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自作パソコン用の電源には5000円~8000円程度の比較的安い電源と、
15000円以上する高額な電源があります。
最大容量はどちらも変わらず、売り上げランキングなどを見ると安いほうが売れているようです。
この値段差には何があるのでしょうか?
一番大きな差って何ですか?

A 回答 (5件)

★昔、電源を設計・製作していた趣味の持ち主です。

→専門はデジタイル回路。
・安定化電源の装置を設計するときに、一番お金がかかるのが『トランス』という
 変圧器です。これが、出力電圧や出力電流(電流容量)の性能をまず決めます。
・また、同じ容量や電力(ワット)でも最大出力時の出力電圧が安定していることが
 一番重要です。→最大出力(容量)が大きくても大電力を取り出したときに電圧が
 下がってしまっては意味がありません。
・次に、重要なのが『コンデンサ』という部品ですが、容量が大きいタイプはそれ
 なりに高価になります。ただし、多くの場合は『アルミ電解コンデンサ』が使用
 されていますので寿命が全体的に長持ちしません。
・あとは、パソコンのような電子機器の電源なので『ノイズ除去フィルタ』の回路
 の性能がいろいろあって、より多くのノイズ成分を除去できるタイプが部品の数
 などが多いため金額も自然に高価になります。
・というわけで、安い電源と高価な電源ではいろいろと内部の部品の質や、ノイズ
 による回路などを、どこまで性能を良くするかで決まります。

結論:
・よって、私の結論は一番大きな差が『トランス』という変圧器の安定して電力を
 供給できる『質』って事になります。
・ほかにも、熱を下げるための冷却システムのタイプによっても変化します。
 放熱板の大きさや、ファンなどいろいろとね。

最後に:
・買うときは電圧を安定して供給できるタイプを選びましょう。→詳しいカタログが
 あれば見せてもらってね。
・金額的には、8,000円~10,000円クラスがちょうどバランスが取れていると思います。
・以上。おわり。
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やはり皆さんが言っているように、安定性と効率と寿命です。

この中の寿命に関しましては、安全が掛かっていますので重要だと思います。

当方安物の電源の場合は、時たま中を開いて確認をしています。コンデンサーのふくらみは無いか、抵抗の色変化はないかなどです。

実際に安物の電源では、1年ほどで、抵抗周りが焦げたものもありますし、コンデンサーがパンク寸前の物もありました。

今までに電源からの火災(火花が出た程度)は2回ほど経験していますので、PCの置いてある部屋は、天井に煙感知器と自動消火器(消化液が入ったガラス管が100℃で破裂するもの)を念のため2台取り付けています。
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同じカタログスペックでも使っている部品の質が違います。

安い電源は海外製の安い部品を使っていますが高い電源は国産の高品質の部品や海外製でも品質の高いものを使用しています。これは電源を使い始めたばかりでは差が現れませんが使い続けていると安いものは出力が弱まってきたり故障することもあります。少なくとも自分の今までの経験から自作をするときは電源はお金を掛けてケチらないことにしています。
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実際にスペックの使い方をして安定動作できるかという点で、5000円以下とそれ以上に分けられるかと。

実際のPCは、せいぜい200Wですので、安い電源でも問題になりにくいですが。
1万以上の電源については、寿命かと。コンデンサーの質が物を言います。安めの電源買って、コンデンサーを交換するスキルを手に付けるのも手ですが。
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幾つか考えられます。

同じ容量やそれ以下でも
http://www.ne.jp/asahi/gf2m/itu/capacity_parts/p …
のように、200Wのこの電源は12V(最大13A)に重点を置いてあるので、他の230Wより12V(最大10A)より容量がでかい(その代わり5Vや3Vは少ないけど)。
いい電源は均等に高くても、安い電源は12・5・3.3Vのどれかに偏ってたり、また各Vの最大電流が全く同じ電源でも、使っているパーツがよかったり(高耐久&高熱に強かったり)など。容量によるけど1万円前後の電源がいいかと(^^♪。

だいたい同じ容量の安い&高い電源の各Vの最大許容量を見比べれば、安い方は偏ってたりします。
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