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英語の文法(関係代名詞やら現在完了形やら過去形やら)にあるものはドイツ語にも全てあるのでしょうか?ぜひお教え下さいませ。

A 回答 (5件)

両者とも西ゲルマン系に属するため、大きな文法項目においては大体一致しますが、意味用法には違いが多くあります。

1番さんの挙げた過去の用法もその一つで、英独ともに単純過去、現在完了(複合過去)ともにありますがその用法に違いがあるということです。その他の違いとしては、

名詞の性が独語は文法性(男女中)なのに対して英語は自然性である。そのため英語では名詞の性は4つ(男、女、中性(無性)、通性(男女どちらも指せるもの))ある。

独語では関係代名詞の前には必ずコンマを打つ。このため制限用法と非制限用法は形態上区別できない。また、the house which I live in のように前置詞を後ろに回すことはできない。das Haus, in dem ich lebe (the house in which I live) のようにしか言えない。疑問詞も同様で What are you looking for? のように前置詞を後ろに回すことはできない。

独語の現在形は習慣と現在の状態の両方を表すので、進行形はない。

the boy playing in the garden のような分詞の後置修飾ができない。代わりに der im Garten spielende Knabe (*the in the garden playing boy) のような冠飾句や der Knabe, der im Garten spielt のように関係代名詞を使う。(これと関係するのか、関係代名詞が英語ほど「重く」感じられないようです。Energie, die schmeckt「おいしいエネルギー」これはタブレット菓子のパッケージに書いているものですが、英語では Energy that tastes good とは書かないでしょう。おそらく tasty energy とか簡潔に書くでしょう。)

分詞構文は英語ほどよく用いられない。接続詞を用いて文意をはっきりさせる方が好まれるようです。

思いついたことを書いてみましたが、細かい語法や語順など違いはたくさんあります。似ているからといって英語の常識を働かせないことが大切です。(英語の常識はヨーロッパ言語ではむしろ非常識)
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英語にあってドイツ語にないものと言えば、他には動名詞があります。


ドイツ語にも現在分詞はありますが、動名詞としては使えないということです。ドイツ語にも動詞から名詞を作る -ungという接尾辞がありますが、全ての動詞に適用されるわけではありません。#3さんが仰る「ドイツ語を学ぶのに英語を頼りにしすぎると間違いの元になると思いますよ。」の部分ですが、これはどちらも日本語を基軸として学習した場合に、類似性のある言語を学んだ時に、先に学習した言語の癖や固定観念を引きずるために起こる現象です。もし、英語がかなりできるのなら、最初から英語を介してドイツ語を学習すれば逆に回避できます。
喩えは悪いですが、ある意味性教育とも似ています。つまり、アプローチを間違えると失敗するが、避けてばかりいても不都合が起きるんですよ。
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前の方々の詳細な回答があるので私の回答はあまり役に立たないと思いますが…



まずドイツ語には現在進行形がないですね。

他には能動態において間接目的語である名詞を、受動態にしたとき主語にすることが出来ません。
I give you a present. は you are given this present by me. と出来ます(あくまで文法的に、というレベルの話ですが)。
しかしドイツ語で Ich gebe dir ein Geschenk. を * Du wirst ein Geschenk von mir geben. とは出来ません。
たぶん自分が直接触れたり、帰属する人を変えたりするのが贈り物だけだという考えからだと思います。

あと関係詞の省略がほとんど出来ません。
The boy (who) I'd just seen wasn't here anymore. みたいに * Der Junge, (wen) ich von kurzem gesehen hatte, war hier nicht mehr. という風には出来ません。

他にはあんまりぱっと思いつきませんね。
ドイツ語にあって英語にないのなら結構あると思うのですが。
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英語にあってドイツ語にないもので一番気に成ったのは"現在進行形”でしょう。

ドイツ語で現在進行時制を現すのには”今”を表す副詞を現在時制と一緒に使うことになる筈です。
ドイツ語にも動詞の現在分詞はありますが、英語とは違う働きをします。ドイツ語では現在完了形と過去を表す副詞を一つの文章に使うことができる。英語ではI(人称代名詞)は大文字で書かれるが
ドイツ語ではichのように小文字で書かれる。
その他ドイツ語と英語の違いを書き始めたら限がありません。ドイツ語を学ぶのに英語を頼りにしすぎると間違いの元になると思いますよ。
違う別々の言葉として学ばれることをお勧めいたします。
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delaさんの質問ですが、つまり、英語の文法と独逸語の文法が同一か?という意味でしょうか?〔例えば、英語の語彙を独逸語の単語に置き換えれば独逸語になるというような〕だとしたら、独逸語と英語は別物といえます。

例を挙げてみると、独逸語で過去を表すには二つの可能性があります。一つは、英語で言う完了形の形で、ドイツ人は専ら話し言葉の過去形としてこれを使います。もう一つは英語と同じような過去形で、これは主に公の文章などに使われます。それでは、〔何々していた〕などの完了形の表現は?というと、彼らは文脈でそのニュアンスを捉えているようです。反対に、独逸語には名詞に性があったり、格変化があったりと、英語にはない文法もあります。
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