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手元に年末調整の控除申告書があります。
現在保険未加入です。
(税引前収入約330万円・30歳女未婚)

生命保険で一定の要件が合えば控除できるようですが
保険に加入した方がお得ですか?

例えば日本郵政公社の養老保険加入とします。
年払10万円以上支払で10年後、満期保険金100万円+契約者配当金。

怪我や病気をせず満期になった際に100万円もらうと仮定します。
会社の年末調整による還付や、住民税が安くなる事で
保険に加入した方がお得なのでしょうか?
お得であれば加入しようかと考えています。

回答よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 こんにちは。



■「所得控除」と「税額控除」

・税金の控除には「所得控除」と「税額控除」があります。

・「所得控除」は課税所得からその金額が控除されるものですから、控除額がそのまま所得税から引いてもらえるわけでありませんので、思ったほど税金が安くならないです。

・一方、「税額控除」は、文字通りその控除額が、所得税額から引いてもらえます。
 給与所得でこの控除に該当するのは「住宅借入金等特別控除」、いわゆる「住宅ローン控除」のみです。

(所得控除)
http://www.taxanswer.nta.go.jp/1100.htm
(税額控除)
http://www.taxanswer.nta.go.jp/1200.htm

■生命保険料控除

・「生命保険料控除」は「所得控除」です。

(生命保険料控除)
http://www.taxanswer.nta.go.jp/1140.htm

---------
 以上が、ご質問に関係することと思われます。これを元に、シュミレーションをしてみますと…

■前提

・年収330万円
・生命保険料…年10万円 ← 控除額は1/2で、5万円になります。
・その他、特別な控除(扶養控除など)なし
・定率減税なし(今年で終わりますので)

■所得税の計算式

 [年収330万円-基礎控除38万円-給与所得控除65万円-(生命保険料控除5万円)]×税率10%(年収195万円超~330万円以下の税率)

(所得税の税率)
http://www.taxanswer.nta.go.jp/2260.htm

・生命保険に加入した場合の税額
 222,000円…(a)
・生命保険に加入しなかった場合の税額
 227,000円…(b)
・差額
 (a)-(b)=5,000円

■「所得税」と「住民税」への影響

・所得税
 上記のとおり、10万円の保険に加入されますと5千円の減税になります。

・住民税
 税率は、来年から一律課税所得の10%です。
 年額10万円の生命保険に加入されますと、生命保険料控除5万円が課税所得から減額になりますから、

 5万円×10%=5千円の減税

・合計で
 1万円の減税効果

■結論

・10万円の生命保険に加入されますと、概ね1万円の減税になります。
 ただし、保険料が10万円を超えた場合でも控除額は5万円が上限ですから、あなたの収入に変化がない場合は「概ね1万円の減税」が上限です。

・低金利の今ですと、10万円の支払で1万円の減税があると、お徳感はありますね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
非常に分かりやすくて理解できました。
本年中に間に合えば保険加入し
年末調整か確定申告を行う事にします。

お礼日時:2006/12/11 17:51

得というよりも税金が少し返ってくるといったほうが適切かと思います。

せっかくでしたらお話だけでも聞いてみませんか?きっとお役に立てるかと・・・
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/12/11 17:52

税金が安くなります。



http://www.taxanser.nta.go.jp/1140.htm
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/12/11 17:52

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