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村上春樹の翻訳(英訳)はAlfred Birnbaumが多くを手がけており、「ノルウェイの森」も当初はAlfred Birnbaum訳のものが出版されていました。しかし、現在ではJay Rubin訳が出版されているようです。なぜAlfred Birnbaum訳版を絶版にし、Jay Rubin訳版を新たに出版し直したのでしょうか。

「羊をめぐる冒険」や「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」はAlfred Birnbaum訳、「ねじまき鳥クロニクル」はJay Rubin訳が現時点では出版されています。

A 回答 (2件)

それに関する村上氏の発言を見ていないので推測です。


誰かちゃんと知っている人から回答が来ると良いのですが。

アルフレッドさんのことは知らないんですが、少なくとも、ジェイ・ルービンさんと村上春樹さんは気が合って仲良しのようです。
著者が昔の作家ですでに故人というのでなくて、現代の作家で存命中の場合は、翻訳者が著者に「これはどういう意味なんですか? ここはどう訳せば良いか?」と問い合わせたりします。
そういう点でも著者と相性が良い訳者のほうが良いので、ルービンさんのほうがそうだったのかもしれません。
また、村上春樹さんの場合はご本人が英語が解りますから、英文を読んでしっくり来るかどうか(自分が表現したいことに沿った英文かどうか)というのもあるのかもしれません。
小説の翻訳は、単純に直訳すればいいというものでもないので・・・・。

ただ、絶版というのが出版社の都合なのか作者の意向なのか何なのかわかりませんけれども。

この本は未読ですが、カスタマーレビューを読むと、ルービンさんと村上さんはやっぱり仲良しのようです。
翻訳は訳者によって変わりますので、こういう理解者が訳してくれば、理想的ではあるでしょう。
  ↓
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%82 …
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追加です。


アルフレッド・バーンバウムさんは、ハルキさんにとって個人的にはよく知らない人だったような気もします。
ただ自分の作品を翻訳した人、というだけの。
気がするだけで、自信ありませんけれども。

誰か書いてないかなと思って探してみたんですが、そうそう、「翻訳夜話」で読んだのかも・・・
ここ他人のブログのURLを貼ってもいいんでしたっけ??
貼っちゃいますけど(Googleで「アルフレッド・バーンバウム 村上さん」というキーワードで探してみた結果の中から見つけただけです)
Norwegian Woodというタイトルの回をご覧ください。
http://ciaopeanuts.jugem.jp/?cid=8

「翻訳夜話」は翻訳に関する対談本なのですが、そこで語られていることが書かれています。私もこの本一応持っているんですが、しっかり読んでいないものでうろ覚えです。
春樹氏も嫌いとまでではないみたいですけどね。

『翻訳夜話』をお読みになると参考になるのかもしれません。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166601 …
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この回答へのお礼

ジェイ・ルービン氏と、アルフレッド・バーンバウム氏の村上春樹氏との関わりの違いが背景にありそうなことがご指摘で分かりました。直接の答えが分からなかったとしても、このような背景も興味深いところです。

また、挙げていただいたブログについても参考になりました。おそらく村上氏はバーンバウム氏よりもルービン氏の翻訳を好んでいるであろうことが推察されます。

2つのご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/16 08:02

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