
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
チップやらエッペンドルフチューブを洗って使っていた貧乏研究室の出身者です。
しかし、コンタミが問題となるようなレベルで実験をするならば、正直使い捨てた方がいいと思います。実際は自分の行う実験で必要とされる精度さえ分かっていない人が多いとは思いますが。
なお、当時の洗浄の方法は、以下の通りです。
1. ガラス器具用の漬け置き洗剤液(洗剤名は忘れた)に、使用済みのチップやチューブを放り込んでおく。
2. ある程度たまったら、ミニサイズの試験管ブラシで軽く洗う(と言っても、そんなにひどく汚染されるような用途ではなかったので、それほどゴシゴシとは洗いませんでした)。
3. 水道水で十分にすすいで、最後に洗ビンに入れた脱イオン水で、チップの内外を2回すすぐ。
4. 軽く水を切って、底にキムワイブをひいた割れたビーカーに立てかけて、乾燥機に放り込む。
5. 完全に乾燥したら、完了。
注意!! 新品と再利用品がコンタミしないように、ちゃんと隔離しましょう。
さもないと、とんでもない測定結果が出たときに、原因をチップからのコンタミのせいにできなくなります。
酵素の活性測定や、無機の薬品を使う程度なら再利用も可能だとは思いますが、正直お奨めしません。
No.4
- 回答日時:
洗剤がチップにこびりついて残っているとうまくいかないような実験ですと、ちょっとリスキーかも。
洗剤をできるだけ残さないには、まず、チップを洗剤につけておく時間を長くし過ぎない(長期間、洗剤中に放置しない)。洗剤中にチップがあるときには、チップが乾かないように、ネットや器具を使って水面下にちゃんと沈める。すすぐときは、チップ1コ1コの内側に、ちゃんと水が通る工夫をする。実際にやっていた方法:チップをセットするプラスチックケースの蓋に穴をあけてホースをつなぎ、容器の底を外したものをつくっておきます。洗剤から出してざっとすすいだ後のチップを、この容器に詰めたら、蓋をして、水道水をジャージャー通します。
No.3
- 回答日時:
規模の大きな検査会社では、自動洗浄器を使っていました。
別の会社では、洗浄液に浸けておいたチップをザル状のかごに移し、何回か水ですすいだ後、イオン交換水か蒸留水(どちらだったか忘れてしまった!)に通してから、乾燥機で乾燥していました。
洗浄専門のパートさんにやってもらっていたので、うろ覚えです。
すみません。m(__)m
コスト削減のためのご質問と思われましたので、蛇足ですが付け加えますと、チップはメーカーによっても値段が結構違ってきます。
より低価格のものをお求めになられるのも一計です。
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