プロが教えるわが家の防犯対策術!

今度家を建てる予定でいるのですが、同じHMで建てている方のブログの経過報告を見ていて疑問に思ったのですが

ミキサー車が現場に到着後「ポンプ車のホースが生コンで詰まらないように」モルタルと水をまぜたそうです。

何を心配しているかというと、やはり現場での水を混ぜる事によるシャブコンが起こらないかという事です。混ぜ合わせの割合も良く分からないですし、現場で詰まるのでと言われてしまえば、納得してしまうと思うのですが、なんかとても不安です。

A 回答 (5件)

シャブコン、偽装問題など断片的な情報が氾濫しているため、つい疑心暗鬼的な傾向になりがちな昨今ですね。


技術的なことは既に専門家が回答されたとおりだとおもいます。、
>なんかとても不安です
そうですよね、一生1回限りの高価な買い物ですから。
そこで、貴方が信用(100%ではないがそれなりに)できると、ご自分で判断されたHMと契約することを前提にすれば、専門知識無しでも安心できるように、つぎのことをお奨めします。

1.HMの現場担当者とお互いに信頼関係を保つ努力をする。
 (場合によっては担当者の交代要求もあり)
2.基礎コンクリート打設については、計画的に次の工程計画をHMに樹立させる。
 (1)配筋や型枠はコンクリート打設の前日までに完了させる。
 (2)コンクリート打設は午前中にポンプ車が帰れるようにする。

以下は蛇足です。
シャブコンにする動機
A.意図的に不良コンクリート構造物を築造する。(例外的な超悪質犯罪)
B.材料費を不当に節約するため生コンを水で薄めて増量する(まれなケースで、ほとんど利益なし)
C.打設費用を不当に節約するため、生コンに水を混ぜて軟らかくして流れやすくする(悪質業者)
D.17時までに終業するため、作業員(打設経験豊富でも、コンクリート工学的現場教育を受けていないか、認識不足)が生コンに水を混ぜて早く作業できるようにする。(ありそうな話し)

◆かなり低レベルなHMでない限り、普通の戸建て住宅でシャブコンが発生するとすれば、↑のDの原因ぐらいだと思います。
こればかりはHMの監督の目を盗んで作業員がやることなので、その予防策として前記の工程計画を提案いたしました。

「無責任発言」
報道などでみる問題のシャブコンは大規模構造物や複雑な鉄筋コンクリート構造物などではないかと思います、戸建て住宅の基礎程度ならあまり神経質になる必要ないでしょう。
シャブコンの心配より、完成までの間HMの現場担当者とのコミニュケ-ションが大切だと思います。
用心に越したことはありません、どうか良いお家が建ちますように。

この回答への補足

HMの現場担当者とは当日まで良く打ち合わせをしたいと思います。Dについては、施工時間を気にしている作業者の方は起こしがちなような気がします。我が家は最悪の2月にに施工予定でいますので、生コンの硬さも施工しにくい状態になりそうな為、注意して目を光らせたいとは思ってます。ご丁寧にご助言有難うございます。参考にさせて頂きます。

補足日時:2006/12/13 20:10
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この回答へのお礼

補足にレスを突けてしまった^^;
ごめんなさい。

皆さん丁寧な回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/12/13 20:21

通常ポンプ車で打設する際には打設する直前にモルタル(水・セメント)を先送りしそのモルタルは破棄します。


これは他の回答者さんが言っているように、配管の詰まりを防ぐ為や生コンの圧送中の材料分離を防ぐ為です。これ自体は問題ありません。
しかし注意したい点があります。
・モルタルをそのまま型枠内に入れている。
・ミキサー車の生コン自体に水、モルタルを混入させそれを打設している。
このようなことをすると生コンの配合はめちゃくちゃになり、強度不足、耐久性低下、クラック等の問題がでてくる恐れがあります。
基本的に水を現場で”混ぜる”という行為は見逃してはいけません。先に”通して捨てる”なら問題ないです。
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この回答へのお礼

>・モルタルをそのまま型枠内に入れている。
>・ミキサー車の生コン自体に水、モルタルを混入させそれを打設している。
立ち会う気まんまんなので、以上の事がされていないか注意したいと思います。参考になるご意見ありがとうございました。

