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試薬のカタログなどで『特級』『JIS』『生化学用』『分子生物学用』などがあるのですが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか?
どれか一つずつでもいいので、どなたかわかる方がいらっしゃったらよろしくお願いします。

A 回答 (4件)

医薬品の開発に携わっている物です。


特級についてですが、基本的には日本工業規格(JIS)に試薬特級、試薬一級など規格が決められています。
純度が高いなどです。
分子生物学用は、分子生物学の実験で混入していては困るDNase、RNase等が混入していないことを確認しています。
生化学用は実はよくわからないのですが、生化学試験用の試薬でかなり高純度の試薬(特殊な試薬が多い)と認識しておりました。

他にはHPLC用なども高純度ですが、HPLC用試薬や試薬特級などは分子生物学用とは異なり、DnaseやRnaseは含んでおります。

そのため、目的に応じたグレードを選択する必要があります。

また、試薬によっては、わざわざ純度の低い物など作っておらず、グレードが違っても中身が同じなんて物もあります(規格試験はもちろん違います)。
試薬屋さんに聞いてみるのが楽ですね。
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この回答へのお礼

>みなさま

多数の回答ありがとうございます。

分子生物用は何となくDNase、RNase freeになってるのかな?くらいには思ってたんですが、色々と勉強になりました。

今後必要に応じて試薬屋さんにも聞いてみようと思います。

本当に助かりました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/12/17 09:54

分子生物学用は多くの場合、核酸分解酵素が入っていないいわゆるDNAse, RNAse freeというグレードで核酸の分解活性が無いことをチェック済みだとおもいます。

特級は一般に日本の会社の最高ランク(精製度)のもので、一級、二級を置いていない商品もおおくあります。エタノールなど消毒用、洗浄用、試薬として使用するなどを純度(価格に反映)にあわせて使い分ける場合などに気にしますね。ご参考までに。
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特級は、一般的に試薬メーカーが決めた特級のグレード規格に適合する品質のもののことです。



JISはJISの試薬の規格(JIS Kが主ですが)に適合する品質のものです。

生化学用は、生物試験に用いるもので、例えば、抗生物質などは試薬として販売されていますが、生化学用や細胞培養用などがあります。それらの用途に問題のない品質にしたものです。分子生物学用も同様です。
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はじめまして、よろしくお願い致します。



1つしかわかりません。

わたしは、高校の時に科学部にいました。

試薬は、特級を使用していました。

純度が違うのかと思われます。

値段で高いものが純度が良いと思われます。
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