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・以下、子供に聞かれて、返答に窮してしまいました。
 ご見識ある方、教えて下さい。

Wikipediaによると、ドライアイスの凝固点は、-79度(一気圧)だそうです。
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9% …
一方で、世界記録の最低気温は ー89.2度C (南極、1983年7月)だそうです。
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%97%E6%B8%A9

 そうなると、その日は、二酸化炭素がドライアイスとなり、地面にごろごろ落ちていたのでしょうか? 空気中の二酸化炭素濃度も、非常にに薄くなっていたのでしょうか?

A 回答 (2件)

大気中の二酸化炭素の分圧が、ー89.2度における二酸化炭素の飽和蒸気圧よりも高ければ、雨が降るごとく、ドライアイスが降ってくるかも知れませんが、そう言うことはないでしょうね。

その程度の温度では、大気中の二酸化炭素の分圧の方が低くなっているはずです。

つまり、-79度では二酸化炭素の分圧が1気圧にならなければ固体にならないということです。
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この回答へのお礼

迅速な回答、ありがとうございます。

お礼日時:2006/12/26 12:42

#1さんに補足します。



> ドライアイスの凝固点は、-79度(一気圧)だそうです。

 これはドライアイス純品(つまり,二酸化炭素だけを容器に入れて測った場合)での事です。

 下記ページにもあります様に,空気は N2 78.03%, O2 20.99%, Ar 0.933%, CO2 0.030%, H2 0.01%, Ne 0.0018%, He 0.0005%, Kr 0.0001%, Xe 0.00001% の容積比の混合物です。

 ・http://www4.ocn.ne.jp/~katonet/kagaku/kitai.htm
  空気の組成 (平均分子量 28.966)

 で,圧力もこの容積比に対応(比例)して分担します。この分担する圧力が,#1さんがお書きになっている「分圧」です。

 つまり,「二酸化炭素の分圧(二酸化炭素が分担する圧力)が1気圧になった場合に-79度で凝固が起こる」訳です。二酸化炭素は容積比で空気の 0.030% ですから,二酸化炭素の分圧が1気圧になるのは「空気の圧力が34気圧位になった時」です。

 よって,お書きの様な現象は現実には起こりません。

参考URL:http://www4.ocn.ne.jp/~katonet/kagaku/kitai.htm
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この回答へのお礼

分圧についての分かり易い説明、ありがとうございます。
簡単には、ドライアイスの雪は、降らないということですね。

 ありがとうございました。

お礼日時:2006/12/26 12:46

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