お礼日時:2006/12/13 19:54

結論から言いますと、これはごく普通に行われている風景です。



質問の意味というのがはっきりしていないので、もう一度整理したいのですが、        

>ミキサー車が現場に到着後「ポンプ車のホースが生コンで詰まらないように」モルタルと水をまぜたそうです。

という{モルタル}が「ポンプ車」で作られ「すぐに捨てられる」という設定のことを限って言えばのことです。

 通常、コンクリ打設をする前にはセメントと水を混ぜた「セメントペースト」というのをホースに流します。これはモルタルではなく「ペースト」と私が書いてあるとおり、かなり水に近いものです。どうしてか、というと、簡単に言えば打設時のコンクリートがホースを通して流すときに詰まるからです。
 素人目から見るとミキサー車にあるコンクリは水が混ざっているので、そう簡単には固まらないだろう、と思いがちですが、意外とすぐに固まります。ましてやあの狭いホースの中ですからコンクリの熱(コンクリート自身にもかなりの熱がある)とコンクリとホースとの摩擦熱によって、その固まり具合というのは早くなります。
 これは私自身が経験したことですが、あの固いホースがコンクリの固まりによってパンクしたことがありました。もし、ホースを弁償してもいい、という覚悟があるなら、ホースにセメントペーストを流さずに打設してもらえるよう言えばすぐにわかります。
それくらい、コンクリは打設の際、ホースの中ですぐに固まるのです。なにしろ、洗ったホースでさえパンクしたのですから。(通常は滅多にない)
 もしこの話が「ミキサー車内のコンクリに水を混ぜている」というなら、このコンクリは粗悪なコンクリなので処分してもらうのは当然です。

 あと水分に関してですが、ご存知のようにコンクリは水和反応により固まるという性質をもっています。参考書やら本を見ていると、余計な水分を控える、というのが大原則ですが、逆にコンクリは水が命ですので少なすぎてもいけません。
 実をいうと、現場にいるとここが難しいのです。
 例えば、型枠の合板ですが、この板は意外と水分を吸います。剥離材というのを塗っていれば水分の吸収率はかなり低いですが、その剥離材は現場の職人さん達の判断で塗られることも多く、まちまちです。
 そこで通常は「水洗い」という作業をコンクリ打設の前に行います。型枠に着いた汚れ等を落とす、という意味ですが、実はこの行為を行うことによって乾いた型枠に適度な水分を与え、コンクリ打設の際の、コンクリにある水分を吸収しない役目も果たしています。
 この「水洗い」は天気のいい日なら特にコンクリ打設直前に行わさせるのがいいと思います。
 それと打設のみではなく、打設後も肝心で、私がコンクリの家を建てるなら一週間は側枠を外さず水散布養生をするでしょう。(しかし、公共工事でさえここまでやっていませんが・・・)
 家というのは、ものすごい金持ちならいざしらず、普通の人にとっては大きな出費ですし大切な財産です。ですから、出きるだけ知りあいを通じてでも、信頼のおける人に立ち会ってもらうのがいいのかもしれません。
 
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この回答へのお礼

セメントペーストというのがあるのですね、それはやわらかいペーストをホースに流す事でホースの内部に滑りやすいマクを作り詰まる事をふせいでるという事でしょうか、つまりはペーストを流すが、それは捨てって次に生コンを流すというイメージでいいのかな。
型枠も大事なんですね、大変参考になりました。設計との打ち合わせで、最低でも一週間の養成期間は取るよう相談したいと思います。
参考にさせて頂きます。お答え頂きありがとうございました。

お礼日時:2006/12/13 19:42

それは先送りモルタルの話だと思いますが。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/12/11 19:48

 もしそれが本当ならそのコンクリートは打設し直しを要求するべきです。

コンクリートの施工は水管理の一語につきます。コンクリートが固まるのに要する水は極く僅かで、水は少ないほどいいコンクリートができると言っても過言ではありません。
 土木構造物では高い強度が要求されるので少ない水のコンクリートを施工するのが常識になっているのに対し、建築ではそれほど高い強度が要求されないことが主な原因ですが、土木屋から見ると信じがたいほど水を多くしたコンクリートが使われているのが現状です。その理由は施工のしやすさなのです。
 ですから打設時に更に水をまぜるなどということは絶対にやってはならないことなのです。こういうことが平気で行なわれる現在の建築施工は大変問題があると常々感じている土木屋です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>打設時に更に水をまぜるなどということは絶対にやってはならないことなのです。
この点を注意し現場で目を光らせたいと思います。

お礼日時:2006/12/11 19:47

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