では日本とアメリカだけであり、しかもアメリカは州によっては、死刑を廃止しており、世界的に見ても死刑制度は廃止に向かっている。

  なんでも世界基準にするならば・・・・・・・
  煙草も・・増税する流れでありったり、法人税も世界基準並みにすべきである
    では、世界の流れがが核兵器を持つようになってますね・・・
 パキスタン、インド、イラク、北朝鮮 
 日本もそれに合わせるんですか

 流れに・・・・・・・・・
  ここの国の実情にあわせて、必要があれば維持し、又は廃止すれば良い、どうして他の国合わせる必要があるのか・・・
   



  
  

  
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死刑制度はある。


冤罪・・・わが国は三審制を取っており、また再審請求制度があるではないか。
犯罪被害者の処罰感情。もし自分が被害者なら耐えられますか?
事件再発の防止と、犯罪抑止力への期待。

死刑制度無くせば、
人を殺しても自分は死なない・・・抑止力の低下の可能性
被害者の不安の増長。出獄したら。。。お礼参りっていうんだっけ?
 3、海外の死刑存置国は年々減ってきており、先進国では日本とアメリカだけであり、しかもアメリカは州によっては、死刑を廃止しており、世界的に見ても死刑制度は廃止に向かっている。
はこれは説得力に乏しい。現に死刑制度が残っている国、州もあるわけで、死刑制度は歴史的にも、社会的にも認められてきた制度であり、廃止するのは国・州の判断にゆだねられるべきである。
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直接の答えではないですが。


終身刑(無期とは違います)が無い中で、死刑を廃止したら、それこそ抑止力が無くなります。死刑だけが無くなったなら、どんなに人を殺しても最高15年で無期懲役だと、10年前後出てで来られます。また、恩赦があると更に刑がちぢまります。それでは何の意味もない。
死刑廃止するなら終身刑とか累積で懲役200年とかも可能な(恩赦を使っても、一生出てこられないほどの長さの)刑がなければ意味がないです。
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・アメリカでは、凶悪犯罪者が出獄し、再犯を重ねて社会問題になっている


・犯罪者の再犯率は高く、凶悪犯罪が増えており、収容コストが増大する
・凶悪犯罪者を生き続けさせるために、税金を注ぐのはおかしい。
・直ちに実施されるわけではないので、冤罪を晴らすことは可能で、実例もある。
・近年は「尊厳死」という言葉にもあるとおり、不要な延命はむしろ虐待である。
・凶悪犯罪は近年組織化しており、テロと結びつく可能性がある。個人の問題としてのみ捉える従来の考え方は限界である。
・終身刑でも出獄は可能で、それを見越して犯罪を行うようになってきている。
・死刑がなくなると、組織的犯罪における、身代り出頭に対する抑止力がなくなる。
・抑止する証拠がないと実行しないなら、そもそも議論する意味が無い。曖昧な事に対する最適な解を得るために議論するのである。

一部推測含みますが、証拠がなくてもいいんですよね?

ちなみに、わたしが死刑賛成派だという訳ではないので、誤解のないように。(笑) 反対派に回っても同じ位出せますよ。
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2.抑止力がないという証拠もない。


3.他の国がそうだから、世界的動向だから、というのはまったく理由にならない。例えば世界的に軍国主義がまかり通っていた時代、軍国主義は正義だったか? 
そもそも、死刑が廃止された国の中には、民衆の間で復活を望む声が高まっている国もある。それに、海外では終身刑や、どう考えても全うできない懲役刑(懲役200年とか)もある。
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