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イオンの定性分析の実験を行ったのですが、どういう変化が起こっているのかがわかりません。
(1)塩酸酸性の試料(鉄とニッケルが含まれていると教えられている)を用意…これは無色透明でした(に見えました)
(2)試料にアンモニア水を滴下して塩基性にする…透明の黄褐色に変化
(3)これを加熱…黄褐色のもやもやした沈殿Fe(OH)3が生じた

というものだったのですが、(2)の「黄褐色」はFe3+イオンの色ですよね?
しかしもとの試料がFe2+だったのか3+だったのか、2+だったとしたらなぜアンモニアで塩基性にすることによって3+になったのかがわかりません。
それに、そもそもアンモニア水を加えた時点で沈殿が生じるのではないのでしょうか?なぜ加熱が必要なのでしょうか?

長い質問ですみません。

A 回答 (1件)

塩酸酸性で銀や鉛を沈澱させた後、水酸化物を沈澱させます。

その時鉄が入っている可能性があるときは硝酸を加えて酸化します。鉄を3+にするためです。その後煮沸します。酸化を完全にする、余分の塩酸や硝酸を飛ばすという目的でしょう。その後アンモニアを加えて水酸化物の沈澱とアンモニア錯イオンとの分離をします。Fe(OH)2よりもFe(OH)3の方が溶解度が小さいので沈澱がより完全になります。
確かこういう手順だったと思います。
2+の鉄は青緑ですが薄いと分かりません。ニッケルは緑ですが薄いとわかりにくいです。はじめ無色に見えたというのはそのためです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。やはり最初の色は薄くて消えていただけのようです。また、最初の試料はFe3+で、アンモニア水を滴下すると沈殿を生じるがこれを促進するために加熱したのではないか・・・と思いました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/02 23:51

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