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仏教の 各宗派の基(開祖)は、それぞれですよね。
仏教の基ってお釈迦様? でしょうか?
で、「お釈迦様には戒名、墓、葬式がありません」で宜しいのでしょうか
また、唐突ですが、観音様ってだれ??

A 回答 (3件)

曹洞宗の僧侶です。


ご存知の通り、仏教はお釈迦さまが説かれた教えを基にしています。
お釈迦さまには我々が付けるような戒名はありません。戒名は仏弟子が守るべき仏戒(お釈迦さまの戒め)を守り仏弟子となることによってつけられる名前で、お釈迦さま自身は開祖であり戒を説かれた本師であるために戒名を必要としませんでした。
もっとも、悟りを啓かれて仏陀となられた後のお釈迦さまを釈迦族の王子であったころの俗名でお呼びするのはふさわしくない、あるいは仏法(仏教の真理)と合一し生物的肉体を超越した存在であるお釈迦さまを人間としての個人名でお呼びするのはふさわしくない、といった理由から固有名詞ではなく名号として様々な呼び方が考えられました。たとえば「如来の十号」と呼ばれるものなどがそれにあたります。
お釈迦さまが亡くなった後、弟子達によって葬儀が営まれました。火葬されたお釈迦さまの遺骨は最初8つの仏教国に分骨され、それぞれ遺骨を納める仏塔(お墓)が建てられました。その後、時代が下るにつれ再分骨が繰り返され、最終的には8万ヶ所のお寺に分骨して祀られることになったと伝えられています。
長い間に、どの仏塔やお寺が本物の遺骨を納めているのか分からなくなり、お釈迦さまが実在の方であったかどうかも疑問視する意見が多くなっていましたが、1898年にイギリス人のウイリアム・ペッペという人が、自分の荘園内にあった古い仏塔跡を発掘したところ、「これは釈迦の遺骨である」という意味の言葉が記された遺骨の壷が発見され、学術的な調査によって、これが本物であると判定されています。この遺骨はタイ王室が管理することになり、その一部が日本にも贈られて名古屋にある覚王山日泰寺にお祀りされています。

観音菩薩は、本来、悟りを啓いて仏陀となられるべき立場の方ですが、あえて解脱せずに菩薩として娑婆世界に留まり、一切衆生の救済を請願とされた仏さまです。救いを求める衆生の声をひとつとして聞き逃さないというところから「観音」あるいは「観世音」「観自在」などと呼ばれます。
変化観音としてよく知られる「十一面観音」や「千手観音」は、こうした観音菩薩の功徳をより強く表現した姿といわれています。また、救いを求める者の置かれた状況、立場、願いなどにより様々に姿を変えて現れるとされることから、様々な変化観音が考え出されています。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなって申し訳ありません。
すっきりしました。有難う御座いました。

お礼日時:2007/01/20 12:47

仏教=(釈迦の教え)ですね。


そしてお経を基にしてまた独自の解釈して開いた人が開祖になると思います。日本の場合は最初の教えからみれば少し時代背景により変化してると言われているみたいです
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仏教はお釈迦様が開かれた宗教です。

俗界にいたときの名はゴータマ・シッダルタです。墓はちゃんとあるようですよ。お葬式もやったようです。入寂のときには弟子達が回りに集まって嘆き悲しみ、遺体は荼毘にふされて川へ流されたそうですから、当然葬式もあったでしょう。その頃にはたぶん戒名という習慣は未だなかったでしょうし、お釈迦様は生前から仏になられてますから戒名を差上げる必要はないでしょう。
観音樣というのは菩薩ですから、悟りを開かれた人です。しかし観音という人が実在したわけではなく、ゾロアスター教やヒンズー教の影響を受けた想像上の人物のようです。詳しくは下記をどうぞ。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/観音菩薩
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